電動ママチャリで回るおばちゃん一人旅・五島列島編⑤『奈留島へ』
奈留島とユーミン
こんにちは、たき子です。
電チャリ一人旅2019夏の続きです。
福江島を後にして向かったのは奈留島。
奈留島は、福江島からフェリーで約1時間半の小さい島です。
港を降りてまず訪れたのがここ。
長崎県立奈留高等学校。
ここにはユーミンの歌『瞳を閉じて』の歌碑があるんです。
なぜにユーミン?
実は、ユーミンこと松任谷由実が荒井由実だったころ、奈留高校の一人の女生徒がユーミンがDJをつとめるラジオに手紙を書いたそう。
それは、自分たちの高校には校歌がないから作ってほしいという内容でした。
これに応えて作られた歌が『瞳を閉じて』なのだそうです。
ご存知でしょうか?
かーぜーがーやーんだらー
おーきーまーでー
ふーねーをーだそうー
っていう歌。
たき子、ゴリゴリのユーミン世代だから♪
正式な校歌としては採用されなかったけど、歌い継がれているし、奈留島の人はみんな歌えるのだそうです。
お食事処がない!
さて、奈留島の中心部にある教会を拝んだらお昼ご飯を食べようと思ったのだけど、これが難問だったのですよ。
飲食店がほとんどないというのは覚悟していたのですが、それでも2件ほどは食堂があったはず。
ところが、お昼ご飯を食べようとウロチョロするも。。。アテにしてた店は全滅。
「本日はお休みさせていただきます」の貼り紙が。
まじっすかー!
日曜でもないしお盆休みというにもまだ早いんだけどな(;_;)
その時見つけたのが一軒のカフェ。

迷うことなく飛び込みました。
古民家を改造したという雰囲気のオシャレなお店。
サンドイッチは材料が揃わないとのことだったので『奈留チェー』を注文しました。
『奈留チェー』は、ベトナム風ぜんざい『チェー』を奈留島風にアレンジしたもの。
甘いココナッツミルクに白玉、小豆、五島特産のかんころ餅が入っています。
この塊はココナッツミルクを凍らせた物。
優しい甘さで美味しかった!
でもこれだけじゃお腹には全然たまらないけど他にないので仕方がありません。
江上天主堂へむかって出発進行〜•̀.̫•́
江上天主堂
ところが、江上天主堂まで後2kmというところであらぬ方角に案内板が。。。
ここ!?
このケモノ道を2kmも進めと( ゚д゚)
でもね、草ボーボーすぎでしょ?
どうする?ナナハンちゃん
頑張ってみる?
おそるおそる分け入ろうとしたものの、3メートルほど進んだところでさっさと引き返しました。
こんなの道じゃないっ!
あきらめようか。。。江上天主堂。
(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});
googleマップを確認してみると、このケモノ道の横に舗装された立派な道路がデーンと続いているではないですか。
ここじゃね?
いや、絶対ここやんっ!!
島の案内板はアテになりません。。。
そこからサクサク2km進むと、こんな可愛らしい教会が。

バックは森、目前は海。
重厚な教会もよいけど、これは可愛いわ♡
あきらめないで良かった!
教会建築の父、鉄川予助氏が手がけた教会で、木造ロマネスク様式の天主堂として最も完成度が高いのだそう。
外をうろうろしてると信者の方?にどうぞと招かれ、初めて教会の中へ入られせてもらいました。
よく教会内の見学は事前予約が必要って書いてあるから諦めてたのにラッキー♪
↑↑扉の上の細工も素敵ですよね!
もちろん中は撮影できないので、
お借りした画像↑↓
外観は可愛いく中は重厚感もあって素敵な教会でした。
案外見ごたえのある防風堤と
案外ショボい?ビーチロック
そこから、江上天主堂の中に招いてくださった方が教えてくれた防風堤へ行くことに。
写真中央が防風堤↓↓
このポイントは全くのノーチェック。
観光名所としてはマイナーだったから乗り気じゃなかったんだけど、風が気持ちいいよって言うから行ってみたのです。
登るのか。。。仕方ないな^^;
ところが、上まで来ると予想以上の絶景が待っていました。
ここ気持ちいい〜!
