おばちゃんDays

調理師たき子によるオオサカのおばちゃんブログ

おっちゃんは自転車のお医者さん

こんにちは、たき子です。

前回の記事では首の腫れでお医者さんにかかったいう話を書きましたが、今回具合が悪くなったのはたき子ではなく自転車です。

あ、この自転車っていうのはナナハンじゃなくて普通のママチャリのこと。
(ナナハンとはたき子の旅の相棒・電動アシスト自転車のニックネーム)

これまで乗っていた自転車もまだまだ乗れますからね〜。

近場はママチャリ、遠出や坂の多い道や大荷物を運ぶ時や息子と出かける時(置き去りにされるから)はナナハンというように使い分けてるんです。


パンクしちゃった

先日、仕事の帰り駐輪場に置いてあったママチャリに乗ろうとしたら後輪が凹んでいるではないですか。

駐輪場の職員さんが見てくれて「むし」が原因じゃないかって、「むし」を替えてくださいました。



でも5分ほど走ったらまた空気が抜けてきたんですよね。

「むし」の交換じゃアカンかったか。。。

これはやっぱりパンクだろうと、通りがかりの自転車屋さんに飛び込みました。


初めて入る自転車屋さん

そこは最近できた初めて入る自転車屋さん。

「パンクしたみたいなんで見てもらえますか?ムシを替えて空気入れたけど5分走ったら抜けちゃいました」

って言うと、

「開けてみてパンクしてなくても料金は発生しますから」

って、いきなり釘さされてしまいました。

。。。。。なにそれ?

「あ、じゃあいいです」

って言って外しかけたタイヤのチューブを戻してもらってその店を後にしました。


なぜ人は自転車屋へ行くのか?

人はなぜ空気の抜けた自転車を押して自転車屋へ駆け込むのかわかってんのかな〜?

パンク調べをしてほしいわけじゃないよ?
自転車を元どおり乗れるようにしてほしいから自転車へ持っていくのよ。

パンクじゃなかったら空気が抜ける原因は何か他にあるってことよね?

仮にパンクしてなかったとして

「パンクしてませんでした。はい500円」

ってそういうこと?




何で空気が抜けるのか原因調べて乗れるようにしてくれる気はないのか〜!?

お金の問題じゃない。
そんな自転車屋にみてもらいたくないわ。

。。。と、心の中で悪態をつき、数百メートル先の家の近くにあるいつもの自転車屋さんまで自転車を押してゆきました。


いつもの自転車屋さんへ

いつもの自転車屋さんとは、齢80を超えた喋り好きのおっちゃんが一人でやっているお店です。

「おっちゃん、パンクしたみたい〜」

と声をかけると、

「今2台ほど修理抱えててすぐに治されへんねんけどなあ。。。かまへん?よっしゃ!あんじょう乗れるようにしとくわ」

と自転車を預かってくれました。

※「あんじょう」とは大阪弁で「ちゃんと」とか「具合よく」という意味


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翌日引き取りに行くと、パンクだけではなく、摩耗した部品も替えてくれてあり、具合のいい状態で返してくれました。

いつもパンクだけでなく全体をチェックしてくれるんです。

こうやってもう18年同じ自転車に乗っていますが、変わらず調子よく乗り続けられています。


ほんまもんの自転車さん

おっちゃんは自転車のお医者さん。
頼りになるほんまもんの自転車屋さん。

80歳を超え、だんだん体がキツくなってきたようで、最近では営業時間を短縮しておられますが、たいてい誰か自転車を修理してもらっています。

地域でとっても頼りにされているんですよね!

おっちゃん、100歳まで元気で長生きして、これからもずっとたき子の自転車あんじょう乗れるようにし続けてな〜!

※この写真はイメージです ←わかってるって?