春の天皇賞2017レポート【後編】
馬 騎手 馬主? それともヒラメキ?
どれにしようか天皇賞
春の天皇賞2017レポート中編の続き
こんにちは、たき子です。
前編では京都競馬場に着いたところから、初めてのパドック、初めての馬券を。
中編では場所取りとUMAJOなどについてレポートさせてもらいました。
後編では、いよいよ天皇賞レースの模様をお伝えします。
まずはどの馬を買うか。
本当はパドック見てから決めたいところですが、パドックから発走ってそんなに時間がないんですよね~。
午前中に当てた第3レースみたいに、メインレースじゃなかったらパドック見てから馬を決めて、急いで買えば間に合うけど、天皇賞ともなると、パドックを前のほうで見るのも一苦労。
そこから長蛇の列に並んで買うなんて、とても間に合いそうにありません。
そこで、これまでの戦績やらいろんな情報の載った新聞などをにらめっこして買うことに。
どれどれ。
スポーツ新聞をチェックしてみるといろんな人がもっともらしい事を書いています。
サトノダイヤモンドがイチオシとか、キタサンブラックは前走の大阪杯が強すぎたとか、シャケトラの動きは一級品とか、ラブラドライトの旬は今だとか、シュヴァルグランは熱意を感じるとか…。
う~ん。
こういうのに惑わされていては、いや、いちいち参考にしていてはきりがないねんなー。
外せないのはキタサンブラック
もう1頭は…
個人的に応援しているのはキタサンブラック。
単勝を買うのは決めています。
【キタサンブラックを応援している理由が書かれている記事はこちら】
いわくつきで応援しているだけではなく、キタサンブラックは去年の春の天皇賞の覇者であり、現役最強の1番人気の馬です。
言わずと知れた演歌歌手北島三郎が馬主で菊花賞も取っています。
しかも鞍上は大好きな武豊!
武豊は、JRA歴代最多勝記録および歴代最多騎乗数記録保持者です。
キタサンブラック & 武豊の最強タッグ。
買わない理由が見つかりません。
でも、馬連も買いたいからもう一頭はどれにしよう。
馬の名前を見たってわからないから、騎手名をチェック。
福永祐一が乗るシュヴァルグラン。
単勝4番人気のお馬さん。
これにしよかな。
舌かみそうな名前やけど、まあええわ。
福永祐一は天才騎手と称された福永洋一の息子で、自身も2011年と2013年にはリーディングジョッキーを取っています。
父である福永洋一は、1979年の落馬事故で大怪我をし、現役を引退しているのですが、当時子どもだった私は、たまたまテレビでこのレースを見ていました。
競馬に興味がなくても天才福永洋一の名前と活躍は耳にしていたので、落馬はショックでした。
ようし、どうせわからんねんから、なんも知らん馬と騎手より知ってるほうがいいと、シュヴァルグランに決めました。
しかも馬主は佐々木主浩。
元プロ野球選手、横浜ベイスターズの「大魔人」やん。
プロ野球好きとしては、この情報は◎。
こうして、安易な理由で馬を決め、教えてもらった通りに単勝3番キタサンブラック、馬連3-6キタサンブラックとシュヴァルグランの番号をぬりぬり。
あとは金額。
なんぼ買おう。
せっかくの天皇賞やから、はりこんで(?)500円ずつ!
機械にお金を入れてカードを入れて。
出てきた出てきた。
間違って買っていないか確かめておかないと。
うん、間違いない。
後は発走を待つばかり♥
いよいよ発走!!
