『電動アシスト自転車』購入記
こんにちは、たき子です。
GWに鹿児島と宮崎旅行を決行したたき子。
この旅行に「ナナハン」(たき子の電チャリの愛称)とという相棒の存在は、なくてはならないものでした。
そこで今回は、数ある電動アシスト自転車の中から、どうやってナナハン選んだかを書かせていただこうと思います。
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自転車界の新参ものだった電動アシスト自転車は、今や従来の自転車の販売台数を越したというデータもあるようで、年々右肩上がりに売れ行きを伸ばしています。
健康志向で自転車人口が増えたことや、高齢者の運転免許返納に伴う移動手段の代替えとしての需要が主な要因だそうです。
メーカーは?
その中でも
「ヤマハ」
「パナソニック」
「ブリジストン」
が3大メーカー。
「ヤマハ」は、オートバイメーカーなので発動機の実績としては確固たるものを築いています。
「パナソニック」は、家電メーカーとしての強みを持っています。電動アシスト自転車は広い意味で電化製品ですからね。
「ブリジストン」は、言わずと知れたタイヤメーカー。長年の自転車製造販売の実績を誇っています。
元々は業種の違う3社が3大メーカーというのもおもしろいですよね。
それぞれ得意分野が違いそうです。
ちなみに、数年前まではヤマハの電動アシスト自転車は中身はブリジストンだったそうですが、今は違うそうですよ。
ラインナップは?
各メーカー、電動アシスト自転車のラインナップは主に、
・学生を向け
・主婦向け
・子育て世代向け
・高齢者向け
・子ども向け
・スポーツタイプ
この6種類に分けられます。
「学生向け」はデザインがかっこ良くて比較的長距離対応。
「主婦向け」はいわゆるママチャリ。
「子育て世代向け」は、前後に子どもを乗せられる構造。
「高齢者向け」はタイヤが小さく車体が低いタイプで補助輪がついている物もあります。
そして「子ども向け」が主に小学生向けで、
車体重量が軽く、前傾姿勢で乗る「スポーツタイプ」。
。。。ざっくりですが、こんな感じで分けられています。
必要なスペックは?
たき子の求める性能は以下の通り。
①できるだけ長い距離を走りたい
②荷物をガッツリ乗せたい
③前傾はイヤ
④耐久性
⑤安全性
あくまでも旅行の足としての電チャリなので、①の走行距離は最重要項目でした。
つまり長持ちするバッテリーです。
電チャリの価格の中でバッテリーが締める割合は大きく必然的に高い機種を選ぶことになりました。
また、旅行の荷物も担ぐのは嫌なので後ろかごは必須!
前かごはどこのメーカーも3キロ位までしか保証していないのです。
ガッツリ乗せられる②の条件を満たすのは後ろかごを取り付けられる機種を選びました。
そして③のサイクリングスタイルですが、本格的な前傾姿勢ではなくタラタラ走りたいので、前傾タイプのスポーツタイプは除外しました。
④の耐久性は、パンクやチェーンが外れるなど、道中のトラブルが少ないものであることを重視しました。
最後の⑤安全性は、転倒や事故の危険性を減らすための大事な項目。
。。。。以上5つのポイントを押さえて各メーカー検討し、機種をピックアップしてゆきました。
3候補をピックアップ
最終候補に残ったのは以下の3機種です。
「ヤマハ」からは『PAS With SP』。
1回の充電で、100km(エコモード)の走行が可能です。
ヤマハの特徴として、走り出しがソフトな事があります。
電動アシスト自転車の特性として踏み出し時にアシスト機能が発動させますから、ギュイーンと加速しやすいのですよね。
だからこそ楽にこげるのですが、裏をかえせば軽く踏んだだけで走り出してしまうことになり、事故につながりやすいのです。
また、ヤマハはブレーキのワイヤーがフレーム内蔵型なので、引っかけて切れるなどのトラブルが起こりにくいし、タイヤ幅が広く段座などでは安定感があります。
「パナソニック」からは『ティモ・L』。

