おばちゃんDays

調理師たき子によるオオサカのおばちゃんブログ

突然のお誘いはダメよ

ナンパ?なわけないか

こんにちは、たき子です。

1ヶ月ほど前のことです。
仕事の帰り、若いお兄さんに突然声をかけられました。



 ナンパか!?

さすがにそんなことを考えるほど図々しいワタクシではありません。

まあ、中高年女性が道端で道を聞かれる以外に声をかけられるとしたら、キャッチセールス新興宗教街頭演説の候補者と相場が決まっていますよね。

ある時なんか、片手を自分の顔の前に拝むようにかざした人が近づいてきて、

「あなたの幸せをお祈りさせて下さい」

と声をかけられたことがあります。

「自分で祈るんでけっこうです」

と丁重にお断りしました。
見知らぬ人にいきなりお祈りされるほど不幸に見えたのかなあ。


整骨院の勧誘に心動く

話は戻って、声をかけてきたのは新しくオープンする整骨院のお兄さんでした。



よく見ると10m置きにお兄さんが達が配備され、通行人に声をかけています。

「今日と明日、無料体験やってます。どうですか、今から施術させてもらえませんか?」

と、どうぞどうぞと、ま新しい整骨院にいざなおうとするではありませんか。

 無料!?
 ちょうど、近々整骨院行って
 マッサージしてもらおうかとは
 思ってたけど
 でも今から

一瞬、流れに乗っかって案内されるがままについてゆこうかと思ったのですが、そこでハタと我に返りました。

ダイエットのため職場から30分ほど歩いて帰ってきた体です。

 いや待て
 汗、かきまくってるぞ
 それに、そうだ
 確か靴下に穴あいてたけど、小さいから
 いいやって思って履いてきたんや
 ムリムリ
 あかん、こんな体で整骨院のベッドには
 横たわられへん



…てなことを3秒間に考え、急いでいるのでとお断りして立ち去ったのでした。

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ICUでとっさに考えたのはパンツ

思いおこすと20数年前、交通事故にあって救急車で運ばれたことがあります。



事故の瞬間気を失い、ICUで目覚めたとき、もうろうとした意識の中でに真っ先に思ったのは、親が心配してるだろうということでも、楽しみにしていたデートがおじゃんになったことでもなく、履き古したパンツ履いてなかったっけ!?ということでした。

全部脱がされて病院の手術着を着せられ、オシッコの管をつけられていたことは、身動きとれない状態でもわかったからです。



事故にあったのは、ちょうどスポーツクラブの帰りで、汗を流してシャワーを浴びたばかりだったこと、下着も新しいキレイな物を身に付けていたことを思いだしほっとしました。

女の心理ってそんなもんです。

整骨院のお兄さん、暑い中立って勧誘してたけど、夏場は確率悪いと思います。



勝負パンツ履いてなくて、ムダ毛処理できていないお姉ちゃんが突然のデートをためらうのと同じく、いくら無料とはいえ、おばちゃんだって突然のお誘いにはそうそうホイホイとは乗れないのです。