風が涼しい〜!
景色もいい〜!
来て良かった(•ө•)♡
下まで降りれそう
降りてみよっかな
降りるもんじゃなかったわ(・・;)
ケモノ道だった。。。
下から見上げたらこんな感じ↓↓
後からパンフレットで見ると「両サイドから登れますが草やヘビに注意!」と書いてありました。。。
この防風堤、なかなか楽しいポイントだったんだけど、昔ながらの風景を知ってる人には賛否両論なのだそう。
風で野菜が倒れるから作ったらしいんだけど、昔は高校生の遠足の場所だったりしたらしくて、景観が損なわれたってことらしいわ。
そして、そこからもう少し行ったところのビーチロックへ。
ビーチロックっていうのは、丸い石が石灰分で固結してる状態で珍しいのだそう。
案内板も説明板もあったし、観光名所としてもアピールしてるみたいだけど。。。
うーむ。。。地味だ。
正直、ふーんっていう感想しかなかったわ(*´艸`)
防風堤のほうが楽しかったな。
素敵な民宿『かどもち』
この島での宿は民宿『かどもち』さん。
オシャレな外観でしょう?
部屋もオシャレ。
それもそのはず、ご主人が建築士さんなのよね。
『奈留チェー』を食べたオシャレなお店もここのご主人の設計なのだそう。
三兄弟が全員大工さんで「三兄弟工房」っていう所でお土産用に工芸品も作ってるのよね。
部屋の鍵も木彫りで素敵だったよ。
夕飯は地元のスーパーでやっと調達したお惣菜。
やっとご飯を食べられたわ!
こういう海の近い宿って夕飯のメインは刺身じゃないですか。
でもたき子刺身食べられないから夕飯頼まず買い飯にしたのよね。
朝は和定食を頼んだけどね。
奈留島のビーチは地味目
次の日は次の島に移る前に奈留島の海岸へ。
こちらは奈留島のメインビーチ『宮の浜ビーチ』。
砂浜じゃなくて石ころだから透明度は高いそうなんだけど、お天気がイマイチで残念。
そこからもう一つのビーチ『舅ケ島ビーチ』に移動。
ううむ。。。やっぱり地味だな。
晴れてたらもう少しエメラルドグリーンなんだとは思うけど、それでも福江島のような華やかさは感じられないですね〜。
民宿かどもちの女将さんは「奈留島は(観光的には)あきらめてる」なんて寂しいこと言ってたけど、確かに全体的に地味。
この舅ケ島ビーチは千畳敷になってて、それなりに迫力はあったんだけど。
岩の間を波しぶきが舞い上がる様は格好良かったわ!
そして、ナナハンとたき子は次の島へと向かいます。
行き先の札を「さすべえ」に結んでみた。
さすべえって関西以外にはやはり普及してないみたい。
珍しいらしくて、
「これってカメラを固定するやつですか?」
って何人かに聞かれたもの。
固定するのはカメラじゃなくてカサなんだけどね。
せっかく誤解してくれるんだから、便乗して「そうです!カメラ用です」って言っておけば良かったかなぁ(*´艸`)
この他の電チャリ一人旅2019夏の記事はこちら
【北九州市通過編】
【とんでもない事態】
【食いしんぼの街・博多で食いだめ】
【五島列島①福江島の教会】
【五島列島②福江島の海】
【五島列島③福江島・荒川温泉の宿】
【五島列島④福江島・大瀬崎灯台とルルドの教会】
【五島列島⑥中通島の教会巡り】
【五島列島⑦中通島グルメと宿】
【五島列島⑧中通島の自然】
【ただいま博多・前編】
【ただいま博多・後編】
【再び北九州通過】
【最終回・関門界隈】
こんにちは、たき子です。
電チャリ一人旅2019夏の続きです。
福江島を後にして向かったのは奈留島。
奈留島は、福江島からフェリーで約1時間半の小さい島です。
港を降りてまず訪れたのがここ。
長崎県立奈留高等学校。
ここにはユーミンの歌『瞳を閉じて』の歌碑があるんです。
なぜにユーミン?
