おばちゃんDays

調理師たき子によるオオサカのおばちゃんブログ

防災しようぜ!阪神淡路大震災から25年

こんにちは、たき子です。

今日で阪神淡路大震災から25年ですね。

東日本大震災の被害があまりにも甚大だったので阪神淡路大震災の事はかすれてしまいそうですが、あの夜明け前の突然の突き上げは想定外と言うしかないものでした。

それまでは、大正12年の関東大震災や日々起こっていたという関東地方での小さい地震を見聞きするたび関西では大地震は起こらないだろうとなんの根拠もなく思っていたんですよね。


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我が家は古くて耐震基準なんて全然クリアしてない中古マンション。

部屋ごと潰れたらひとたまりもないけど、地震で命を失う人の多くは家具や家財道具が凶器になって襲ってくるっていうから、せめて家財道具で命を落とさないよう数年前から防災を意識した部屋づくりをしているのです。


背の高い家具を処分

まずやったのは、背の高い家具を撤去すること。

息子の寝室に置いてあった洋服ダンスを処分。
中サイズのタンスも処分。

で、うちには今タンスと名のつくものは皆無で息子の服は部屋に渡した物干し棒に吊り下がってるし、たき子の服はカゴや衣装ケースに入れて押入れの中や本棚を横倒しにした簡易ローボードに収納しています。


家具を壁に固定

背の高い家具としては、本棚は残しています。

ガラス扉ははめられていないから多少本が飛び出してくる位は容認してるのよね。

本がバラバラ降ってきてもたいして痛くないのは阪神淡路大震災で実証済みだから(寝てるベットの上に本が降ってきた)

一応ステンレスのL字金具で壁に家具を固定だけはしています。


高い所に重いものは置かない

それから高い所には重いものは置かないようにしました。

土鍋や圧力鍋なんかの重いものは全て低い位置に収納し、頭より上にはキッチンペーパーとかラップの予備など落ちてきても危なくないものだけにするようにしたのよね。


ガラスが気になる!

ここまでは一昨年までにやっていたこと。
今回手を付けたのは飛び散ると危険なガラスの家具の見直しでした。

中でも、一番ガラスの面積が大きくてしかも重いこのコレクションボードは手放すことに。



実はこれ、阪神淡路大震災の3日前に神戸の新在家にあった家具店で購入したもの。

奥が鏡になっててランプがついててとっても素敵なのですよ〜。

家具店のあった神戸の新在家は被害が酷かった地域。

タッチの差で震災から免れたこのコレクションボードはある意味強運と言えますが、縁起を担ぐより実を取る現実主義のたき子なのでキッパリ決別です。


ガラス飛び散り防止シート

コレクションボードは処分したものの、処分できなかったのがガラス張りの陳列ケース。



昔、京都のアンティークショップで買った一番お気に入りの家具なんですよ〜。

昨年実家をたたんだとき実家から持ってきた食器が増えちゃってゴチャゴチャになってるけど。。。もっと余白を開ければもう少しカッコよく見えるんだけど。。。食器棚として実用的に使っているんだって証拠よね(*´艸`)

余談ですが、ほぼ同じ陳列ケースがどうやらNHKにあるようで、朝ドラ「カーネーション」では布が並べられ、「ツバキ文房具」では文房具が、朝ドラ「半分、青い」では律の実家の写真館で使われていました。


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背が低く横長だから地震で倒れる事はないだろうけど、ガラスの面積が大きくてずっと気がかりだったんですよね。

それで思いついたのがこれ「ガラス飛散防止フィルム」。



貼るのはちょっとコツがいります。

うす〜い中性洗剤液を作りスプレーで噴射してゴムベラでキレイにしたあと、再び薄い中性洗剤液を吹き付け、ガラス面より少し大きめにカットしておいたシートを当てゴムベラで中央から外に向かって空気を押し出すように密着させるのですよね。

最後にガラスの縁に沿ってカッターで切れば出来上がり。

どうでしょう、なかなかキレイに貼れたんじゃないかな〜?↓↓



備蓄食料やグッズの用意と共に安全な部屋も重要ですよね。

思いついた時が始めどき!
後悔先に立たないと申しますし出来ることから少しずつ、みんな!防災対策しようぜ〜(^^ゞ