発走目前になると、いっそう人が集まってきました。
3時半現在で73566人。
満員の甲子園の倍ほどの人です。
1番人気のキタサンブラックに次ぎ、昨年の有馬祈念を勝ったサトノダイヤモンドが2番人気で、下馬評ではこの2頭が2強と言われています。
音楽が流れ、手拍子がおこり、拍手がおこり、自然とこれまでのレースとは全く違う華やかな雰囲気に包まれます。
スタートは遠くてよく見えません。
父が愛用していた双眼鏡でみてみると、ゲートの近くを、騎手を乗せたお馬さんたちがうろうろしています。
返し馬で観客の前を通過してはくれないみたい。
ちょっと残念。
さっき、何レース目かで颯爽と通り過ぎていくのがカッコよかったんだけど。
スタート直前、スターターが歩きだすと再び拍手がおこり、ファンファーレと共に手拍子、拍手、大歓声です。
双眼鏡チェックを続けていると、次々と馬がゲートに入りはじめました。
そして最後の1頭がゲートイン。
入った。
もうすぐスタートするわ!
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キタサンブラックは好スタート
シュヴァルグランはどこに!?
スタートした!
キタサンブラックは…2番手や。
いい位置につけてるんちゃう?
わからないなりに語ってみたりもします。
17番のヤマカツライデンが大逃げの状態で一周目の正面を通過しました。
離れて後を追うキタサンブラック。
私の買ったシュヴァルグランは…どこや?
ようわからん。
えーっ、あの先頭の馬なに?
このまま行くんちゃうん?
と、友人Nさん。
大丈夫、大丈夫。
そろそろ力尽きるって。
キタサン来るよ!
と、知ったかぶりの私。
2周目の淀の坂に差し掛かる頃には逃げ馬とキタサンの距離は縮まってきて…坂を下り終わった4コーナーに差し掛かるあたりでつかまえた!
キタサンブラックが先頭にかわりました。
でも、まだ本当の勝負はここから!
そして、シュヴァルグランはどこに?
ちょうど私の目の前を通りすぎた馬群。
先頭はキタサンブラック。
そして6番の馬が…
いた!
2番手?
3番手?
キタサンブラックの1位は確信。
あとは2位にシュヴァルグランが来てくれさえすれば!
大歓声の中、ゴールへと突っ走る17頭。
もう直接馬たちの姿は見えません。
ターフビジョンを見ながら
6番来いーっ! 6番ー!!
と、力の限り叫んでいました。
キタサンブラック連覇
武豊も新記録を樹立
キタサンブラックは、ディープインパクトのレコードタイムを塗り替える3分12秒5タイムで春の天皇賞を連覇。
武豊も、同一G1で8勝目という新記録を樹立しました。
そして、2着はシュヴァルグラン!
3着には2強と言われていたサトノダイヤモンドが入りました。
捨てられたハズレ馬券
そして私は、初めての競馬で天皇賞を2枚とも当て、第3レースを含めて、すべての馬券を適中させたんです。
天皇賞の払い戻しは
単勝 3番 220円
馬連 3-6番 1040円
でももう淀には行かない?
初めての競馬で勝った4枚の馬券を全て適中させた私。
元金1200円なんてケチらず、一万円
くらい賭けてたらすごい儲かったん
ちゃうん。
今度は人の少ない日に来てじっくり
パドック見て馬券買って……
アカン、アカン、あかーん ( ̄▽ ̄;)
こんなラクして稼ぐこと覚えたらアカン!!
こうやって、いつの間にかハマって抜き差しならなくなって、こうやって人って堕ちてゆくのね。
道を踏み外しそうな自分がコワい。
もう、淀には行かないもん!
今回のブログでは、いろいろ競馬の楽しそうな側面を紹介させていただきましたが、私たき子は、決してJRAのまわしもの、…いやいや関係者ではございません。
みなさん! くれぐれも、
酒と馬券はほどほどに(私もか!?)
