おばちゃんDays

調理師たき子によるオオサカのおばちゃんブログ

電動ママチャリで回るおばちゃん一人旅・五島列島編⑧『中通島の自然』

こんにちは、たき子です。

五島列島編の最後は五島列島の自然です。

グルメもいい、教会も素敵。
でも五島に来たかった一番の理由はです。
美しい海を見たかった」それにつきるのです。


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とうことで、五島編のラストは、海を中心とする『中通島の自然』ということで、訪れた順にご紹介させていただきますね〜♪


波乗りが集まる『高井旅ビーチ』

最初は、中通島の南、奈良尾港からすぐで高井旅教会のそばにある「高井旅ビーチ」です。



高井旅ビーチは波が高くサーフィンに興じていました。
この日は曇りだったので海の色が今ひとつですが、晴れてるともっと美しいだろうと思います。


『野生動物』に遭遇

ナナハンを漕いで坂道を登っていると、突然ガサガサっと動き出した生き物が!

3〜4匹はいましたがナナハンを見て四散。

1匹だけが林の中でジーッとこちらを見ていたのですが、わかりますか?この写真の中央にいる動物↓↓



鹿なんです。
こんな画像じゃわかりませんよね^_^;

ここ↓↓



やっぱりわからない。。。
拡大してみたけどのがこちら↓↓



言われればかろうじて鹿ってわかりますかね〜。

その直後、またナナハンで坂道を上っていると、またまたガサガサガサっと、今度はスマホを構える間もなく並んで走り去っていった2頭の動物。

また鹿?

いえいえ、こんどは短足です。

ハッキリ見えなかったけど中型犬ぐらいの大きさで。。。イノシシによく似てました。

でもこんなところに野生のイノシシがいるの?と思って宿のマスターに聞いてみると、普通にいるのだそうです。
昔飼ってた豚が野生化したのだとか!

やっぱりあれはイノシシだったんだ〜!


隠れ家ビーチ『ハマンナ』

次は「ハマンナビーチ」。
かろうじて島のガイドには載っていますが、ほとんど知られていないビーチです。

有川地区から頭ケ島天主堂へ行く途中にあるのですが、案内板も何もないので見逃すこと必至です。

これが浜へと続く小道?↓↓



GoogleMAPでは出てくるのですよね〜。

プライベートビーチのようなこじんまりした浜。



ハマンナへ降りる途中、たき子のサンダルの鼻緒がとれてしまいました。。。


もちろん近くに靴を売ってる店などあろうはずもなく、頭ケ島天主堂へ行く途中だったので、たどたどしく歩き、青方に戻って買ったのが下のサンダル。

これなら似たような形だから、日焼け跡も隠れますからね〜。


『崎浦の五島石集落』

次は集落です。

建造物なので自然ジャンルに入れるのもアレなんですけど、石ということで。。。

頭ケ島天主堂へ行く途中にある集落の景観です。



この辺り一帯、五島石で作られています。


中通島のメインビーチ『蛤浜』

蛤浜」は、中通島で最も人で賑わうビーチです。



マリンスポーツもあるし、宿もかたまっています。



砂浜なので透明度自体はまあまあだけど、遊ぶにはもってこいのビーチですよ♪


『似首地区の海』

丸尾教会近く似首地区の海です。



この日は晴天だったので海の色が鮮やかですね〜!





『矢堅目が見える曽根郷付近』

中央右手の三角の岩は『矢堅目(やがため)』と呼ばれる岩です。



トトロ岩」とも呼ばれているらしく、ある角度から見るとトトロに見えるとか見えないとか。

矢堅目の間に沈む夕日が人気のポイントです。

このあと、矢堅目へ行こうとしたけど7月の大雨で崖崩れが。
矢堅目へ行く道は完全に塞がれちゃってました↓↓



この中央が迂回して対岸から見た崖崩れです↓↓




『矢堅目』へ

10kmも迂回して矢堅目に近づいてきましたよ〜。



中高生ぐらいの男の子が数人す潜りしていたので、何が見えるか聞いてみると

「ガンガゼ(長いトゲのウニ)ばっか」

ということでした。

さあ、矢堅目へ到着で〜す!

