おばちゃんDays

調理師たき子によるオオサカのおばちゃんブログ

忘れられない体育祭の涙

連チャンはないでしょ!?普通

こんにちは、たき子です。

息子の高校の体育祭にいってきました。



先週は文化祭今週は体育祭って、どんな過密日程やねん!
と、いいつつ、2週連続仕事を休みとって行ってきました(汗)

しかも来週は部活の秋大会でまた休む予定。
しばかれそうです、私…。


競技にダンス レベルの高い
 高校生のパフォーマンス

秋晴れ、というより暑いし!

運動会も、保育園、小学校、中学校、高校と、順に運動場も広くなり、それと反比例して見に来る親や祖父母は少なくなるので、観戦しやすくなるんですね。
座って見れるなんてはじめて。

保育園なんて、両親や祖父母、兄弟合わせて子どもの何倍もの人が詰めかけるからホンマぎゅうぎゅう詰めだったけど。



短距離走、リレー、団体競技、団体演技とプログラムは進行し、見どころは応援合戦

応援合戦はダンス対決のような感じ。
夏休みに集まったり、部活で練習に参加できない子は動画で練習したりしてマスターしたらしい。



これがレベル高いねん。
今の時代に生まれなくて良かった!
こんなん覚えられへんわっていう位動きは激しいし曲は長いし。

っていうか、ダンスといえばフォークダンスやったもん(笑)。

クラブ対抗リレーでは、海パン姿で走る水泳部男子の腹筋割れかた半端ない。



体育祭のラストは恒例の全校男子による「えっさっさ」。



かっこいいんですよね!
えっさーっさー!ってやってるだけなんたけど。


高校時代の体育祭での事件

昔話になりますが、私の高校一年の時、体育祭の前にちょっとした事件がありました。

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私は応援団だったのですが、応援団は自分達で趣向をこらした衣装を作って着るのが習わしで、3年間応援団をやっていた生徒だけが3年生になったときに手作りの袴をはけるのです。

詳しいいきさつは覚えていませんが、応援団の衣装を自腹で作る費用が問題になり、禁止になりかけ、すったもんだしたあげく、学校の創立以来初めての生徒総会が開かれることになったんです。



生徒総会が開かれる、それだけでもう興奮ものでした。
高校生の私達にとっては、それは歴史的な出来事だったのす。
講堂で意見が交わされ、全校生徒投票の結果、たった1票差で応援団の主張は退けられ、皆で泣きました。

けど、その後衣装は着たし、3年生の時には袴も着たし、どう納まりがついたのかおぼえていないのですが。


対立グループの頭が号泣


もう一つ高校時代の体育祭で忘れられない思い出があります。

応援団の団長と副団長の仲が悪く対立していたのです。

流血こそしませんが、ごくせんのようないがみ合いが続いていました。

これも経緯は忘れましたが、体育祭の終わった後、お互いのわだかまりが溶け、二人は皆の前で「俺が悪かった!」と肩を抱き合って号泣したのです。



以来、二人は親友になりました。

青春ドラマのような話ですが、ホントにこんなことあるのかって思うような出来事でした。

自分達の非を認めて号泣した彼らは本当にかっこよかった。


色あせない宝物


足を引っ張ったり、騙し騙されたり、自分を卑下したり、うまくいかないことを全て回りのせいにしたり。

この年齢になると、残念ながらそういったことをよく目にします。

不満を抱えている人達は、あんな人と結婚してなかったら、もっと若かったら、お金があったら…。

そんなタラレバの会話にはうんざり。
誰にだってうまくいくことと、うまくいかないことはきっとあるんやから。

かと思えば、自分を勝ち組だと思っている人は、幸せ自慢が出来る場になると、ここぞとばかりにアピールして人を見下そうとする。

そんな、面倒くさい世の中で、あの時の彼らの涙はいつまでも忘れられない出来事として、私の中に存在しています。

30年以上たった今でも色あせない宝物です。