こちらもヤマハ同様1回の充電で100km(ロングモード)まで走行できます。
明るい車体の色があるのが魅力的です。
ライトな色だと気分も明るくなるし、夜道でも安全性が増しますからね!
また、前かごが大きくて形もお洒落です。
「ブリジストン」からは『アルベルトe』。

アルベルトは、他にはない特徴があります。
チェーンではなく、ベルトドライブという他社にはないベルトなのですが、チェーンのような弛みか起こらず強度があるのだそうです。
また「走りながら自動充電できる」というのは大きな魅力でした。

ただし、自動充電できるのは長い坂道などで自転車を漕がずに走っている場合に限るので、どこまでメリットがあるかは未知数でした。
2機種に絞る
これらの3機種を比較し、最初はブリジストンの『アルベルトe』にしようと思ったのです。
耐久性のあるベルトドライブと自動充電というスペックが魅力でしたから。
ところが、チラシでアルベルトeを一押ししている町の自転車屋さんを訪れたところ、すっごく感じが悪くって~!
職人気取りの上から目線で、こちらの希望をろくに聞こうともしないし٩(๑`^´๑)۶
ヤンキーのお姉ちゃんの自転車をしゃべりながら修理するのに夢中で、たき子が店に入っても知らんぷりだし(←どちらかといえばこっちか?腹が立つのはw)。
その店で買う気がなくなって他の店へ行ってみたのですが、アルベルトeを薦める店はどこもなくて実物がないから試乗もできないし、値引きはしてもらえないしで、アルベルトeを買う気がなくなってしまったんです。
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というわけで、最有力候補のアルベルトeは脱落し、2機種に絞られました。
販売店は大事ですね!
置いてない、推薦もしないということは選択肢から外れるということなのですから。
たまに一押しの販売店があっても、今回みたいに対応が悪いと買おうという気にならないし。
販売店の話が出たので、最終決定の前に販売店を選んだ経緯をお伝えしておこうと思います。
どこの店で買うか
最終的にどの機種にするか、ネットの情報なども調べましたが決定打にかけるので、後は販売店の意見を聞いてみることにしました。
これまでずっと自転車は近所のおじいちゃんのお店で買っていたのですが、電動アシストは扱いたくないようなので一からお店探しです。
購入したのがちょうど3月なので春の自転車売り出しシーズンでチラシがたくさん入っていました。

たき子が訪れたのは、
・大手の自転車専門店『あさひ』『ダイワサイクル』
・ホームセンター『コーナン』
・スーパー『イオン』
・『町の自転車屋』
・『ネット通販』
大きな買い物ですからね、お店選びも慎重でした。
コーナンは、自転車専門の店員さんが常駐していないので説明が聞けず問題外。
イオンも売ろうという気が感じられず却下。
私の訪れた店舗がたまたまそうだっただけかもしれませんが。。。
そして『町の自転車屋』は、前述の通りヤンキーのお姉さんにデレデレなのでアウトw
ネット通販も、たいして安くないのに手間がかかるのでメリットは感じませんでした。
電動アシスト自転車というのは、通常の自転車とは違い定期点検やメンテナンスが重要です。
購入後の初期点検や半年毎の定期点検を受けていなければメーカー保証を受けられないのですよ~。
ところがネットで購入するとこうしたサービスが置き去りになるので、購入後にどこかの販売店へ持ち込んで点検してもらわないといけないんですよね。
ということで、ネット通販も脱落。
結局、自転車専門店『あさひ』か『ダイワサイクル』のどちらかで買うことにしたのでした。
この、2店は気軽に試乗もさせてくれましたしサポート体制も似たような物なので、あとは価格と対応。
商品知識が豊富でこちらのニーズをしっかり聞いて納得できる説明をしてくれ、最終的にどの機種を選ぶのか決める手助けになったダイワサイクルで買うことにしたんですよね。
価格も安かったし。
結局どれにしたのか
それで機種の選定に戻りますが、結局どれにしたのかというと。。。

