春の天皇賞2017レポート【中編】
天皇賞とは
春の天皇賞2017レポート前編の続き
こんにちは、たき子です。
前編では京都競馬場に着いたところから、初めてのパドック、初めての馬券とレポートさせてもらいました。
ここで、おさらいがてら、ざっと天皇賞の基礎知識的なものを。
天皇賞は春、秋の2回行われる中央競馬のG1レースです。
重賞レース(G1、G2、G3とランクが分かれている)の中で最も大きな大会がG1。
その中でも、4歳馬以上(秋は3歳以上)の最大かつ、最高の格付けのレースが天皇賞なんです。
競馬場の雰囲気と客層
失礼ながら、競馬場というと、競馬新聞を片手にしたオヤジばかりがいるのかと思っていたけど大違い!
カップル、ファミリー、年輩のお婆様たち、女子同士、男子同士、もちろんオヤジも。
こんなに多種多様な人々が集まっているなんて。
特に小さい子ども連れが多いのには驚きました。
馬に乗れるし、広場や遊具はあるしテーマパークや公園感覚で来る場所だったのか~。
他にも、初めて馬券を買う人のためのコンシェルジュのお姉さんもいて、私らみたいな初心者でも安心な感じ。
この他、場内にはレーシングプログラムや
騎手名鑑や
馬産地便り「うまレター」など無料の冊子も取り揃えられています。
馬産地、つまり「うまれた」場所からの便りやから「うまレター」?
好きやわー。
こういうベタなノリ。
次は場所とり
お次は場所取り。
午前中ですでにこの人の数。
天皇賞にむけ、続々と人で埋まるのは目に見えています。
ゴール前はもちろんのこと、ゴールから離れた場所でも馬場のかぶりつきは朝早くから来た人のシートが敷かれており、レース展開を一望できるスタンド席もとっくにおさえられています。
「うまくゴール前に割り込めたとしても、レース前後は身動きできないほど混雑して、その背丈じゃ見えへんよ(全員チビ)」
という、連れの夫さんの助言に従い第4コーナーを回ったあたりに陣取りました。
キッズコーナーや、緑の広場などに近いのどかな一角で、ファミリーの多いエリア。
シートを広げて座ると、天気はいいし、芝の緑はきれいだし、コールデンウイークの行楽気分満喫です。
イベントゲストは筧利夫
そうこうしているうちに、気付けば11時40分。
筧利夫の予想会の時間やん。
急げとばかりにイベントステージへ。
はじまってる、はじまってる。
おおー、本もんの筧利夫や。
馬とのエピソードや天皇賞の予想などのトークを聞いていると、1番シャケトラの名前があがったとたん隣のおっさんが
「あんなん、アカンアカン」
「アカンですか?」
「アカンアカン。もう決まってんねん」
「何に決まってるんです?」
「……」
それはヒミツなのね。
昼御飯も女子トイレも大行列
そしてすっかりお昼時。
早目に買うつもりがガチの12時。
何食べる?
かすうどん食べたーい。
今日は出店もやってるみたいよ。
チェックしていた場所に行ってみると、もしかしてとは思っていたけど、どこも長蛇の列やし!
やっぱり持ってくるべきやったなあ、競馬場の外行ったところであんまし店もなさそうやしなあ、などとぼやきながら、まだ列の短そうなケンタッキーフライドチキンに並びました。
行列は店だけではありません。
男子トイレは全く並んでいませんが、女子トイレはずらー。
でもでも、やはり早目にすませておかないと!
腹ごしらえもトイレもすませたところで、さあ、今のうちに天皇賞の馬券を買っておかないとね~!
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UMAJOでひと休み、ひと休み
天皇賞の馬券を買い終えるとぽっかり時間が空きました。
ショップをちゃかしに覗いてみたりポニーを見たり。
それでも天皇賞の発走時刻まで2時間以上も。
しかも太陽は真上に近く、陣どった場所では日差しを避けようもありません。
暑い~。
泣きが入るのはお約束。
のど乾いた、何か飲みたい。
冷たいもん食べたいー。
こうなると女こどものお約束。
アイス食べたいー。
ソフトクリームとか。
ここに反応したのが友人Nさん。
抹茶アイス売ってるはず!
