電動ママチャリで回るおばちゃん一人旅・五島列島編⑥『中通島の教会巡り』
こんにちは、たき子です。
電チャリ一人旅2019夏の続きです。
ナナハンとたき子は、奈留島を後にして隣の中通島へ到着しました。
奈留島から中通島の奈良尾港まではフェリーで1時間。
自転車込みで650円。
とーってもリーズナブルですね!
(島民はさらに割引があります)
(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});
中通島は複雑に入り組んだ海岸線を持つ縦に長細い島です。
島の形が十字架に似てると言われればそうかもしれません。
そのためでもないだろうけど、教会がとても多いんですよ。
そこで、今回は中通島で訪れた教会を、回った順に一気にご紹介させていただきますね〜♪
高井旅教会
高井旅教会は、昭和13年に隠れキリシタン約100人が信者となり聖堂は昭和36年に建立された教会です。
イエス・キリストが両手を広げてお出迎え?
高井海水浴場のそばにあります。
福見教会
福見教会は、住民のほぼ全員がカトリック信者という福見地区にある教会です。
横から見ると駅舎みたいにも見えますね。
石垣は海岸の丸石を積み上げているのだそう。
エキゾチックな雰囲気の教会です。
若松大浦教会
若松大浦教会は、昭和20年代に民家を借り受けて教会堂にしたのだそう。
小さいけれど味わいのある教会です。
中ノ裏教会

中ノ浦教会は、特別な装飾はないシンプルな教会。
激しい弾圧を経験した信者たちの「五島で一番美しい聖堂を作りたい」という思いを形にしたものなのだそう。
小さな入江の畔にあり、海辺に移る姿が鮮明であることから「水鏡の教会」と呼ばれています。
真手ノ浦教会
真手ノ浦教会は、道土井湾を臨む高台に立つ小さな教会です。
祈りの龍馬
なぜ突然の坂本龍馬?
実は、この後出てくる「頭ケ島天主堂」に行こうとして通り過ぎ、この龍馬像で間違ってたことに気づいたのです。
坂本龍馬が長崎で組織した日本初の「亀山社中」が所有していた船がこの近くで座礁したのだそう。
若くして亡くなった志士たちの冥福を祈って龍馬は手を合わせてるのだぜよ。
頭ケ島天主堂
そして、龍馬まで行き過ぎて戻ってきたのが頭ケ島天主堂です。
いつものように教会へ行こうとしたら、教会への道におじさんがいて「(旧)空港ターミナルに停めてね。シャトルバスで送るから」って言われちゃった。
他の教会には普通に行けるのにここは特別みたい。
あ、そうか!
他と違ってここは世界文化遺産なんだ(*_*)
なるほど、訪れる人が圧倒的に多いです。
他の教会で出会うのは多くて1組、ほとんどの教会では誰にも出会わないのに。

近隣から切り出された砂岩を積み上げて作った全国的にも珍しい石造りの教会。
以前は教会へ続く道も石畳で、今よりもっと風情があったのだそうです。
中通島でも一番有名な教会で、インフォメーションセンターにも詳しく歴史や説明がありました↓↓
教会内部は、外観の重厚さとは一転して可愛らしい優しい雰囲気なのですよね。
そばにはキリシタン墓地。
なお、頭ケ島天主堂へ行くには事前連絡が必要なのだそう。
シャトルバスの定員があるからだと思います。
なーんにも考えずにナナハンで乗り付けて、当たり前のようにシャトルバスに乗ったたき子。。。^_^;
大曽教会
けっこうな階段を登った先にあるのは大曽教会です。
長崎の教会建築の父、鉄川与助の建築。
色の違う2種類のレンガの組み合わせが美しいです。
丸尾教会
白い壁面に赤い屋根の丸尾教会。
青空に映えますね!
青砂ケ浦教会
青砂ケ浦教会へ行こうとしたら、Y字路があって、そこにこの標識が↓↓
左の舗装された道じゃなく、下る小道を指しているのよね、どう見ても。
でも、グーグルマップは左だとおっしゃる。
右?左?
標識を信じて集落を抜けて海岸に出ると。。。神社に突き当たってしまいました!
グーグル先生を信じるべきだった^^;

青砂ケ浦教会も、大曽教会とおなじく鉄川与助の手による教会です。
似てますよね!
どっちもレンガだし。
中も素晴らしくキレイ!
