おばちゃんDays

調理師たき子によるオオサカのおばちゃんブログ

ドーピングシューズ?と揶揄されたナイキ厚底シューズは禁止になるのか?

イギリス紙が報道

こんにちは、たき子です。

1月15日、ナイキ厚底シューズが競技での使用禁止になるかもしれないと、イギリス各紙が報じました。

一年前たき子が記事にさせていただいたランニングシューズ、ナイキ厚底シューズヴェイパーフライ」シリーズです。

昨年の記事はこちら↓↓
「もはやドーピングシューズ?」ナイキの厚底シューズ『ズームヴェイパーフライ4%』


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イギリス紙「The Telegraph」によると、

世界陸連はヴェイパーフライを調査するために専門家を集めた
まもなく競技での使用を禁止する新たな規制を導入するとみられる

ということです。

これが『ズームXヴェイパーフライネクスト%』↓↓



特徴的な厚底に反発力を生むカーボンプレートが入っていて強い推進力が得られるのだとか。

「跳ねる感じ」
「疲れずにスイスイ進む」

と、アスリートのみならず市民ランナーの間でもにも人気なのだそう。


トップ選手が履いている

実際に今年の箱根駅伝でも多くのランナーがヴェイパーフライを着用しています。



優勝した青学も履いてますね〜。



現在マラソン世界記録を持つ男女両選手も着用。

昨年秋のMGC(マラソングランドチャンピオンシップ)でも上位10名のうち8名が履いていたのだそうです。



そう言われてみれば足元ピンクだらけ!


規則はどうなってるの?

世界陸連の競技シューズの規則では、

すべてのランナーが合理的に利用可能でなければならず不公平なサポートや利点を提供するものではあってはいけない

という決まりがあり、これに抵触するかどうかが争点になるとイギリスメディアは報じているそうです。

規則はもっともだけど、これだけ主流になっていているシューズを禁止するといういまさら感を感じずにはいられません。
既にすべてのランナーが着用可能なのでは?と思うのですが(他シューズメーカーのスポンサー縛りはあるとしても)

こういうスポーツと道具問題って、どこからどこまで容認するか難しいですよね。

今回ヴェイパーフライを禁止してもいたちごっこのような気がするし、カーボンが駄目なら先々は靴にカーボンが仕込まれているか検査をしはじめたりして。

究極の公平さを求めるなら全員裸足になってしまいます。


求められる早急な決断

今月末にも結果を報告するのだそうで行方を見守りたいと思いますが、東京オリンピックまであとわずか。

いずれにせよ早い決断が求められますよね。

振り回される選手にとってはいい迷惑ですから。


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正直たき子でさえ1年前に耳にしていたこの件をなぜもっもと早く論議してこなかったのか疑問。

日本でも大学入試共通テストで国語・数学の記述式問題が延期になりその対応の遅さに批判が集まっていますが、当事者を軽視してると思われても仕方ない決断の遅さは日本に限らないのかもしれません。

※この記事の写真は日本テレビ「news every」からお借りしました