実は、ユーミンこと松任谷由実が荒井由実だったころ、奈留高校の一人の女生徒がユーミンがDJをつとめるラジオに手紙を書いたそう。
それは、自分たちの高校には校歌がないから作ってほしいという内容でした。
これに応えて作られた歌が『瞳を閉じて』なのだそうです。
ご存知でしょうか?
かーぜーがーやーんだらー
おーきーまーでー
ふーねーをーだそうー
っていう歌。
たき子、ゴリゴリのユーミン世代だから♪
正式な校歌としては採用されなかったけど、歌い継がれているし、奈留島の人はみんな歌えるのだそうです。
お食事処がない!
さて、奈留島の中心部にある教会を拝んだらお昼ご飯を食べようと思ったのだけど、これが難問だったのですよ。
飲食店がほとんどないというのは覚悟していたのですが、それでも2件ほどは食堂があったはず。
ところが、お昼ご飯を食べようとウロチョロするも。。。アテにしてた店は全滅。
「本日はお休みさせていただきます」の貼り紙が。
まじっすかー!
日曜でもないしお盆休みというにもまだ早いんだけどな(;_;)
その時見つけたのが一軒のカフェ。
迷うことなく飛び込みました。
古民家を改造したという雰囲気のオシャレなお店。
サンドイッチは材料が揃わないとのことだったので『奈留チェー』を注文しました。
『奈留チェー』は、ベトナム風ぜんざい『チェー』を奈留島風にアレンジしたもの。
甘いココナッツミルクに白玉、小豆、五島特産のかんころ餅が入っています。
この塊はココナッツミルクを凍らせた物。
優しい甘さで美味しかった!
でもこれだけじゃお腹には全然たまらないけど他にないので仕方がありません。
江上天主堂へむかって出発進行〜•̀.̫•́
江上天主堂
ところが、江上天主堂まで後2kmというところであらぬ方角に案内板が。。。
ここ!?
このケモノ道を2kmも進めと( ゚д゚)
でもね、草ボーボーすぎでしょ?
どうする?ナナハンちゃん
頑張ってみる?
おそるおそる分け入ろうとしたものの、3メートルほど進んだところでさっさと引き返しました。
こんなの道じゃないっ!
あきらめようか。。。江上天主堂。
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googleマップを確認してみると、このケモノ道の横に舗装された立派な道路がデーンと続いているではないですか。
ここじゃね?
いや、絶対ここやんっ!!
島の案内板はアテになりません。。。
そこからサクサク2km進むと、こんな可愛らしい教会が。
バックは森、目前は海。
重厚な教会もよいけど、これは可愛いわ♡
あきらめないで良かった!
教会建築の父、鉄川予助氏が手がけた教会で、木造ロマネスク様式の天主堂として最も完成度が高いのだそう。
外をうろうろしてると信者の方?にどうぞと招かれ、初めて教会の中へ入られせてもらいました。
よく教会内の見学は事前予約が必要って書いてあるから諦めてたのにラッキー♪
↑↑扉の上の細工も素敵ですよね!
もちろん中は撮影できないので、
お借りした画像↑↓
外観は可愛いく中は重厚感もあって素敵な教会でした。
案外見ごたえのある防風堤と
案外ショボい?ビーチロック
そこから、江上天主堂の中に招いてくださった方が教えてくれた防風堤へ行くことに。
写真中央が防風堤↓↓
このポイントは全くのノーチェック。
観光名所としてはマイナーだったから乗り気じゃなかったんだけど、風が気持ちいいよって言うから行ってみたのです。
登るのか。。。仕方ないな^^;
ところが、上まで来ると予想以上の絶景が待っていました。
ここ気持ちいい〜!
