おばちゃんDays

調理師たき子によるオオサカのおばちゃんブログ

北海道から息子とカニが帰ってきた

北海道へ修学旅行




こんにちは、たき子です。

毛ガニ食べました~♪

すみません。
あまりの嬉しさに興奮してます!!

息子が修学旅行北海道からぶら下げて帰ってきてくれたんです。

北海道に行く息子を、

「できればカニ買ってきて。着払いで送ってくれたらいいよ~」

と送り出したのですが、クール宅急便だと3000円もするらしく、

「ぶら下げて帰ってくる。生きてる」

とラインくれたのが帰ってくる日の昼間のこと。
新鮮な毛ガニをどうやって食べるべきか…。



毛ガニって鍋のイメージないけど、ゆでるのはもったいないような。
湯て汁にカニの味出ちゃうやん。

せっかくの新鮮な毛ガニ。
余すことなく味わいつくしたい

ということで、やっぱり鍋やね~♪

すっかり浮かれ気分で鍋の用意をして、息子とカニを待ちわびる私。


息子&カニ帰宅

そして夜になり、息子帰宅。

おかえり、息子&カニ♥

「はい、これ」



待ってたよ~♪♪♪

修学旅行の土産話を聞きながら早速開封。



食べ方の説明書が。



おお~っ、けっこうデカイ♥


生きてるカニを解体

持ち上げると解放された脚がモゾモゾと。

「めっちゃ動いてるねんけど!?」

「だから生きてるって言うたやん」

「でもでも、こんなに元気とは思えへんかってんけど~(汗)」

鍋に入れるためには、足をちょんぎったり、甲羅をはがしたり、身体中にメスを入れなければ!

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キッチンバサミをカニの足元に添えるとカニがビクッ

「動いた~っ」

 ええい!
 こんなことでひるんでいては、
 カニ鍋にはありつけん!

カニ鍋を心に描きながらチョキン

 はあ~っ

自分が猿蟹合戦の悪者の猿にでもなった気がします。

一本一本、気合いを注入しながら全ての脚を切り離し、一息ついたところで甲羅を剥こうとしたのですが、目玉がギョロッと。

 まだ生きてる~!

にらまれながら、そのまま甲羅を剥がすのは恐すぎです。
電子レンジに入れ、軽くチンすることに。
加熱しすぎたら台無だから、火は通らないけど死ぬ程度に気をつけてチンしないと。

 お願い!
 早く成仏してくれい!

生きたまま蟹の甲羅を剥がしても、電子レンジにかけても、どちらにしても残酷ですよね。

でもそうやって、私たちのかわりに殺してくれる人がいるから、鶏や豚や鶏や魚を美味しく食べられるんですよね!
今さらながら感謝、感謝っすわ~。

ぎゃーぎゃー言いながら、やっとの思いで鍋仕様にさばきました。




久々のカニに感動もひとしお

カニ味噌はお酒を垂らしてオーブントースターへ。



脚と胴は鍋で美味しくいただきました。



身を剥き、氷水で放つとカニ刺しで食べられるということなので一本だけ試してみます。



プリプリで、これはこれで悪くないけど、やっぱり鍋がいいな。



火を通しすぎないよう、慎重に慎重に。

 甘~い♥
 美味し~い♥♥

そう言えばカニを口にするのは2年ぶりです。

カニ鍋は、高くてめったに食べられません。
毎年、セコガニ(ズワイガニのメス。小さくて主に子を食べる)を年に1、2回か買うのですが、去年はすご~く高くて、セコガニすら買えなかったんです。

ひさびさのカニに感動もひとしお。
最後はもちろん雑炊にして、食べ尽くしました♪

こんど食べられるのはいつになることやら。
せめてオリンピックよりは短いサイクルで口にしたいもんですわ~。