おばちゃんDays

調理師たき子によるオオサカのおばちゃんブログ

骨付きブレストを食べてみたが…

息子の居ぬ間の巨大肉

こんにちは、たき子です。

最近デパ地下で見かける、超厚みのある骨付き鶏の唐揚げ『骨付きブレスト』

 かぶりつきたい~

そんな肉食オンナの欲望をやっと叶える時がやってまいりました!

息子の修学旅行の隙に食べちゃおう

 
この写真ではそんなに大きく見えませんね。
厚みがヤバイので、横からみた写真を。



ねっ!ゴツいでしょう。
なかなかテンションの上がる厚みなんですよ♪

測ってみると、450gで580円。
100gで128円だから、まずまずのお値段です。

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なんだかな~

 いただきま~す!

わくわくしながら、勢いよくかぶりついたのはいいけど、思っていたのとちょっと違うような。

 パサついてる?
 う~ん…

少なくともジューシーとは言いがたい食感です。



 これ、モモ肉と違うわ
 むね肉やわ

骨付きのビジュアルで、すっかりモモ肉だと思いこんでたけど、この食感はまぎれもなくむね肉です。

 ショック~(泣)

さらに残念なことに、一番中心部は赤身が残っているじゃないの。



こんなにゴツい肉の塊を中まで揚げるのは大変だろうけど、鶏肉の7割に食中毒菌のカンピロバクターがいて、75℃以上1分以上加熱しないと、菌は死なないんだぞ~。

 大丈夫?この肉。

と、給食調理師の時代にたたき込まれた本能が警戒警報を出しています。
結局、赤い部分は電子レンジで加熱し直して食べました。


ブレストって胸のことだったんだ~

火が通りきってなかったのはヤバイとは思います。
でも、見た目だけでモモ肉と思いこんだのは自分自身がダメダメですね。



“ブレスト”=“胸”っていう意味だったなんて知らなかったんだもん(泣)。

モモ肉のふりしてたんじゃないんですね。

 私のバカヤロー!

息子のいない間にコッソリ食べようとした罰かしら。

いや、でも、今回はお試しで、美味しかったら今度は息子にも買って帰ろうとは思っていたんだからセーフのはず!

いや、ホントに。
言い訳に聞こえるかもしれへんけど。
後ろめたさを感じてるから言い訳しちゃうんかなあ。
やっぱりアウトかな~(汗)。

そんな、ある日の残念な夕飯でした。