「ヤマハ」の『PAS With SP』です。
ヤマハとパナソニック甲乙付けがたかったのですが、決め手はタイヤの太さかな。
比べて見てみると明らかに違うんですよね。
段座などでの安定感が全然違うのだそうです。
お洒落なパナソニックにも心動いたのですが(笑)、スタイルより実を取る現実的なおばちゃんとしては、転倒のリスクを減らせられるヤマハに軍配をあげたのでした。
乗ってみた感想は?
実際乗ってみてどうか?
素晴らしいですね~!
羽が生えたような軽さを知って、自転車乗りの別次元に踏み込んだ感さえあります。
選んだ機種にも不満は感じていません。
いえ、一つあるとしたら車体が重いことでしょうか。
もしもバッテリーが切れた時の事を思うと、車体はもう少し軽くあってほしいです。
車体の軽い機種としてはスポーツタイプがあります↓↓

しかし、スポーツタイプは前傾ですし、価格も高いです。
後部に荷物を積む為には別途器具を取り付けなけばならないので、費用もかかるし、そもそも取り付けられないタイプもあります。
やはりスポーツタイプは、本格的なサイクリングをしたい人向けなのですよね。
走行距離に注意必要
もう一つ、不満ではないけど予想外だったのは、1回の充電で走行できる距離です。
たき子の購入した機種はエコモードなら100㎞ほどはしれるのですが、実際には55㎞ほどしか走れない日がありました。
でも、よく見ると、その事はパンフレットにもちゃんと書かれてあったのです。

