おばちゃんDays

調理師たき子によるオオサカのおばちゃんブログ

初めてのお留守番~大学生男子~

オカンいない=飯がない

こんにちは、たき子です。

今日は大学生男子による「初めてのお留守番」です。

思えばこれまでは、“飲みに行くから夜オカンがいない”程度のお留守番しかさせたことがなかった息子。
本格的な初めてのお留守番の機会がやってきました。
しかもいきなりの10日間。
そう、不良オカンたき子の旅行により発生した「the お留守番」なのです。

心配じゃないのって?
なんのなんの。
もう大学生ですからね~、地方で一人暮しを始める友達だっているのですから。

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しかし、たき子のほうはいたってノンキなのですが、息子にとっては、

「オカンがいない=飯が出てこない」

ですから、俺の飯は?って最初は訴えていました。
何しろ、ただいまより先に「今夜のメシ何?」と聞いてくる生き物ですからね(^w^)

けど、訴えてもどうにもならない事を悟ると、粛々と自分で何とかする方法を考え始めたようです。

もちろん、荒野の一軒家ではなく家の目の前にはローソンだってある我が家、その気になれば毎日コンビニ飯という選択もアリだと思うのですが、それでは満足できないようで、何かしら作ることにしたようです。


事前に仕込んでいたけれど

こんなこともあろうかと、大学合格直後から少しだけ料理は教えてたんですけどね。

これはチャーハン↓↓



3月に、息子が作った初めての料理らしい料理です。

残ってたキムチ入れて美味しかったわ。
キムチの水分は飛ばしたほうが良かったな~なんて自己採点しておりました。



というように、最低限の事は教えたつもりだったんですが、実は教えておいた事はほとんど身に付いていなかった事が旅行中判明しました。

例えばある日のLINE。

「炊飯器どこ?」

って聞かれて、ずっこけそうになりましたね~。

え!? そこから?
米の炊き方も教えてあるんですけど、上の空だったんでしょうね~。

とりあえずナナハン停めて炊き方レクチャー。



こんなことが時々ありました。


カレーは放置

また、カレーを大量に作ってホウロウの容器に入れ、冷蔵庫に入れておいたんですよ。
2日に一度は火を入れるように申し送りしてました。
焦げやすいから弱火で温めるようにと。

ところが、5日後に「カレーはホウロウのまま温めていいのか」と聞いてきたんですよね。

ん?
ということは、5日間一度も火を入れていないってこと?

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悲しいことにカレーは食品ロスとなってしまいました。

今まで野球ばかりしていて休みの日には出ずっぱりでしたから、そんなことも知らなかったんでしょうけど。。。5日たったカレーが食べられない事もわかってなかったんですね。

メモに書いて貼っておくべきだったわ~。


主婦力アップ!?

ほかにも時々、料理の作り方を聞いてきたり。
その度にたき子のブログのレシピを送ったりしてたんですけど、ある日こんなメッセージが。



トンカツの作り方を聞いてきたのですが、さすがにそれは止めましたw

令和記念価格で、トンカツ用ロース肉がグラム98円だったのだとか。
っていうかチラシチェックまで?
アンタは主婦か! 笑

帰ってからも、やっぱり豚は安いな~!って力説していたし、Aスーパーは特売日は安いけど普段はKスーパーの方が安いとか、A スーパーで258円のキムチがKスーパーでは218円だとか語る語る。

そう、よく買う食品のスーパーによる値段の違いを頭に入れておくのも主婦のスキルなのよ!
オカンの苦労が少しはわかってくれたかな~?

この他にも、ベーコンと春キャベツでパスタ作ったり、



写真はもらえなかったけど、焼き肉丼に目玉焼き乗っけたり、工夫もされていて感心しましたね~。

インスタントも食べてたみたいだけど、総合的に初めての自炊はなかなかのもので、いつでもお婿にいけるわね!安心安心。


洗濯は良いがゴミ捨ては。。。

食事以外の家事として欠かせないのは洗濯ですが、洗濯は普段から自分でさせているので問題なし。

それでも、時にはこんなボケもかましてたようで、



生ゴミ~~!
やってしまいました(^w^)


おばあちゃんに差し入れ

他には、連休中手薄になるヘルパーさんの代りに、おばあちゃんちへも足繁く通ってくれていたようで、あんパンが好きなおばあちゃんに差し入れを持っていってくれたりしていたようです。



安否確認も兼ねて差し入れしてくれて、ホント有り難かったです。


やはり今時の若者なのだ

そんな今時の若者らしからぬ一面もありますが、今時の若者ぽいこともしていたようで、

令和の瞬間には地上にいなかった(ジャンプしていた)と言うとりました。

あと、これはお留守番とは関係ありませんが、今時の若者的なエピソードとしてこんなことがありました。

引き出しから出てきた100円札。



懐かしいですよね~。
相変わらず伊藤さんのお髭が立派だわ。

息子、この100円札を捨てかけたんですよね。

ちょちょちょい待て!
何お金ほうってるん!

と言うと、

「使えるん?」

とおぬかしあそばしました。

オーノーっ!!
育てかた間違えたかしら。。。

そんな風に、持ち上げたり下げたりしながらも、げに面白きは息子という生き物ですね!

とにかく、いざとなれば何処ででも一人ででも生きられる男に仕上げるまでが母の仕事だと思いますので、どんどんお留守番させなくっちゃですね!

心を鬼にしてまた旅行に行かなくっちゃ♪