ついでですが、息子の高校も春大会3回戦を突破!32強に名乗りをあげ、いい日になりました♪
だけど、息子のチームの春大会の応援にも行かず、競馬場に出かけたなんて、チームの父母には口が裂けても言えません(汗)。
【春の天皇賞2017レポート前編はこちら】
【春の天皇賞2017レポート中編はこちら】
どれにしようか天皇賞
春の天皇賞2017レポート中編の続き
こんにちは、たき子です。
前編では京都競馬場に着いたところから、初めてのパドック、初めての馬券を。
中編では場所取りとUMAJOなどについてレポートさせてもらいました。
後編では、いよいよ天皇賞レースの模様をお伝えします。
まずはどの馬を買うか。
本当はパドック見てから決めたいところですが、パドックから発走ってそんなに時間がないんですよね~。
午前中に当てた第3レースみたいに、メインレースじゃなかったらパドック見てから馬を決めて、急いで買えば間に合うけど、天皇賞ともなると、パドックを前のほうで見るのも一苦労。
そこから長蛇の列に並んで買うなんて、とても間に合いそうにありません。
そこで、これまでの戦績やらいろんな情報の載った新聞などをにらめっこして買うことに。
どれどれ。
スポーツ新聞をチェックしてみるといろんな人がもっともらしい事を書いています。
サトノダイヤモンドがイチオシとか、キタサンブラックは前走の大阪杯が強すぎたとか、シャケトラの動きは一級品とか、ラブラドライトの旬は今だとか、シュヴァルグランは熱意を感じるとか…。
う~ん。
こういうのに惑わされていては、いや、いちいち参考にしていてはきりがないねんなー。
外せないのはキタサンブラック
もう1頭は…
個人的に応援しているのはキタサンブラック。
単勝を買うのは決めています。
【キタサンブラックを応援している理由が書かれている記事はこちら】
いわくつきで応援しているだけではなく、キタサンブラックは去年の春の天皇賞の覇者であり、現役最強の1番人気の馬です。
言わずと知れた演歌歌手北島三郎が馬主で菊花賞も取っています。
しかも鞍上は大好きな武豊!
武豊は、JRA歴代最多勝記録および歴代最多騎乗数記録保持者です。
キタサンブラック & 武豊の最強タッグ。
買わない理由が見つかりません。
でも、馬連も買いたいからもう一頭はどれにしよう。
馬の名前を見たってわからないから、騎手名をチェック。
福永祐一が乗るシュヴァルグラン。
単勝4番人気のお馬さん。
これにしよかな。
舌かみそうな名前やけど、まあええわ。
福永祐一は天才騎手と称された福永洋一の息子で、自身も2011年と2013年にはリーディングジョッキーを取っています。
父である福永洋一は、1979年の落馬事故で大怪我をし、現役を引退しているのですが、当時子どもだった私は、たまたまテレビでこのレースを見ていました。
競馬に興味がなくても天才福永洋一の名前と活躍は耳にしていたので、落馬はショックでした。
ようし、どうせわからんねんから、なんも知らん馬と騎手より知ってるほうがいいと、シュヴァルグランに決めました。
しかも馬主は佐々木主浩。
元プロ野球選手、横浜ベイスターズの「大魔人」やん。
プロ野球好きとしては、この情報は◎。
こうして、安易な理由で馬を決め、教えてもらった通りに単勝3番キタサンブラック、馬連3-6キタサンブラックとシュヴァルグランの番号をぬりぬり。
あとは金額。
なんぼ買おう。
せっかくの天皇賞やから、はりこんで(?)500円ずつ!
機械にお金を入れてカードを入れて。
出てきた出てきた。
間違って買っていないか確かめておかないと。
うん、間違いない。
後は発走を待つばかり♥
いよいよ発走!!
