『ゴミ出し』の曜日変更で実家の母がゴミを出せなくなった
ゴミ出しルールはさまざま
こんにちは、たき子です。
『ゴミ出し』のルールは自治体によって様々ですよね。
私の住んでいる大阪市では、
週に2回の「普通ゴミ」
のほか、
週に1回の「容器包装プラスチックゴミ」
や、同じく
週に1回の缶・ビン・ペットボトルなどの「資源ゴミ」
月に2回の新聞や雑誌、衣類などの「古紙・衣類ゴミ」
申込み制の「粗大ゴミ」
を分別しなければいけません。
でも、マンションなどで個別に契約している所では何でも全て一緒に出してもいいところもあります。
そうかと思えば、ペットボトルは月に一度しか集配してもらえない自治体もあったりして、地域差にびっくりさせられます。
また、家庭ではせっせと分別に励むのに多くの企業ではそこまでの分別は必要なく、家庭よりはるかに大量に出るプラスチックゴミをどんどん捨てなければならないときには、複雑な思いがします。
収集曜日が変更された
実は、私の住んでいる地域で、この4月から収集日の変更がありました。
週に2回の「普通ゴミ」と週に2回の「容器包装プラスチックゴミ」「資源ゴミ」の収集曜日が全て変更になってしまったんです。
仕方ないのでは?と思われるかもしれませんが、「普通ゴミ」に関しては引っ越してきて以来20年以上変わっていなかったはず。
このため、私の住んでいるマンションでも、出し間違える人が続出してしまったんです。
高齢化に対応できていない
私の住んでいるマンションは古く、住民は高齢化しています。
おそらく平均年齢は60歳を超えているんじゃないでしょうか。
出し間違えるのも無理はないと思うのですが、黙っていないのは管理組合。
出し間違えて集配されなかったゴミを、みせしめのように共用ピロティに並べて、大きく警告の紙が貼られているのを見るのは気持ちの良いものではありませんでした。
その後、各戸に注意喚起のチラシが配布され、ゴミ置き場にはその日に集配するゴミの種類の看板やらが置かれるようになりました。
曜日変更から数ヵ月が経ってかなり改善されたようですが、今後、もっと積極的なゴミ収集サービスを考えていく必要も出てくるのではないかと思います。
近所の同じく高齢化したマンションでは、高齢者の部屋の前までゴミを回収する取り組みを行っているそうですし、そういった事も含めて考えていかないと、立ち行かなくなるんじゃないかと思ったりしています。
ゴミ出し出来なくなった実家の母
というのも、今回のゴミ収集曜日変更のおかげで、私の母は自分でゴミを捨てられなくなってしまったんですよね~。
私の母は認知症を患っていますが、何とか一人暮しをしており、身の回りの事はかろうじてできるレベルです。
それまでの母は、何とか長年の習慣でゴミは自分で捨てていたのですが、ゴミの曜日が変わってから2週間ほど経ったある日、近所にある実家を訪れたときのことです。
冷凍庫を開けると、
普通ゴミが入ってる…
普通ゴミを集めた袋が、空っぽの冷凍庫に突っ込まれていたんですね~(汗)。
常温のまま放置してはいけないという判断力はあったようなのですが、かといって、いつ出して良いかわからず、仕方なく冷凍庫に押し込んだようでした。
その他にも、物置きにはプラスチックゴミが突っ込まれています。
ゴミ屋敷化するのだけは困る!
早急な対応に迫られました。
ヘルパーさんに頼る
週に1度位ならいざしらず、ゴミの収集曜日は週に4回もあり、私が週に4回仕事の前に実家を訪れてゴミ出しをするというのは辛い…。
そこで、私が頼ったのはヘルパーさんでした。
ヘルパーさんは週に4回、ちょうどゴミ収集曜日と同じ曜日に訪問し、掃除や入浴介助をしてくれていたからです。
相談したところ快く引き受けてくれて、ゴミを出してもらうようしました。
ところが、それ以降もやはりゴミは捨てられず残っていることがありました。
ヘルパーさんの訪問時間には、すでにゴミ収集が終わっている時があるようなのです。
このため、ヘルパーさんの訪問時間を少し早めてもらました。
と同時に、実家のゴミを出してもらいやすいよう考えることに。
それが分別ゴミ箱の設置でした。
分別ゴミ箱の設置
ネットで3個のゴミ箱を購入。
送料込みで3000円と少しかかりました。
このゴミ箱に、それぞれにゴミの種類と曜日をラベリング。
これをベランダに置くようにしたんですね~。
大きくて目立つため、母は、これまで少し溜まれば物置に突っ込んでいたプラゴミなどをちゃんとこのゴミ箱に入れるようになり、ヘルパーさんも今日は何のゴミの日か悩まず捨ててもらえるようになりました。
収集曜日はなるべく
変更しないでもらいたい
ひとまず、これで実家のゴミ問題は解決です。
でも、こういったこと、私のマンションでも起こっているような気がします。
実家はそこまで細かい分別はありませんが、私のマンションでは、「牛乳パック」「段ボール」「雑誌」「新聞紙」「古着」の置場所はそれぞれ決められており、資源ゴミの日には「缶ビン」「ペットボトル」「アルミ缶」「スプレー缶」もそれぞれ分けて出すよう求められます。
キッチリしていると言えばそうなのですが、負担に感じる人もいると思います。
誰も間違いたくて間違うわけじゃないですものね。
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ちゃんと間違わずに捨てたくても捨てられない。
そもそも曜日の感覚さえ薄れている私の母のような高齢者にとって、長年慣れたゴミ出し曜日の変更はせっしょうというものです。
(※関西弁で「せっしょう」とは、“ひどい”とか、“無茶だ”とかの意味があります。「そんな、せっしょうな~」というふうに使います)
収集曜日の変更にはそれなりの理由があるのかもしれませんが、そのあたりも考慮して、せめて収集曜日はなるべく変更しないでよ~って思う今日この頃なのでした。
本日の日めくりカレンダーです。
8月10日(金)
『為せば成る為さねば成らぬ何事も』
こんにちは、たき子です。
『ゴミ出し』のルールは自治体によって様々ですよね。
私の住んでいる大阪市では、
週に2回の「普通ゴミ」
のほか、
週に1回の「容器包装プラスチックゴミ」
や、同じく
週に1回の缶・ビン・ペットボトルなどの「資源ゴミ」
月に2回の新聞や雑誌、衣類などの「古紙・衣類ゴミ」
申込み制の「粗大ゴミ」
を分別しなければいけません。