連続坂の場合、1回の充電で走れる距離はぐんと短くなることはちゃんと書かれていました。

ちゃんと読んでなかった、たき子の手落ちでした。。。(>_<)
坂の多い所を走るときは走行距離を欲張ってはいけないのだと教訓になりましたね~。
ヒグマから逃げきれるか?
最後に電動アシスト自転車の走力です。
鳥天国さんのブログで知ったのだけど、北海道では札幌の市街地近くでもヒグマがしてるらしいのです。
電動アシスト自転車ならヒグマから逃げ切れるかな?という疑問を受けて調べてみました。
たき子の実感としては、毎日片道1時間かけて自転車で高校に通っていた運動部男子である息子の自転車についてゆけるレベルの走りは実現したという感じです。
ということは、男子高校生並の筋力でこげるということですよね。
しかし、これはあくまでもこぎ始めの加速と持久力のサポートであって、速度に比例するわけではありません。
電動アシスト自転車は、速度10㎞を超えると安全のためアシスト機能は作動しないのです。
つまり、速度10㎞以上は普通の自転車と変わらないんですね!
マウンテンバイクで頑張って50㎞、ママチャリが平均20㎞ほどの速度だそうなので、電動アシストで出せる速度も同程度と考えられます。
で、ヒグマの走力は半端なくて、なんと時速50㎞もの速さで走るらしいんですよ~。
運が良く、必死でこげば何とか逃げ切れるかも。。。電動アシストだと加速が良いから逃げ切れるチャンスが少しは増える?
とはいえ、そう大きな期待はできなさそうですね(^^;
ちなみに、海外では最高速度100㎞まで出る電動自転車が発売されたそうです。
けれど、日本では安全面から認可はされなさそうですね~。
さらなる進化を期待したいが間に合うのか!?
以上、今回の電動アシスト自転車購入記は、これから買おうと思っている人の参考にはあまりならないかもしれません。
たき子の欲しかったのはあくまでも旅行用。
長距離を走れる機種で、一番の売れ筋からは外れているからです。
売れ筋じゃないから値引きも少ないし、タイヤ保護材や傘立て傘ホルダー、パネル保護カバー、などのオプション代、メンテナンス契約も含めるとざっと15万円ほどかかりました。
だけど、そこまで長距離を必要としない汎用機種だと10万円を切る物も多くなってきています。
車体と充電器の軽量化などは、まだまだこれからの課題なのでしょうか。
ぜひもっと進歩してもらいたいものだと電チャリツーリストとしては期待するのですけれど、たき子の体力のあるうちに間に合うのかなあ。。。なんて思ったよりする、ミドフィフのおばちゃんなのでした。
明日は所用でブログは臨時のお休みを取らせていただきます。
明後日また、よければ覗きに来てくださいね~♪
GWに鹿児島と宮崎旅行を決行したたき子。
この旅行に「ナナハン」(たき子の電チャリの愛称)とという相棒の存在は、なくてはならないものでした。
そこで今回は、数ある電動アシスト自転車の中から、どうやってナナハン選んだかを書かせていただこうと思います。
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健康志向で自転車人口が増えたことや、高齢者の運転免許返納に伴う移動手段の代替えとしての需要が主な要因だそうです。
メーカーは?
その中でも
「ヤマハ」
「パナソニック」
「ブリジストン」
が3大メーカー。
「ヤマハ」は、オートバイメーカーなので発動機の実績としては確固たるものを築いています。
「パナソニック」は、家電メーカーとしての強みを持っています。電動アシスト自転車は広い意味で電化製品ですからね。
「ブリジストン」は、言わずと知れたタイヤメーカー。長年の自転車製造販売の実績を誇っています。
元々は業種の違う3社が3大メーカーというのもおもしろいですよね。
それぞれ得意分野が違いそうです。
ちなみに、数年前まではヤマハの電動アシスト自転車は中身はブリジストンだったそうですが、今は違うそうですよ。
ラインナップは?
各メーカー、電動アシスト自転車のラインナップは主に、
・学生を向け
・主婦向け
・子育て世代向け
・高齢者向け
・子ども向け
・スポーツタイプ
この6種類に分けられます。
「学生向け」はデザインがかっこ良くて比較的長距離対応。
「主婦向け」はいわゆるママチャリ。
「子育て世代向け」は、前後に子どもを乗せられる構造。
「高齢者向け」はタイヤが小さく車体が低いタイプで補助輪がついている物もあります。
そして「子ども向け」が主に小学生向けで、
車体重量が軽く、前傾姿勢で乗る「スポーツタイプ」。
。。。ざっくりですが、こんな感じで分けられています。
必要なスペックは?
たき子の求める性能は以下の通り。
①できるだけ長い距離を走りたい
②荷物をガッツリ乗せたい
③前傾はイヤ
④耐久性
⑤安全性
あくまでも旅行の足としての電チャリなので、①の走行距離は最重要項目でした。
つまり長持ちするバッテリーです。
電チャリの価格の中でバッテリーが締める割合は大きく必然的に高い機種を選ぶことになりました。
また、旅行の荷物も担ぐのは嫌なので後ろかごは必須!
前かごはどこのメーカーも3キロ位までしか保証していないのです。
ガッツリ乗せられる②の条件を満たすのは後ろかごを取り付けられる機種を選びました。
そして③のサイクリングスタイルですが、本格的な前傾姿勢ではなくタラタラ走りたいので、前傾タイプのスポーツタイプは除外しました。
④の耐久性は、パンクやチェーンが外れるなど、道中のトラブルが少ないものであることを重視しました。
最後の⑤安全性は、転倒や事故の危険性を減らすための大事な項目。
。。。。以上5つのポイントを押さえて各メーカー検討し、機種をピックアップしてゆきました。
3候補をピックアップ
最終候補に残ったのは以下の3機種です。
「ヤマハ」からは『PAS With SP』。

1回の充電で、100km(エコモード)の走行が可能です。
ヤマハの特徴として、走り出しがソフトな事があります。
電動アシスト自転車の特性として踏み出し時にアシスト機能が発動させますから、ギュイーンと加速しやすいのですよね。
だからこそ楽にこげるのですが、裏をかえせば軽く踏んだだけで走り出してしまうことになり、事故につながりやすいのです。
また、ヤマハはブレーキのワイヤーがフレーム内蔵型なので、引っかけて切れるなどのトラブルが起こりにくいし、タイヤ幅が広く段座などでは安定感があります。
「パナソニック」からは『ティモ・L』。
こちらもヤマハ同様1回の充電で100km(ロングモード)まで走行できます。
明るい車体の色があるのが魅力的です。
ライトな色だと気分も明るくなるし、夜道でも安全性が増しますからね!
また、前かごが大きくて形もお洒落です。
「ブリジストン」からは『アルベルトe』。

