おばちゃんDays

調理師たき子によるオオサカのおばちゃんブログ

あおり運転の果てにクラッシュ


あおり運転が社会問題化

こんにちは、たき子です。

今年の6月、東名高速道路でワゴン車を運転していた夫婦があおり運転で停止させられ、後続のトラックに追突されて亡くなるという事件が起こり、連日報道されています。

あおり運転の摘発は、2016年は7625件あったそうですが、摘発されないものを含めると、多分この何倍もあるのだろうと思います。




キープレフトで自衛したい

今回の事件は、注意されたことにキレてあおったのですから自己中以外のなにものでもありませんが、あおられるケースとして多いのは、右側車線を走っているときではないでしょうか。

確かに高速道路などで、追い越し車線をゆっくり走っている車がいると、

 右は追い越し車線なんやけどなー
 ゆっくり走るなら左の走行車線を
 走ったほうがええんとちゃうかな

なんていう場面に遭遇するのはよくあることです。

 
多くの高速道路では、右側車線は追い越し車線で、一般道や自動車道でも基本的には左側走行をしなければならない、いわゆる『キープレフト』の原則を知らない人が多いらしいんですね。

知ってる人にとっては、そんなん基本やん?
と思うことですが、長年運転していると原則は輪かくがぼやけて、やがては忘れてしまいがちなのかもしれません。

高速道路などで左側を走っていると、超遅い車や大型トラックなどにすぐに追い付くので、たびたび車線変更をしなければならない煩わしさは、わからなくもないのですが。



また、高速道路だけでなく一般道でも、左側車線は、路線バスや店から出て合流してくる車がいて、キープレフトを遵守しようとすれば、どうしても遅くなりがちです。

ついつい、すいすい走れる右を走りたくなりますよね。
で、あおられちゃう。

あ、でも、決してあおる人を擁護しているわけではありません。
念のため。

キープレフトの原則を無視してずっと右側を走っている車がいるからって、だからってあおっていいわけじゃない!
そこは誤解なきようお願いします。

キープレフトを思い出して、身を守ろうよって思うだけなんです。


イライラしないで~!

そして、イラつきやすいドライバーにあえてお願いしたい。
ちょっとしたことで、イライラしないでって。



車は鉄の箱に乗ってるけど、歩行者は丸腰だもん。
怖いやん。
ドライバーがせっかちだと。

怖いのは歩行者だけではありませんね。
今回の事件のように、同じドライバーにとってもイライラ運転は怖いです。
今回のあおり運転がその最たるもので、車を停止させるぐらいあおるのって、本当に悪質極まりないです。


強烈にあおってきた結果は?

実は私も昔、ものすごい悪質にあおられた事があります。

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自動車専用道の入り口付近で、後ろの車が車間を狭めて蛇行運転っていうんでしょうか。
頭がおかしいんじゃないかって思うぐらいクネクネ、強烈なあおりを食らったんです。

多分、自分の運転技術?をひけらかしたかったってのもあるかもしれませんが、映画のようにキュンキュンとくねくねしてきて、うっとおしーと思いながらバックミラーでチラチラ見てると…

 どっしゃーん!!

なんとその車、ハンドルを切りそこねて自動車道の右側の壁?に激突したんです。



私はそのまま走り去ったので(高速道路のような自動車道専用道路なので止まれない)、後はどうなったのかはわかりませんが、車が大破したことだけは確かでしょう。

翌朝の新聞には事故の事は書かれていなかったので、後続車などは巻き込まれず単独の事故ですんだのだろうと思われます。

一方通行の自動車道だったのも、幸いしたと思います。
両方向の道路なら、もしかすると中央分離帯を飛び越えて対抗車線へ飛び出していた可能性もあり、大事故につながっていたかもしれません。

自業自得とはいえ、あのドライバーどうなったんやろうなと30年近くも前のことを思い出した、あおり運転のニュースでした。