風が涼しい〜!
景色もいい〜!
来て良かった(•ө•)♡
下まで降りれそう
降りてみよっかな
降りるもんじゃなかったわ(・・;)
ケモノ道だった。。。
下から見上げたらこんな感じ↓↓
後からパンフレットで見ると「両サイドから登れますが草やヘビに注意!」と書いてありました。。。
この防風堤、なかなか楽しいポイントだったんだけど、昔ながらの風景を知ってる人には賛否両論なのだそう。
風で野菜が倒れるから作ったらしいんだけど、昔は高校生の遠足の場所だったりしたらしくて、景観が損なわれたってことらしいわ。
そして、そこからもう少し行ったところのビーチロックへ。
ビーチロックっていうのは、丸い石が石灰分で固結してる状態で珍しいのだそう。
案内板も説明板もあったし、観光名所としてもアピールしてるみたいだけど。。。
うーむ。。。地味だ。
正直、ふーんっていう感想しかなかったわ(*´艸`)
防風堤のほうが楽しかったな。
素敵な民宿『かどもち』
この島での宿は民宿『かどもち』さん。
オシャレな外観でしょう?
部屋もオシャレ。
それもそのはず、ご主人が建築士さんなのよね。
『奈留チェー』を食べたオシャレなお店もここのご主人の設計なのだそう。
三兄弟が全員大工さんで「三兄弟工房」っていう所でお土産用に工芸品も作ってるのよね。
部屋の鍵も木彫りで素敵だったよ。
夕飯は地元のスーパーでやっと調達したお惣菜。
やっとご飯を食べられたわ!
こういう海の近い宿って夕飯のメインは刺身じゃないですか。
でもたき子刺身食べられないから夕飯頼まず買い飯にしたのよね。
朝は和定食を頼んだけどね。
奈留島のビーチは地味目
次の日は次の島に移る前に奈留島の海岸へ。
こちらは奈留島のメインビーチ『宮の浜ビーチ』。
砂浜じゃなくて石ころだから透明度は高いそうなんだけど、お天気がイマイチで残念。
そこからもう一つのビーチ『舅ケ島ビーチ』に移動。
ううむ。。。やっぱり地味だな。
晴れてたらもう少しエメラルドグリーンなんだとは思うけど、それでも福江島のような華やかさは感じられないですね〜。
民宿かどもちの女将さんは「奈留島は(観光的には)あきらめてる」なんて寂しいこと言ってたけど、確かに全体的に地味。
この舅ケ島ビーチは千畳敷になってて、それなりに迫力はあったんだけど。
岩の間を波しぶきが舞い上がる様は格好良かったわ!
そして、ナナハンとたき子は次の島へと向かいます。
行き先の札を「さすべえ」に結んでみた。
さすべえって関西以外にはやはり普及してないみたい。
珍しいらしくて、
「これってカメラを固定するやつですか?」
って何人かに聞かれたもの。
固定するのはカメラじゃなくてカサなんだけどね。
せっかく誤解してくれるんだから、便乗して「そうです!カメラ用です」って言っておけば良かったかなぁ(*´艸`)
この他の電チャリ一人旅2019夏の記事はこちら
【北九州市通過編】
【とんでもない事態】
【食いしんぼの街・博多で食いだめ】
【五島列島①福江島の教会】
【五島列島②福江島の海】
【五島列島③福江島・荒川温泉の宿】
【五島列島④福江島・大瀬崎灯台とルルドの教会】
【五島列島⑥中通島の教会巡り】
【五島列島⑦中通島グルメと宿】
【五島列島⑧中通島の自然】
【ただいま博多・前編】
【ただいま博多・後編】
【再び北九州通過】
【最終回・関門界隈】