抹茶アイスと聞いて食いつかないはすがありません。
食べたい、食べたい!
そう、ここは京都競馬場。
京都といえば抹茶よね。
かくして抹茶アイスを求めてさまよう3人。
案内のお姉さんに聞いてみると、
「アイスクリームはどこどこのショップにごさいます。ソフトクリームも○○のショップにごさいます。カキ氷も別の場所に…は? 抹茶アイスでございますか? 抹茶アイスというのは…」
ちょっと困り顔のお姉さん。
ガイドをめくり調べてくれましたが、抹茶アイスは見つかりません。
おかしいなあ。
うち、ついこないだテレビで見てんで~。
抹茶アイスに未練を残しつつ、目に入ったのがカフェ『UMAJO』の看板。
うまじょう? 馬城? ああ、馬女か!
無料ドリンク?
無料? えーっ、無料!?
当日購入100円以上の馬券提示で
スイーツ無料?
馬券。持ってる、持ってる。
ビギナー含む3名以上の来場で
プレゼントまであるん⁉
あ、これは抽選ね。
でも、ええやーん。
ドリンクとスイーツは無料やし♥
この頃には、ナビをしてくれていた友人Nさんの夫さんは用事で天皇賞を待たずに帰っていたのでした。
残ったNさんとIさん、そして私。
ちょうど冷たくて甘いもんを欲していた女3人におあつらえ向きのこのカフェ。
でも、ここにもやはり長蛇の列が。
どうする? 1時間待ちやて。
1時間かー。
でも時間はあるなあ、このまま暑い
とこにおるより涼みたいし。
そして列の最後尾に連なる私達。
スイーツは週替わりやて。
今週は…『果実を楽しむミルフィユ』
当たりちゃう!? これ。
配られた袋に入っていた
『女子のためのケイバ新聞UMAJO JOURNAL』
の写真に膨らむ期待♥
列に並ぶ女性の中には馬主のバッジをつけている人も。
あの人ら馬主バッジつけてる。
さすがにキレイな格好してるなあ。
高そうなバッグ持ってるし。
パスコの春のパン祭全員プレゼントの
トートバッグ持とうかと思ったけど
やめといて良かったわ。
でも、馬主ならこんなところで並ばん
でも特別ルームでもてなしてもらえる
んちゃうんかなー。
空港のファーストクラスやビジネス
クラスの乗客みたいに。
などと勝手なことを話してるうちに、一組あたり30分という時間制限もあってか、1時間はかからず40分ほどで順番が回ってきました。
ドリンクの紙コップを手渡され、スイーツを選ぶ…。
ん? これのこと? スイーツって。
一口サイズの『スイーツ』に思わず苦笑い。
無料だからこんなもんよね。
アンケートには正直に「スイーツの質をあげてほしい」と書いた私。
アップルジュースは美味しかったです!
そしてまだ特典がありました。
店内に
「UMAJOをSNSにあげた人は画面を見せるとクリアファイルをもらえます」
の貼り紙が。
私アップしてる!
とIさん。
さすが仕事が早い!!
クリアファイルゲットです。
食べて飲んで涼んであっという間の30分。
帰りにお楽しみ3名以上特典の抽選が!
最初にひいたのはIさん。
やった!当たりやー。
続いてNさん。
うちも当たったー!
UMAJOのお姉さん、次々当てる私達を見て、
「全部当たりみたいに思われるかもしれませんが違うんですよー」
と笑顔。
えー、二人とも当たったらそろそろ私は外れそうやん。
と、くじを引くと私も当たりが♪
もらったのは日本酒味とアーモンドラズベリー味のキットカット。
ただで飲み食いしてお土産まで。
アンケートで厳しめの意見書いちゃってゴメンなさ~い。
だからってフォローするわけじゃないけど、UMAJOでもらった冊子「UMAJO的けいば手帳」は、絵は可愛いし、分かりやすいし、めっちゃエエと思います。
UMAJOを出た頃には日は少し傾きかけていて、人は最高潮に増えていて、天皇賞の発走までわずかとなっていました。
ここからがやっとこのブログの本題。
さあ、私達の賭けた馬券の行方はいかに?
