電動ママチャリで回るおばちゃん一人旅・五島列島編③『福江島荒川温泉の宿』
こんにちは、たき子です。
電チャリ一人旅2019夏の続きです。
今回は、荒川温泉の宿です。
福江島の西岸、荒川温泉には数件の民宿がありますが、たき子の泊まったのはそのうちの2件。
2件ともとっても居心地の良い素敵な宿でした。
自然派向けゲストハウス『ネドコロノラ』
まず最初は『ネドコロノラ』さん。
関東から移住した女性2人が経営しているゲストハウスです。
古民家をリノベーションしたのだそう。
2階が部屋。
階段を挟んだ両側が部屋で、部屋と部屋の間には扉も壁もありません。
大きな梁にハンモック。
部屋は男女一緒です。
この日の泊まり客はたき子だけだったからノビノビ〜♪
素泊まりの宿なので基本自炊。
キッチンも全てがナチュラルな造りで、器具や調味料など自由に使えます。
トイレットペーパーは木を麻紐で引っ掛けてます。
これいい!
こんなんでいいのよね〜。
帰ったら真似してみようかな^_^
この日の夕飯はおにぎりと玉子焼きとアスパラとやみつききゅうり。
朝食みたいですが、材料が揃わないし(集落に生鮮食品を売る店はない)、せっかくの旅の最中に真面目に料理なんてしたくないからこれていいのだ〜。
島のキュウリはバカでかい↓↓

ペットボトルと比べてこの通り。
アスパラは無人販売で100円ポッキリ↓↓

甘くて美味しい♡
米は福江島で一番美味しい幾多山のお米。
島の米って、塩分を含んだ水であまり美味しくない印象があったんだけど、ここの米は良い水が湧いているそうで、すごく美味しいんです。
皇室献上米としても使われてたのだそう。
福江島には水田が多くて、青々と成長中の田んぼがあるかと思えば、
隣には収穫間近の稲穂の垂れた田んぼもあり、
さらにその隣の田んぼは収穫が終わってるんですよね(・o・)
8月上旬に収穫って早っ!!
古米のはずなのにツヤツヤのご飯。
こちらは翌日の晩ご飯↓↓

おにぎりに加え、アジの開きと厚揚げとプチトマト(緑がない)。
洗うだけで食べられるプチトマトは、たき子の旅の定番野菜(*´艸`)
(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});
ネドコロノラさんでは、オーナーの女性は近所に住んでいるので夜はアルバイトの女性がゲストと共に寝泊まりするんですよね。
たき子が訪れた日にちょうど新しいアルバイトの女の子が来たのだけど、その人が大阪の子で、しかも同じく漫画『3月のライオン』のファンだって事がわかって話が盛り上がったわ〜。
たき子も、その女の子とちょうど同じ年の年の頃に沖縄の西表島でアルバイトしていたから懐かしい(*´∀`)
エアコンはないから暑いと言えば暑いけど、夜は眠れないほどじゃなかったわ。
自然派の生活が好きな方はぜひ!
古さとおもてなしがたまらない『竹の家旅館』
そして、もう一つ台風接近で急きょお世話になったのがここ↓↓
『竹の家旅館』です。
台風で荒川から動かないほうがいいと思って急きょ探した宿です。
実は、最初は近隣の民宿を片っ端から当たったのですが、予約でいっぱいだったり、「娘さんのところへ行くから臨時休業するのゴメンね〜」なんて言われたりして(島タイム?笑)どこも空いてなかったのです。
最後にたどりついたのが『竹の家旅館』。
ネットにも島のパンフレットにもないので、営業しているのかわからなかったのですが、玄関はキレイに清掃されているし。。。
尋ねてみると、快くOKしてくださいました。
実は竹の家旅館さんは、3年ほど休業されていたのだそう。
現在大阪で暮らしている娘さんが帰ってきて若女将となって旅館を継ぐことになり、この8月から営業許可が降りたばかりなのだとか。
そこで受け入れ準備をしているところに、ひょっこり現れたのがたき子ってわけ。
ということは、復帰最初のお客さんになれたって事?