アルベルトは、他にはない特徴があります。
チェーンではなく、ベルトドライブという他社にはないベルトなのですが、チェーンのような弛みか起こらず強度があるのだそうです。
また「走りながら自動充電できる」というのは大きな魅力でした。

ただし、自動充電できるのは長い坂道などで自転車を漕がずに走っている場合に限るので、どこまでメリットがあるかは未知数でした。
2機種に絞る
これらの3機種を比較し、最初はブリジストンの『アルベルトe』にしようと思ったのです。
耐久性のあるベルトドライブと自動充電というスペックが魅力でしたから。
ところが、チラシでアルベルトeを一押ししている町の自転車屋さんを訪れたところ、すっごく感じが悪くって~!
職人気取りの上から目線で、こちらの希望をろくに聞こうともしないし٩(๑`^´๑)۶
ヤンキーのお姉ちゃんの自転車をしゃべりながら修理するのに夢中で、たき子が店に入っても知らんぷりだし(←どちらかといえばこっちか?腹が立つのはw)。
その店で買う気がなくなって他の店へ行ってみたのですが、アルベルトeを薦める店はどこもなくて実物がないから試乗もできないし、値引きはしてもらえないしで、アルベルトeを買う気がなくなってしまったんです。
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販売店は大事ですね!
置いてない、推薦もしないということは選択肢から外れるということなのですから。
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販売店の話が出たので、最終決定の前に販売店を選んだ経緯をお伝えしておこうと思います。
どこの店で買うか
最終的にどの機種にするか、ネットの情報なども調べましたが決定打にかけるので、後は販売店の意見を聞いてみることにしました。
これまでずっと自転車は近所のおじいちゃんのお店で買っていたのですが、電動アシストは扱いたくないようなので一からお店探しです。
購入したのがちょうど3月なので春の自転車売り出しシーズンでチラシがたくさん入っていました。

たき子が訪れたのは、
・大手の自転車専門店『あさひ』『ダイワサイクル』
・ホームセンター『コーナン』
・スーパー『イオン』
・『町の自転車屋』
・『ネット通販』
大きな買い物ですからね、お店選びも慎重でした。
コーナンは、自転車専門の店員さんが常駐していないので説明が聞けず問題外。
イオンも売ろうという気が感じられず却下。
私の訪れた店舗がたまたまそうだっただけかもしれませんが。。。
そして『町の自転車屋』は、前述の通りヤンキーのお姉さんにデレデレなのでアウトw
ネット通販も、たいして安くないのに手間がかかるのでメリットは感じませんでした。
電動アシスト自転車というのは、通常の自転車とは違い定期点検やメンテナンスが重要です。
購入後の初期点検や半年毎の定期点検を受けていなければメーカー保証を受けられないのですよ~。
ところがネットで購入するとこうしたサービスが置き去りになるので、購入後にどこかの販売店へ持ち込んで点検してもらわないといけないんですよね。
ということで、ネット通販も脱落。
結局、自転車専門店『あさひ』か『ダイワサイクル』のどちらかで買うことにしたのでした。
この、2店は気軽に試乗もさせてくれましたしサポート体制も似たような物なので、あとは価格と対応。
商品知識が豊富でこちらのニーズをしっかり聞いて納得できる説明をしてくれ、最終的にどの機種を選ぶのか決める手助けになったダイワサイクルで買うことにしたんですよね。
価格も安かったし。
結局どれにしたのか
それで機種の選定に戻りますが、結局どれにしたのかというと。。。