それは、明日の後編でレポートさせていただきま~す。
【春の天皇賞2017レポート後編へ続く】
【春の天皇賞2017レポート前編はこちら】
春の天皇賞2017レポート前編の続き
こんにちは、たき子です。
前編では京都競馬場に着いたところから、初めてのパドック、初めての馬券とレポートさせてもらいました。
ここで、おさらいがてら、ざっと天皇賞の基礎知識的なものを。
天皇賞は春、秋の2回行われる中央競馬のG1レースです。
重賞レース(G1、G2、G3とランクが分かれている)の中で最も大きな大会がG1。
その中でも、4歳馬以上(秋は3歳以上)の最大かつ、最高の格付けのレースが天皇賞なんです。
競馬場の雰囲気と客層
失礼ながら、競馬場というと、競馬新聞を片手にしたオヤジばかりがいるのかと思っていたけど大違い!
カップル、ファミリー、年輩のお婆様たち、女子同士、男子同士、もちろんオヤジも。
こんなに多種多様な人々が集まっているなんて。
特に小さい子ども連れが多いのには驚きました。
馬に乗れるし、広場や遊具はあるしテーマパークや公園感覚で来る場所だったのか~。
他にも、初めて馬券を買う人のためのコンシェルジュのお姉さんもいて、私らみたいな初心者でも安心な感じ。
この他、場内にはレーシングプログラムや
騎手名鑑や
馬産地便り「うまレター」など無料の冊子も取り揃えられています。
馬産地、つまり「うまれた」場所からの便りやから「うまレター」?
好きやわー。
こういうベタなノリ。
次は場所とり
お次は場所取り。
午前中ですでにこの人の数。
天皇賞にむけ、続々と人で埋まるのは目に見えています。
ゴール前はもちろんのこと、ゴールから離れた場所でも馬場のかぶりつきは朝早くから来た人のシートが敷かれており、レース展開を一望できるスタンド席もとっくにおさえられています。
「うまくゴール前に割り込めたとしても、レース前後は身動きできないほど混雑して、その背丈じゃ見えへんよ(全員チビ)」
という、連れの夫さんの助言に従い第4コーナーを回ったあたりに陣取りました。
キッズコーナーや、緑の広場などに近いのどかな一角で、ファミリーの多いエリア。
シートを広げて座ると、天気はいいし、芝の緑はきれいだし、コールデンウイークの行楽気分満喫です。
イベントゲストは筧利夫
そうこうしているうちに、気付けば11時40分。
筧利夫の予想会の時間やん。
急げとばかりにイベントステージへ。
はじまってる、はじまってる。
おおー、本もんの筧利夫や。
馬とのエピソードや天皇賞の予想などのトークを聞いていると、1番シャケトラの名前があがったとたん隣のおっさんが
「あんなん、アカンアカン」
「アカンですか?」
「アカンアカン。もう決まってんねん」
「何に決まってるんです?」
「……」
それはヒミツなのね。
昼御飯も女子トイレも大行列
そしてすっかりお昼時。
早目に買うつもりがガチの12時。
何食べる?
かすうどん食べたーい。
今日は出店もやってるみたいよ。
チェックしていた場所に行ってみると、もしかしてとは思っていたけど、どこも長蛇の列やし!
やっぱり持ってくるべきやったなあ、競馬場の外行ったところであんまし店もなさそうやしなあ、などとぼやきながら、まだ列の短そうなケンタッキーフライドチキンに並びました。
行列は店だけではありません。
男子トイレは全く並んでいませんが、女子トイレはずらー。
でもでも、やはり早目にすませておかないと!
腹ごしらえもトイレもすませたところで、さあ、今のうちに天皇賞の馬券を買っておかないとね~!
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UMAJOでひと休み、ひと休み
天皇賞の馬券を買い終えるとぽっかり時間が空きました。
ショップをちゃかしに覗いてみたりポニーを見たり。
それでも天皇賞の発走時刻まで2時間以上も。
しかも太陽は真上に近く、陣どった場所では日差しを避けようもありません。
暑い~。
泣きが入るのはお約束。
のど乾いた、何か飲みたい。
冷たいもん食べたいー。
こうなると女こどものお約束。
アイス食べたいー。
ソフトクリームとか。
ここに反応したのが友人Nさん。
抹茶アイス売ってるはず!
抹茶アイスと聞いて食いつかないはすがありません。
食べたい、食べたい!