上下とも↑↓、その下も↓↓お借りした画像ですが、お天気が良かったし入ってくる光も強くて、本当にこの通りの内部だったのです。
夢のようにキレイでした。
なお、この青砂ケ浦教会は国指定重要文化財です。
曽根教会
曽根教会からは、東に五島灘、西に東シナ海を臨み、五島灘に登る朝日、東シナ海に沈む夕日を堪能できます。
青方教会
青方教会は、平成12年に建て替えられた新しい教会です。
冷水教会
冷水教会は、全体像を撮影しづらい教会ですね^^;
教会建築の父、鉄川与助が棟梁として初めて設計・施工した教会。
青砂ケ浦教会や大曽教会と違って木造なんですね!
桐教会
そして、最後に訪れたのが桐教会です。
ここ来るの大変だった。。。
通り道じゃなく離れてるしアップダウンがキツイ場所にあるのよね。
本当は行かないつもりだったんだけど、宿のお兄さんやお姉さんに「ぜったい行ったほうがいい」って力説されて仕方なく?行ってみた。
外観は正直「ふーん、こんな感じか」って思ったんだけど、中は明るくて可愛らしいのよね。
あ、お借りした画像↓↓
それに教会の真ん前が入江になっていて、そこの景色が絶景!
中通島で一番透明度が高いと言われてる場所なのだそう。
言うこと聞いて行って良かった(•ө•)♡
以上、中通島の29の教会のうち訪れたのは。。。13箇所かぁ。
ほとんど訪れたような気がしてたけど半分にも満たなかったんですね。
それでも充分かなあ。
信者でもないのに巡礼みたいよね!
あ、もちろん一日で訪れたわけではありませんよ〜。
せっかくだから日頃の罰当たりな行いを懺悔してくるべきだったかな(*´艸`)
今日は神妙に教会巡りでしたが、次回は中通島のグルメです!
よければまた覗きにきてくださいね(๑´ڡ`๑)
この他の電チャリ一人旅2019夏の記事はこちら
【北九州市通過編】
【とんでもない事態】
【食いしんぼの街・博多で食いだめ】
【五島列島①福江島の教会】
【五島列島②福江島の海】
【五島列島③福江島・荒川温泉の宿】
【五島列島④福江島・大瀬崎灯台とルルドの教会】
【五島列島⑤奈留島へ】
【五島列島⑦中通島グルメと宿】
【五島列島⑧中通島の自然】
【ただいま博多・前編】
【ただいま博多・後編】
【再び北九州通過】
【最終回・関門界隈】
電チャリ一人旅2019夏の続きです。
ナナハンとたき子は、奈留島を後にして隣の中通島へ到着しました。
奈留島から中通島の奈良尾港まではフェリーで1時間。
自転車込みで650円。
とーってもリーズナブルですね!
(島民はさらに割引があります)
(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});
中通島は複雑に入り組んだ海岸線を持つ縦に長細い島です。
島の形が十字架に似てると言われればそうかもしれません。
そのためでもないだろうけど、教会がとても多いんですよ。
そこで、今回は中通島で訪れた教会を、回った順に一気にご紹介させていただきますね〜♪
高井旅教会
高井旅教会は、昭和13年に隠れキリシタン約100人が信者となり聖堂は昭和36年に建立された教会です。
イエス・キリストが両手を広げてお出迎え?
高井海水浴場のそばにあります。
福見教会
福見教会は、住民のほぼ全員がカトリック信者という福見地区にある教会です。
横から見ると駅舎みたいにも見えますね。
石垣は海岸の丸石を積み上げているのだそう。
エキゾチックな雰囲気の教会です。
若松大浦教会
若松大浦教会は、昭和20年代に民家を借り受けて教会堂にしたのだそう。
小さいけれど味わいのある教会です。
中ノ裏教会
中ノ浦教会は、特別な装飾はないシンプルな教会。
激しい弾圧を経験した信者たちの「五島で一番美しい聖堂を作りたい」という思いを形にしたものなのだそう。
小さな入江の畔にあり、海辺に移る姿が鮮明であることから「水鏡の教会」と呼ばれています。
真手ノ浦教会
真手ノ浦教会は、道土井湾を臨む高台に立つ小さな教会です。
祈りの龍馬
なぜ突然の坂本龍馬?
実は、この後出てくる「頭ケ島天主堂」に行こうとして通り過ぎ、この龍馬像で間違ってたことに気づいたのです。
坂本龍馬が長崎で組織した日本初の「亀山社中」が所有していた船がこの近くで座礁したのだそう。
若くして亡くなった志士たちの冥福を祈って龍馬は手を合わせてるのだぜよ。
頭ケ島天主堂
そして、龍馬まで行き過ぎて戻ってきたのが頭ケ島天主堂です。
いつものように教会へ行こうとしたら、教会への道におじさんがいて「(旧)空港ターミナルに停めてね。シャトルバスで送るから」って言われちゃった。
他の教会には普通に行けるのにここは特別みたい。
あ、そうか!
