おばちゃんDays

調理師たき子によるオオサカのおばちゃんブログ

エンゲル係数は美女の国エストニア

干し芋が10円!?

こんにちは、たき子です。

大阪市城東区がもよん(蒲生4丁目)のあたりに、最近お気に入りのスーパーがあります。



看板には業務用と書かれており、調味料などは大きいサイズが多いけど、肉や野菜に関しては普通のスーパーと変わりのないサイズや品揃え。

安い物もあればそうでもない物もありますが、国産の肉の多くは他のスーパーの特値ほどの値段で買えるんです。

そこで、前日見つけたのがこれ。



干し芋のたたき売り。
1パックなんと10円!

賞味期限が3日後。
そりゃそうだわ。
そうでなけりゃ、なんぼなんでもこの値段はつきませんよね。

賞味期限など気にしない、気にしない。
10パック買って帰りました。
10パック買ってもたったの100円♥

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安いものばかりを買うのは
 どうかとは思うけど

この間テレビで、消費者が安いものばかりを求めるから下請けは値切られるし、労働者の賃金も上がらないのだと言う意見を耳にしました。

確かにそうです。
それはわかっているんです。
本当は良いものを適正な価格で消費したいわ、私だって。

実際に、そんな時代もありました。
それなりのお給料を得ていた独身時代のことです。しかも、バブル期でもありました。

今は給料はあがらず、なのに物価はじわじわ上がり、毎月の赤字決済をわずかの貯蓄で補填している身としては、それは理想でしかないのです。

我が家は、スマホは格安。
車、パソコン、固定電話はなし。
光熱費は一人暮らし並みに抑え(ガス&電気&水道の3点セットで毎月1万円位)、服とかもめったに買わないし、かなり切り詰めた生活です。 



そんな働きかたを選んだ自分自身のせいもあるので、仕方ありません。

たまに旅行や、友人とのレジャー、ときたまのスイーツがプチ贅沢っていう暮らしぶりなので、これぐらい切り詰めればもう少し余裕があってもよさそうなものなのです。

じゃあなんでそんなにギリギリの生活なのか?

それはズバリ食費にほかなりません。

食費はやばい。
決して高価なものは買っていません。
牛肉とかめったに食べないし、ベーコンやハムもコスパ悪いから、普通は豚こまや鶏ムネ。
頑張ってもせいぜい豚バラや鶏モモで、それすら安い店をはしごしているんですけどね~。

問題は量ですね、絶対的な量が多い。
運動部の男子高校生はアカン。



やつらの胃袋は人類の基準値で計るべきものではありませんね。

一説には、高校球児の食費は、普通の人の4倍かかるとか。
そこまでいかないにしても、食費は3人世帯の平均金額ぐらいはかかっています。


エンゲル係数はエストニアと同じ

いったいどれぐらい食費がかかっているのか正確に調べてみることにしました。
この1年の家計簿を集計し、エンゲル係数を計算すると。

34.7%

これはどの程度の数値なのか?
適正とされるのは20%ぐらいらしい。
ゲゲッ(汗)。

日本のエンゲル係数は終戦直後は60%を超えていたけど、その後徐々に下がり、近年では20%前半で推移しているそうです。
ただし、ここ4年は食品価格の高騰で、エンゲル係数は25%ほどまで上昇しているのだとか。

総務庁家計調査にの、エンゲル係数及び外食比率の国際比較によると、30ヶ国のうち最高のエストニアとぴったり同じなんです。

親近感感じるわ、エストニア。



けど、エストニアってどこやっけ?

なるほど、北ヨーロッパか。
フィンランドの下あたりね。
美女が多い
ますます親近感感じるわ~(笑)。


ぜいたくな悩み

食の細い息子のいる家庭では、作りがいがないと嘆いているから、ぜいたくな悩みなのでしょう。

元気でもりもり食べて、ホンマにありがたいんですけどね、農家や酪農家なら良かった~。
鶏や牛豚は飼えないけど、せめてベランダで家庭菜園すれば家計の足しにはなる?
草木を育てるのはヘタクソな私に、野菜なんて育てられるのか?

ネギの根っこを眺めながら、自給自足を夢見る今日このごろです。