でも、マンションなどで個別に契約している所では何でも全て一緒に出してもいいところもあります。
そうかと思えば、ペットボトルは月に一度しか集配してもらえない自治体もあったりして、地域差にびっくりさせられます。
また、家庭ではせっせと分別に励むのに多くの企業ではそこまでの分別は必要なく、家庭よりはるかに大量に出るプラスチックゴミをどんどん捨てなければならないときには、複雑な思いがします。
収集曜日が変更された
実は、私の住んでいる地域で、この4月から収集日の変更がありました。
週に2回の「普通ゴミ」と週に2回の「容器包装プラスチックゴミ」「資源ゴミ」の収集曜日が全て変更になってしまったんです。
仕方ないのでは?と思われるかもしれませんが、「普通ゴミ」に関しては引っ越してきて以来20年以上変わっていなかったはず。
このため、私の住んでいるマンションでも、出し間違える人が続出してしまったんです。
高齢化に対応できていない
私の住んでいるマンションは古く、住民は高齢化しています。
おそらく平均年齢は60歳を超えているんじゃないでしょうか。
出し間違えるのも無理はないと思うのですが、黙っていないのは管理組合。
出し間違えて集配されなかったゴミを、みせしめのように共用ピロティに並べて、大きく警告の紙が貼られているのを見るのは気持ちの良いものではありませんでした。