他と違ってここは世界文化遺産なんだ(*_*)
なるほど、訪れる人が圧倒的に多いです。
他の教会で出会うのは多くて1組、ほとんどの教会では誰にも出会わないのに。
近隣から切り出された砂岩を積み上げて作った全国的にも珍しい石造りの教会。
以前は教会へ続く道も石畳で、今よりもっと風情があったのだそうです。
中通島でも一番有名な教会で、インフォメーションセンターにも詳しく歴史や説明がありました↓↓
教会内部は、外観の重厚さとは一転して可愛らしい優しい雰囲気なのですよね。
そばにはキリシタン墓地。
なお、頭ケ島天主堂へ行くには事前連絡が必要なのだそう。
シャトルバスの定員があるからだと思います。
なーんにも考えずにナナハンで乗り付けて、当たり前のようにシャトルバスに乗ったたき子。。。^_^;
大曽教会
けっこうな階段を登った先にあるのは大曽教会です。
長崎の教会建築の父、鉄川与助の建築。
色の違う2種類のレンガの組み合わせが美しいです。
丸尾教会
白い壁面に赤い屋根の丸尾教会。
青空に映えますね!
青砂ケ浦教会
青砂ケ浦教会へ行こうとしたら、Y字路があって、そこにこの標識が↓↓
左の舗装された道じゃなく、下る小道を指しているのよね、どう見ても。
でも、グーグルマップは左だとおっしゃる。
右?左?
標識を信じて集落を抜けて海岸に出ると。。。神社に突き当たってしまいました!
グーグル先生を信じるべきだった^^;
青砂ケ浦教会も、大曽教会とおなじく鉄川与助の手による教会です。
似てますよね!
どっちもレンガだし。
中も素晴らしくキレイ!
上下とも↑↓、その下も↓↓お借りした画像ですが、お天気が良かったし入ってくる光も強くて、本当にこの通りの内部だったのです。
夢のようにキレイでした。
なお、この青砂ケ浦教会は国指定重要文化財です。
曽根教会
曽根教会からは、東に五島灘、西に東シナ海を臨み、五島灘に登る朝日、東シナ海に沈む夕日を堪能できます。
青方教会
青方教会は、平成12年に建て替えられた新しい教会です。
冷水教会
冷水教会は、全体像を撮影しづらい教会ですね^^;
教会建築の父、鉄川与助が棟梁として初めて設計・施工した教会。
青砂ケ浦教会や大曽教会と違って木造なんですね!
桐教会
そして、最後に訪れたのが桐教会です。
ここ来るの大変だった。。。
通り道じゃなく離れてるしアップダウンがキツイ場所にあるのよね。
本当は行かないつもりだったんだけど、宿のお兄さんやお姉さんに「ぜったい行ったほうがいい」って力説されて仕方なく?行ってみた。
外観は正直「ふーん、こんな感じか」って思ったんだけど、中は明るくて可愛らしいのよね。
あ、お借りした画像↓↓
それに教会の真ん前が入江になっていて、そこの景色が絶景!
中通島で一番透明度が高いと言われてる場所なのだそう。
言うこと聞いて行って良かった(•ө•)♡
以上、中通島の29の教会のうち訪れたのは。。。13箇所かぁ。
ほとんど訪れたような気がしてたけど半分にも満たなかったんですね。
それでも充分かなあ。
信者でもないのに巡礼みたいよね!
あ、もちろん一日で訪れたわけではありませんよ〜。
せっかくだから日頃の罰当たりな行いを懺悔してくるべきだったかな(*´艸`)
今日は神妙に教会巡りでしたが、次回は中通島のグルメです!
よければまた覗きにきてくださいね(๑´ڡ`๑)
この他の電チャリ一人旅2019夏の記事はこちら
【北九州市通過編】
【とんでもない事態】
【食いしんぼの街・博多で食いだめ】
【五島列島①福江島の教会】
【五島列島②福江島の海】
【五島列島③福江島・荒川温泉の宿】
【五島列島④福江島・大瀬崎灯台とルルドの教会】
【五島列島⑤奈留島へ】
【五島列島⑦中通島グルメと宿】
【五島列島⑧中通島の自然】
【ただいま博多・前編】
【ただいま博多・後編】
【再び北九州通過】
【最終回・関門界隈】