発走目前になると、いっそう人が集まってきました。
3時半現在で73566人。
満員の甲子園の倍ほどの人です。
1番人気のキタサンブラックに次ぎ、昨年の有馬祈念を勝ったサトノダイヤモンドが2番人気で、下馬評ではこの2頭が2強と言われています。
音楽が流れ、手拍子がおこり、拍手がおこり、自然とこれまでのレースとは全く違う華やかな雰囲気に包まれます。
スタートは遠くてよく見えません。
父が愛用していた双眼鏡でみてみると、ゲートの近くを、騎手を乗せたお馬さんたちがうろうろしています。
返し馬で観客の前を通過してはくれないみたい。
ちょっと残念。
さっき、何レース目かで颯爽と通り過ぎていくのがカッコよかったんだけど。
スタート直前、スターターが歩きだすと再び拍手がおこり、ファンファーレと共に手拍子、拍手、大歓声です。
双眼鏡チェックを続けていると、次々と馬がゲートに入りはじめました。
そして最後の1頭がゲートイン。
入った。
もうすぐスタートするわ!
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キタサンブラックは好スタート
シュヴァルグランはどこに!?
スタートした!
キタサンブラックは…2番手や。
いい位置につけてるんちゃう?
わからないなりに語ってみたりもします。
17番のヤマカツライデンが大逃げの状態で一周目の正面を通過しました。
離れて後を追うキタサンブラック。
私の買ったシュヴァルグランは…どこや?
ようわからん。
えーっ、あの先頭の馬なに?
このまま行くんちゃうん?
と、友人Nさん。
大丈夫、大丈夫。
そろそろ力尽きるって。
キタサン来るよ!
と、知ったかぶりの私。
2周目の淀の坂に差し掛かる頃には逃げ馬とキタサンの距離は縮まってきて…坂を下り終わった4コーナーに差し掛かるあたりでつかまえた!
キタサンブラックが先頭にかわりました。
でも、まだ本当の勝負はここから!
そして、シュヴァルグランはどこに?
ちょうど私の目の前を通りすぎた馬群。
先頭はキタサンブラック。
そして6番の馬が…
いた!
2番手?
3番手?
キタサンブラックの1位は確信。
あとは2位にシュヴァルグランが来てくれさえすれば!
大歓声の中、ゴールへと突っ走る17頭。
もう直接馬たちの姿は見えません。
ターフビジョンを見ながら
6番来いーっ! 6番ー!!
と、力の限り叫んでいました。
キタサンブラック連覇
武豊も新記録を樹立
キタサンブラックは、ディープインパクトのレコードタイムを塗り替える3分12秒5タイムで春の天皇賞を連覇。
武豊も、同一G1で8勝目という新記録を樹立しました。
そして、2着はシュヴァルグラン!
3着には2強と言われていたサトノダイヤモンドが入りました。
捨てられたハズレ馬券
そして私は、初めての競馬で天皇賞を2枚とも当て、第3レースを含めて、すべての馬券を適中させたんです。
天皇賞の払い戻しは
単勝 3番 220円
馬連 3-6番 1040円
でももう淀には行かない?
初めての競馬で勝った4枚の馬券を全て適中させた私。
元金1200円なんてケチらず、一万円
くらい賭けてたらすごい儲かったん
ちゃうん。
今度は人の少ない日に来てじっくり
パドック見て馬券買って……
アカン、アカン、あかーん ( ̄▽ ̄;)
こんなラクして稼ぐこと覚えたらアカン!!
こうやって、いつの間にかハマって抜き差しならなくなって、こうやって人って堕ちてゆくのね。
道を踏み外しそうな自分がコワい。
もう、淀には行かないもん!
今回のブログでは、いろいろ競馬の楽しそうな側面を紹介させていただきましたが、私たき子は、決してJRAのまわしもの、…いやいや関係者ではございません。
みなさん! くれぐれも、
酒と馬券はほどほどに(私もか!?)
ついでですが、息子の高校も春大会3回戦を突破!32強に名乗りをあげ、いい日になりました♪
だけど、息子のチームの春大会の応援にも行かず、競馬場に出かけたなんて、チームの父母には口が裂けても言えません(汗)。
【春の天皇賞2017レポート前編はこちら】
【春の天皇賞2017レポート中編はこちら】