狭い廊下の昔ながらの造りです。
ところどころまだ準備中な感じでしたが、築80年の建物は、外観も中も素敵。
お風呂は天然温泉です。
福江島で温泉が湧くのはここ荒川温泉だけなのだとか。
赤茶けた色は塩の錆び。
汚れているわけではないのです。
とっても清潔で気持ち良いお風呂でしたよ〜♪
宿のお女将さんは、自家製の赤紫蘇ジュースでもてなしてくださいました。
この赤紫蘇ジュースがめっちゃ美味しかったのですよね〜!
お友達が栽培してるのを分けてもらってるそうですが、絶賛してるとわざわざ作り方を書いてくださいました。
椿のスタンプを押した手作りカードに赤紫蘇ジュースレシピ。
こういう心遣いってとっても嬉しいです。
感謝!
それだけではありません。
この日は台風を警戒し引きこもる予定のたき子。
港に移動販売のトラックが来ると言うので(合図は大音声の演歌なのだそう 笑)そこで食料を調達しようと待っていました。
竹の家旅館では食事の提供はないとおっしゃってたので。
ところが待てど暮せど演歌の大音量は聞こえてこない。。。
やがて、
「トラック今日はこないみたい。お昼食べてなくてお腹空いたでしょ」
って言って、五島うどんを作って持ってきてくださったのです。
食事の提供許可はまだおりてないそうなので、あくまでも好意で分けてもらってるということで。
しかも、お父さんはビールの差し入れまで。。。
グラスは冷凍庫から出したてでキンキンに冷えてるし、おつまみチーズまで。
こんなにもてなしていただいて恐縮するほどでした。
夕飯もご好意でご馳走になることに。
女将さんは何もないなんて言っておられたけど、トンカツに鯛のお頭つきじゃないですか(^O^)
朝ご飯もこの通り。
アオサたっぷりの味噌汁に納豆、オクラ。
トコロテンは、たき子関西だから黒蜜派なんですけど、甘酢のトコロテン美味しかったわ〜!
青じそが良いアクセントで♡
昔ながらのおばあちゃんの作る酸っぱ〜い梅干しも目が覚める!
ここ荒川温泉は、昔はとっても賑わってたのだそう。
港に船がたくさん乗り付け、船乗り達がたくさん泊まって毎晩飲めや歌えの大騒ぎ。
荒くれ海の男達が喧嘩もするし、いろんな意味で活気があって遊郭街でもあったそうなんです。
実はたき子、ここ竹の家旅館さんももしかして元遊郭だったのかと思ってドキドキしてたのよね(^o^;
京都の五条楽園で訪れた元遊郭の建物とどことなく雰囲気も似ていたし、部屋の窓や欄間もムーディだし。
でも、そういうわけではなく、竹の家旅館さんは普通の旅館だったみたい。
無駄にドキドキしちゃいました(ノ´∀`*)
ま、どっちでもいいですよね!