「ヤマハ」の『PAS With SP』です。
ヤマハとパナソニック甲乙付けがたかったのですが、決め手はタイヤの太さかな。
比べて見てみると明らかに違うんですよね。
段座などでの安定感が全然違うのだそうです。
お洒落なパナソニックにも心動いたのですが(笑)、スタイルより実を取る現実的なおばちゃんとしては、転倒のリスクを減らせられるヤマハに軍配をあげたのでした。
乗ってみた感想は?
実際乗ってみてどうか?
素晴らしいですね~!
羽が生えたような軽さを知って、自転車乗りの別次元に踏み込んだ感さえあります。
選んだ機種にも不満は感じていません。
いえ、一つあるとしたら車体が重いことでしょうか。
もしもバッテリーが切れた時の事を思うと、車体はもう少し軽くあってほしいです。
車体の軽い機種としてはスポーツタイプがあります↓↓

しかし、スポーツタイプは前傾ですし、価格も高いです。
後部に荷物を積む為には別途器具を取り付けなけばならないので、費用もかかるし、そもそも取り付けられないタイプもあります。
やはりスポーツタイプは、本格的なサイクリングをしたい人向けなのですよね。
走行距離に注意必要
もう一つ、不満ではないけど予想外だったのは、1回の充電で走行できる距離です。
たき子の購入した機種はエコモードなら100㎞ほどはしれるのですが、実際には55㎞ほどしか走れない日がありました。
でも、よく見ると、その事はパンフレットにもちゃんと書かれてあったのです。

連続坂の場合、1回の充電で走れる距離はぐんと短くなることはちゃんと書かれていました。

ちゃんと読んでなかった、たき子の手落ちでした。。。(>_<)
坂の多い所を走るときは走行距離を欲張ってはいけないのだと教訓になりましたね~。
ヒグマから逃げきれるか?
最後に電動アシスト自転車の走力です。
鳥天国さんのブログで知ったのだけど、北海道では札幌の市街地近くでもヒグマがしてるらしいのです。
電動アシスト自転車ならヒグマから逃げ切れるかな?という疑問を受けて調べてみました。
たき子の実感としては、毎日片道1時間かけて自転車で高校に通っていた運動部男子である息子の自転車についてゆけるレベルの走りは実現したという感じです。
ということは、男子高校生並の筋力でこげるということですよね。
しかし、これはあくまでもこぎ始めの加速と持久力のサポートであって、速度に比例するわけではありません。
電動アシスト自転車は、速度10㎞を超えると安全のためアシスト機能は作動しないのです。
つまり、速度10㎞以上は普通の自転車と変わらないんですね!
マウンテンバイクで頑張って50㎞、ママチャリが平均20㎞ほどの速度だそうなので、電動アシストで出せる速度も同程度と考えられます。
で、ヒグマの走力は半端なくて、なんと時速50㎞もの速さで走るらしいんですよ~。
運が良く、必死でこげば何とか逃げ切れるかも。。。電動アシストだと加速が良いから逃げ切れるチャンスが少しは増える?
とはいえ、そう大きな期待はできなさそうですね(^^;
ちなみに、海外では最高速度100㎞まで出る電動自転車が発売されたそうです。
けれど、日本では安全面から認可はされなさそうですね~。
さらなる進化を期待したいが間に合うのか!?
以上、今回の電動アシスト自転車購入記は、これから買おうと思っている人の参考にはあまりならないかもしれません。
たき子の欲しかったのはあくまでも旅行用。
長距離を走れる機種で、一番の売れ筋からは外れているからです。
売れ筋じゃないから値引きも少ないし、タイヤ保護材や傘立て傘ホルダー、パネル保護カバー、などのオプション代、メンテナンス契約も含めるとざっと15万円ほどかかりました。
だけど、そこまで長距離を必要としない汎用機種だと10万円を切る物も多くなってきています。
車体と充電器の軽量化などは、まだまだこれからの課題なのでしょうか。
ぜひもっと進歩してもらいたいものだと電チャリツーリストとしては期待するのですけれど、たき子の体力のあるうちに間に合うのかなあ。。。なんて思ったよりする、ミドフィフのおばちゃんなのでした。
明日は所用でブログは臨時のお休みを取らせていただきます。
明後日また、よければ覗きに来てくださいね~♪