おばちゃんDays

調理師たき子によるオオサカのおばちゃんブログ

柔軟剤が苦手なのは匂いの記憶力のせい?

金木犀が満開です

こんにちは、たき子です。

今週になってから、あちこちで金木犀が匂いはじめました。



6月のクチナシ、10月の金木犀は季節の変わり目のプレゼント。
毎年匂いを嗅ぐのを楽しみにしています。

息子が小さい頃、金木犀の花を鼻の穴いっぱいに詰め込みたい~と、つぶやいたことがありました(笑)。

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自然の花の香りは好きですが

クチナシや金木犀など自然の花の香りの多くは、いつまでも嗅いでいたいと思わせてくれるのですが、人工的な匂いは苦手です。



特別に化学物質過敏症やアレルギーというわけではないと思うのですが、軽い吐き気をもよおしたりするから、やはり過敏なのでしょうか。

ヘアスプレーの匂いとかも苦手なので、美容院で予告なしにかけられると、げんなりです。

一度、間違って香料付きのトイレットペーパーを買ってしまったら、トイレのみならず家中に匂いがプンプンして耐えられず、気にならない人にあげました。

先日も、いつも使っている洗濯洗剤が切れていたので、違う洗剤を買ったら臭くて(人によってはいい香りなんだろうけど)まいりました。

蛍光剤、漂白剤を使っていないナチュラルっぽい商品だったため、香りはついていないと思いこんでいた私がアホでした。
表示はよく確かめないと~(泣)。
身につける物なので、1日中不快な香りがまとわりつくのは地獄です…。

洗濯洗剤もですが、柔軟剤の匂いについて物議がおこっているそうですね。



我が家はマンションなのですが、確かに、最近ベランダの窓を開けていると、異質な匂いが漂ってきて閉口することがあります。

昔のトイレに置いてあった丸い芳香剤のような匂いなので、てっきり鳩よけにトイレの芳香剤をベランダに吊るしているのかと思っていましたが、もしかして柔軟剤の匂いなのかなあ?


柔軟剤いる?

反論を怖れず言ってしまいますが、柔軟剤って必要かなあ?
我が家では柔軟剤を使っていないのです。
タオルなんてバッリバリ


でも、柔軟剤を使わなければ、当然ながら柔軟剤代がかからないし、柔軟剤を入れる手間もかからないし、よけいな化学物質にさらされなくてすむし、バリバリのタオルも慣れれば味があっていいもんですよ(笑)。

でも、世の中には柔軟剤!っていう人もいて、表示されている使用量の何倍もドボドボ入れないと気がすまない人を知っています。
ふっかふかのタオルを鼻にあてて、思いきり匂いを嗅ぐのが至福の喜びなのだそうですから、人それぞれなんやなって思います。



人の楽しみに水をさしたくはないけれど、このいい気候に窓を開けられないのは辛いなあ。
やっぱり。
周囲に漂わない程度のソフトな香りにしてほしい…。
ご近所トラブルになると困るので言えないんですけどね。


匂いは記憶力が良い

記憶の中で、記憶力が良いのは、実は匂いなんじゃないかと思うんです。



一度嗅いだ香りは何年、何十年たっても忘れません。
味もそうです。
幼い頃に食べた味は大人になっても忘れられません。

何年、何十年たっても同じ味や香りに出会うと、あの時と同じ匂い(味)だっていうことがわかります。

それに比べると、視覚聴覚ごまかしがきくように思うのです。
例えば効果音などは聞き分けにくいし、実は視覚は脳に騙されやすいのはだまし絵などで周知の事実ですよね。

曖昧なように思いがちな嗅覚や味覚のほうが実はは正確だし記憶力が良いような気がします。
私の芳香剤嫌いも、もしかすると幼い頃の香りの記憶と関連しているのかもしれません。



子どもの頃、車酔いがひどかったのですが、よく乗せてもらっていた親戚の車に芳香剤が置かれていて、それ以来、車酔いと芳香剤はセットになって吐き気を催すような気もするんです。

だとすると、人の名前とかは出てこなくて、年と共に記憶力は低下するのに、匂いの記憶力だけはいいなんて、それも良し悪しですよね~!