話していると部屋に入ってきたサクラちゃん。
とっても人懐っこいサクラちゃんは、海岸に捨てられていたのをお母さんが拾ったんだって。
他に見つからなくてたまたまお世話になった竹の家旅館、大当たりの宿でした♪
以上、福江島・荒川温泉の宿2選。
ネドコロノラと竹の家旅館。
雰囲気は違えど、どっちもぜひリピりたい素敵な宿です。
五島列島・福江島に行かれる際はぜひ訪れてみてくださいね〜(๑•̀ㅂ•́)و✧
この他の電チャリ一人旅2019夏の記事はこちら
【北九州市通過編】
【とんでもない事態】
【食いしんぼの街・博多で食いだめ】
【五島列島①福江島の教会】
【五島列島②福江島の海】
【五島列島④福江島・大瀬崎灯台とルルドの教会】
【五島列島⑤奈留島へ】
【五島列島⑥中通島の教会巡り】
【五島列島⑦中通島グルメと宿】
【五島列島⑧中通島の自然】
【ただいま博多・前編】
【ただいま博多・後編】
【再び北九州通過】
【最終回・関門界隈】
電チャリ一人旅2019夏の続きです。
今回は、荒川温泉の宿です。
福江島の西岸、荒川温泉には数件の民宿がありますが、たき子の泊まったのはそのうちの2件。
2件ともとっても居心地の良い素敵な宿でした。
自然派向けゲストハウス『ネドコロノラ』
まず最初は『ネドコロノラ』さん。
関東から移住した女性2人が経営しているゲストハウスです。
古民家をリノベーションしたのだそう。
2階が部屋。
階段を挟んだ両側が部屋で、部屋と部屋の間には扉も壁もありません。
大きな梁にハンモック。
部屋は男女一緒です。
この日の泊まり客はたき子だけだったからノビノビ〜♪
素泊まりの宿なので基本自炊。
キッチンも全てがナチュラルな造りで、器具や調味料など自由に使えます。
トイレットペーパーは木を麻紐で引っ掛けてます。
これいい!
こんなんでいいのよね〜。
帰ったら真似してみようかな^_^
この日の夕飯はおにぎりと玉子焼きとアスパラとやみつききゅうり。
朝食みたいですが、材料が揃わないし(集落に生鮮食品を売る店はない)、せっかくの旅の最中に真面目に料理なんてしたくないからこれていいのだ〜。
島のキュウリはバカでかい↓↓
ペットボトルと比べてこの通り。
アスパラは無人販売で100円ポッキリ↓↓
甘くて美味しい♡
米は福江島で一番美味しい幾多山のお米。
島の米って、塩分を含んだ水であまり美味しくない印象があったんだけど、ここの米は良い水が湧いているそうで、すごく美味しいんです。
皇室献上米としても使われてたのだそう。
福江島には水田が多くて、青々と成長中の田んぼがあるかと思えば、
隣には収穫間近の稲穂の垂れた田んぼもあり、
さらにその隣の田んぼは収穫が終わってるんですよね(・o・)
8月上旬に収穫って早っ!!
古米のはずなのにツヤツヤのご飯。
こちらは翌日の晩ご飯↓↓
おにぎりに加え、アジの開きと厚揚げとプチトマト(緑がない)。
洗うだけで食べられるプチトマトは、たき子の旅の定番野菜(*´艸`)
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ネドコロノラさんでは、オーナーの女性は近所に住んでいるので夜はアルバイトの女性がゲストと共に寝泊まりするんですよね。
たき子が訪れた日にちょうど新しいアルバイトの女の子が来たのだけど、その人が大阪の子で、しかも同じく漫画『3月のライオン』のファンだって事がわかって話が盛り上がったわ〜。
たき子も、その女の子とちょうど同じ年の年の頃に沖縄の西表島でアルバイトしていたから懐かしい(*´∀`)
エアコンはないから暑いと言えば暑いけど、夜は眠れないほどじゃなかったわ。
自然派の生活が好きな方はぜひ!
古さとおもてなしがたまらない『竹の家旅館』
そして、もう一つ台風接近で急きょお世話になったのがここ↓↓
『竹の家旅館』です。
台風で荒川から動かないほうがいいと思って急きょ探した宿です。
実は、最初は近隣の民宿を片っ端から当たったのですが、予約でいっぱいだったり、「娘さんのところへ行くから臨時休業するのゴメンね〜」なんて言われたりして(島タイム?笑)どこも空いてなかったのです。
最後にたどりついたのが『竹の家旅館』。
ネットにも島のパンフレットにもないので、営業しているのかわからなかったのですが、玄関はキレイに清掃されているし。。。
尋ねてみると、快くOKしてくださいました。
実は竹の家旅館さんは、3年ほど休業されていたのだそう。
現在大阪で暮らしている娘さんが帰ってきて若女将となって旅館を継ぐことになり、この8月から営業許可が降りたばかりなのだとか。
そこで受け入れ準備をしているところに、ひょっこり現れたのがたき子ってわけ。
ということは、復帰最初のお客さんになれたって事?