そう、ここは京都競馬場。
京都といえば抹茶よね。
かくして抹茶アイスを求めてさまよう3人。
案内のお姉さんに聞いてみると、
「アイスクリームはどこどこのショップにごさいます。ソフトクリームも○○のショップにごさいます。カキ氷も別の場所に…は? 抹茶アイスでございますか? 抹茶アイスというのは…」
ちょっと困り顔のお姉さん。
ガイドをめくり調べてくれましたが、抹茶アイスは見つかりません。
おかしいなあ。
うち、ついこないだテレビで見てんで~。
抹茶アイスに未練を残しつつ、目に入ったのがカフェ『UMAJO』の看板。
うまじょう? 馬城? ああ、馬女か!
無料ドリンク?
無料? えーっ、無料!?
当日購入100円以上の馬券提示で
スイーツ無料?
馬券。持ってる、持ってる。
ビギナー含む3名以上の来場で
プレゼントまであるん⁉
あ、これは抽選ね。
でも、ええやーん。
ドリンクとスイーツは無料やし♥
この頃には、ナビをしてくれていた友人Nさんの夫さんは用事で天皇賞を待たずに帰っていたのでした。
残ったNさんとIさん、そして私。
ちょうど冷たくて甘いもんを欲していた女3人におあつらえ向きのこのカフェ。
でも、ここにもやはり長蛇の列が。
どうする? 1時間待ちやて。
1時間かー。
でも時間はあるなあ、このまま暑い
とこにおるより涼みたいし。
そして列の最後尾に連なる私達。
スイーツは週替わりやて。
今週は…『果実を楽しむミルフィユ』
当たりちゃう!? これ。
配られた袋に入っていた
『女子のためのケイバ新聞UMAJO JOURNAL』
の写真に膨らむ期待♥
列に並ぶ女性の中には馬主のバッジをつけている人も。
あの人ら馬主バッジつけてる。
さすがにキレイな格好してるなあ。
高そうなバッグ持ってるし。
パスコの春のパン祭全員プレゼントの
トートバッグ持とうかと思ったけど
やめといて良かったわ。
でも、馬主ならこんなところで並ばん
でも特別ルームでもてなしてもらえる
んちゃうんかなー。
空港のファーストクラスやビジネス
クラスの乗客みたいに。
などと勝手なことを話してるうちに、一組あたり30分という時間制限もあってか、1時間はかからず40分ほどで順番が回ってきました。
ドリンクの紙コップを手渡され、スイーツを選ぶ…。
ん? これのこと? スイーツって。
一口サイズの『スイーツ』に思わず苦笑い。
無料だからこんなもんよね。
アンケートには正直に「スイーツの質をあげてほしい」と書いた私。
アップルジュースは美味しかったです!
そしてまだ特典がありました。
店内に
「UMAJOをSNSにあげた人は画面を見せるとクリアファイルをもらえます」
の貼り紙が。
私アップしてる!
とIさん。
さすが仕事が早い!!
クリアファイルゲットです。
食べて飲んで涼んであっという間の30分。
帰りにお楽しみ3名以上特典の抽選が!
最初にひいたのはIさん。
やった!当たりやー。
続いてNさん。
うちも当たったー!
UMAJOのお姉さん、次々当てる私達を見て、
「全部当たりみたいに思われるかもしれませんが違うんですよー」
と笑顔。
えー、二人とも当たったらそろそろ私は外れそうやん。
と、くじを引くと私も当たりが♪
もらったのは日本酒味とアーモンドラズベリー味のキットカット。
ただで飲み食いしてお土産まで。
アンケートで厳しめの意見書いちゃってゴメンなさ~い。
だからってフォローするわけじゃないけど、UMAJOでもらった冊子「UMAJO的けいば手帳」は、絵は可愛いし、分かりやすいし、めっちゃエエと思います。
UMAJOを出た頃には日は少し傾きかけていて、人は最高潮に増えていて、天皇賞の発走までわずかとなっていました。
ここからがやっとこのブログの本題。
さあ、私達の賭けた馬券の行方はいかに?
それは、明日の後編でレポートさせていただきま~す。
【春の天皇賞2017レポート後編へ続く】
【春の天皇賞2017レポート前編はこちら】