右に回って見た矢堅目↓↓



左に回って見た矢堅目↓↓




周りの景色もパチパチ撮っていたら、しばらくしてGoogleフォトが勝手にパノラマにしてくれてビックリ!



それがこれ↑↑

こんな便利が機能があったとは( ゚д゚)


桐教会近くの海

さて、ここからは最終日の写真です。

桐教会の前の、中通島一番の透明度と呼び声の高い海は先日アップしたこれ。



その桐教会近くの海↓↓



やはり透明度抜群です。


若松島の海

桐教会から若松島に渡る前の海↓↓



素晴らしい透明度とコントラスト!

中通島と若松島を結ぶ若松大橋



ちょうど五島列島の島々と博多を繋ぐフェリー太古が通りかかりました。

若松島側へ渡りきったところ。



惚れ惚れと、しばしみとれていました。

橋には車を止める場所はないから、車なら通り過ぎるだけ。

橋の上から絶景の海を見下ろしてバシャバシャ写真とれるのは自転車の役得♡
ヒイヒイ言いながらチャリンコ漕いだご褒美よね(*´∀`)

若松港もこの美しさ。



若松島の龍観山展望所からみた中通島。



若松大橋も見えます。



入り組んだ入江が続いているため、瀬戸内海のように静かな海ですね!


沖縄との違いは?

若松大橋のふもとに降りてみました。



五島の海は、沖縄の海のようなエメラルドグリーンも多くありますが、海の中は案外地味なのだそう。

地理的には沖縄のような亜熱帯ではないのです。

スキューバダイビングが盛んでないことからも、ダイビングスポットが少ないことがわかります。

そんな中で、珍しく青い魚が見えました↓↓



透明度だけで言うと、五島は沖縄以上かもしれません。

でも、多少の濁りはプランクトン豊富っていうこともあり(もちろん汚れている場合もありますが)、実際マンタなんかはプランクトンの多い沖縄の小浜島あたりでよく見られます。

気温は、比較的過ごしやすかったです。
大阪や福岡が37℃の時も五島は32℃ぐらい。
でも、地元の人が言うには3年ぐらい前から蒸し暑くなってきて、以前はもっと涼しかったのだということです。

沖縄も同じぐらいの気温ですが、日差しの痛さがやはり違うんですよね。

植物も違います。

沖縄の植物はハイビスカス、ブーゲンビリア、プルメリア、アダン、椰子、ガジュマル、マングローブなどですが、五島は椿が多く今の季節はテッポウユリがたくさん咲いていました。



植物が違うので、島の匂いが違うんですよね。
沖縄の甘ったるいような匂いは五島にはありません。

宿の女の子が、

「沖縄が太陽なら五島は月」

と言っていました。

なるほど、言い得て妙ですね!




最近は沖縄は中国の観光客が多いのだだそうです。
五島は今のところほとんど日本人です。

とはいえ、日本人だからマナーが良いとは限らないですけどね。
石垣島の某ラーメン店では『日本人観光客お断り』の貼り紙をして物議を醸していると最近話題にもなりましたし。

結局、五島には五島の良さ、沖縄には沖縄の良さがあるというありきたりな結論ですが、美しい海を満喫したい方はぜひ一度訪れてみてください!

こんな素敵な海が出迎えてくれますよ〜( ´∀`)



五島の観光大使みたいになってしまいましたが、今回の電チャリ一人旅2019の五島編は以上でおしまいです。

全8回に渡りお付き合いありがとうございましたm(_ _)m

たき子とナナハンは無事に長旅を終え大阪へ戻りました。

五島を出たあと台風で足止めをくらい、旅の記事はもう少しだけ続きますので、よければまた覗きにきてくださいね〜♪


この他の電チャリ一人旅2019夏の記事はこちら

北九州市通過編
とんでもない事態
食いしんぼの街・博多で食いだめ
五島列島①福江島の教会
五島列島②福江島の海
五島列島③福江島・荒川温泉の宿
五島列島④福江島・大瀬崎灯台とルルドの教会
五島列島⑤奈留島へ
五島列島⑥中通島の教会巡り
五島列島⑦中通島グルメと宿
ただいま博多・前編
ただいま博多・後編
再び北九州通過