狭い廊下の昔ながらの造りです。
ところどころまだ準備中な感じでしたが、築80年の建物は、外観も中も素敵。
お風呂は天然温泉です。
福江島で温泉が湧くのはここ荒川温泉だけなのだとか。
赤茶けた色は塩の錆び。
汚れているわけではないのです。
とっても清潔で気持ち良いお風呂でしたよ〜♪
宿のお女将さんは、自家製の赤紫蘇ジュースでもてなしてくださいました。
この赤紫蘇ジュースがめっちゃ美味しかったのですよね〜!
お友達が栽培してるのを分けてもらってるそうですが、絶賛してるとわざわざ作り方を書いてくださいました。
椿のスタンプを押した手作りカードに赤紫蘇ジュースレシピ。
こういう心遣いってとっても嬉しいです。
感謝!
それだけではありません。
この日は台風を警戒し引きこもる予定のたき子。
港に移動販売のトラックが来ると言うので(合図は大音声の演歌なのだそう 笑)そこで食料を調達しようと待っていました。
竹の家旅館では食事の提供はないとおっしゃってたので。
ところが待てど暮せど演歌の大音量は聞こえてこない。。。
やがて、
「トラック今日はこないみたい。お昼食べてなくてお腹空いたでしょ」
って言って、五島うどんを作って持ってきてくださったのです。
食事の提供許可はまだおりてないそうなので、あくまでも好意で分けてもらってるということで。
しかも、お父さんはビールの差し入れまで。。。
グラスは冷凍庫から出したてでキンキンに冷えてるし、おつまみチーズまで。
こんなにもてなしていただいて恐縮するほどでした。
夕飯もご好意でご馳走になることに。
女将さんは何もないなんて言っておられたけど、トンカツに鯛のお頭つきじゃないですか(^O^)
朝ご飯もこの通り。
アオサたっぷりの味噌汁に納豆、オクラ。
トコロテンは、たき子関西だから黒蜜派なんですけど、甘酢のトコロテン美味しかったわ〜!
青じそが良いアクセントで♡
昔ながらのおばあちゃんの作る酸っぱ〜い梅干しも目が覚める!
ここ荒川温泉は、昔はとっても賑わってたのだそう。
港に船がたくさん乗り付け、船乗り達がたくさん泊まって毎晩飲めや歌えの大騒ぎ。
荒くれ海の男達が喧嘩もするし、いろんな意味で活気があって遊郭街でもあったそうなんです。
実はたき子、ここ竹の家旅館さんももしかして元遊郭だったのかと思ってドキドキしてたのよね(^o^;
京都の五条楽園で訪れた元遊郭の建物とどことなく雰囲気も似ていたし、部屋の窓や欄間もムーディだし。
でも、そういうわけではなく、竹の家旅館さんは普通の旅館だったみたい。
無駄にドキドキしちゃいました(ノ´∀`*)
ま、どっちでもいいですよね!
話していると部屋に入ってきたサクラちゃん。
とっても人懐っこいサクラちゃんは、海岸に捨てられていたのをお母さんが拾ったんだって。
他に見つからなくてたまたまお世話になった竹の家旅館、大当たりの宿でした♪
以上、福江島・荒川温泉の宿2選。
ネドコロノラと竹の家旅館。
雰囲気は違えど、どっちもぜひリピりたい素敵な宿です。
五島列島・福江島に行かれる際はぜひ訪れてみてくださいね〜(๑•̀ㅂ•́)و✧
この他の電チャリ一人旅2019夏の記事はこちら
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【とんでもない事態】
【食いしんぼの街・博多で食いだめ】
【五島列島①福江島の教会】
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