その後、各戸に注意喚起のチラシが配布され、ゴミ置き場にはその日に集配するゴミの種類の看板やらが置かれるようになりました。
曜日変更から数ヵ月が経ってかなり改善されたようですが、今後、もっと積極的なゴミ収集サービスを考えていく必要も出てくるのではないかと思います。
近所の同じく高齢化したマンションでは、高齢者の部屋の前までゴミを回収する取り組みを行っているそうですし、そういった事も含めて考えていかないと、立ち行かなくなるんじゃないかと思ったりしています。
ゴミ出し出来なくなった実家の母
というのも、今回のゴミ収集曜日変更のおかげで、私の母は自分でゴミを捨てられなくなってしまったんですよね~。
私の母は認知症を患っていますが、何とか一人暮しをしており、身の回りの事はかろうじてできるレベルです。
それまでの母は、何とか長年の習慣でゴミは自分で捨てていたのですが、ゴミの曜日が変わってから2週間ほど経ったある日、近所にある実家を訪れたときのことです。
冷凍庫を開けると、
普通ゴミが入ってる…
普通ゴミを集めた袋が、空っぽの冷凍庫に突っ込まれていたんですね~(汗)。
常温のまま放置してはいけないという判断力はあったようなのですが、かといって、いつ出して良いかわからず、仕方なく冷凍庫に押し込んだようでした。
その他にも、物置きにはプラスチックゴミが突っ込まれています。
ゴミ屋敷化するのだけは困る!
早急な対応に迫られました。

ヘルパーさんに頼る
週に1度位ならいざしらず、ゴミの収集曜日は週に4回もあり、私が週に4回仕事の前に実家を訪れてゴミ出しをするというのは辛い…。
そこで、私が頼ったのはヘルパーさんでした。
ヘルパーさんは週に4回、ちょうどゴミ収集曜日と同じ曜日に訪問し、掃除や入浴介助をしてくれていたからです。

相談したところ快く引き受けてくれて、ゴミを出してもらうようしました。
ところが、それ以降もやはりゴミは捨てられず残っていることがありました。
ヘルパーさんの訪問時間には、すでにゴミ収集が終わっている時があるようなのです。
このため、ヘルパーさんの訪問時間を少し早めてもらました。
と同時に、実家のゴミを出してもらいやすいよう考えることに。
それが分別ゴミ箱の設置でした。
分別ゴミ箱の設置
ネットで3個のゴミ箱を購入。
送料込みで3000円と少しかかりました。

このゴミ箱に、それぞれにゴミの種類と曜日をラベリング。

これをベランダに置くようにしたんですね~。
大きくて目立つため、母は、これまで少し溜まれば物置に突っ込んでいたプラゴミなどをちゃんとこのゴミ箱に入れるようになり、ヘルパーさんも今日は何のゴミの日か悩まず捨ててもらえるようになりました。
収集曜日はなるべく
変更しないでもらいたい
ひとまず、これで実家のゴミ問題は解決です。
でも、こういったこと、私のマンションでも起こっているような気がします。
実家はそこまで細かい分別はありませんが、私のマンションでは、「牛乳パック」「段ボール」「雑誌」「新聞紙」「古着」の置場所はそれぞれ決められており、資源ゴミの日には「缶ビン」「ペットボトル」「アルミ缶」「スプレー缶」もそれぞれ分けて出すよう求められます。
キッチリしていると言えばそうなのですが、負担に感じる人もいると思います。
誰も間違いたくて間違うわけじゃないですものね。
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ちゃんと間違わずに捨てたくても捨てられない。
そもそも曜日の感覚さえ薄れている私の母のような高齢者にとって、長年慣れたゴミ出し曜日の変更はせっしょうというものです。
(※関西弁で「せっしょう」とは、“ひどい”とか、“無茶だ”とかの意味があります。「そんな、せっしょうな~」というふうに使います)
収集曜日の変更にはそれなりの理由があるのかもしれませんが、そのあたりも考慮して、せめて収集曜日はなるべく変更しないでよ~って思う今日この頃なのでした。
本日の日めくりカレンダーです。
8月10日(金)

『為せば成る為さねば成らぬ何事も』