おばちゃんDays

調理師たき子によるオオサカのおばちゃんブログ

ある朝ドッキリ!なに?この首の腫れ

こんにちは、たき子です。

朝、鏡を見ると、ん?
首というか、喉というか、鎖骨あたりが腫れてる。。。



息 子「(ググってる)甲状腺ちゃうん?」

たき子「甲状腺はもう少し上ちゃうかな?」

息 子「リンパかな?リンパ腫?。。。癌やな!」

たき子「がーん!」

息 子「医者行っときや〜」

たき子「そうやね、連休明けにでも行ってくるわ!癌は痩せるって言うし〜、そう言えば最近ゲッソリ痩せたし〜笑」

息 子「。。。。。。」

アホなこと言いながらも多少は気にならなくもないわけで、鏡を見る度に腫れチェックに余念がないたき子。

たいしたことはなかろうと思いながらも、もしものことがあればと様々な事をついつい想定しちゃいます。


さまざまな想定

これが若い頃なら悲劇のヒロインになりきり恋人との涙の別れを想像して枕を濡らしていたのだけど、この年じゃもうね、そんなドラマチックな妄想はチラリとも頭をよぎらない 笑

もっと実利的な事に気が行くのでした。

実利的なこと、例えば。。。

実家の片付けの後は自分の身辺整理だなとか、

負の遺産になる前にマンション売ったほうが良いかなとか、

散骨か樹木葬かな。取りあえず自分で手配してお金も先払いしとこうとか、

死んだらブログは閉鎖されちゃうよなとか、

見られたくないこと書いてるノートは処分しとこうとか、

お金残しても仕方ないから息子の学費だけ残してぱーっと使い切ろう!とか、

超絶美味い高級松阪牛やタグ付き特大の松葉ガニや特上鰻重を食べておかないととか 笑

あとは何食べておこう?
えーっと、えーと。。。



食べ残したものがないかめっちゃ考えてしまう自分に呆れた!

加えて早死にすれば老後の生活の心配しなくていいよね〜なんてある意味ポジティブすぎる自分に笑っちゃった〜。

しかも、今死んだら息子も相当悲しんでくれるに違いないなんて思ったたき子ってほんとしょうもない!

どんだけ死ぬ気まんまんなんだか(*´艸`)


(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});

さらに妄想が妄想を呼び、ブログで闘病記を書くべきだろうかとか、いや芸能人でもないんだから闘病記なんか誰も読まないだろうとか、そもそもたき子自身が人の闘病ブログを読まないのに自分が書くのはどないやねんとか。。。病気だと決まったわけでもないのにあれこれ逡巡しちゃったりなんかして。

そして迎えた連休明けの朝。

息 子「腫瘍はどうなん?」

たき子「いやいや!まだ腫瘍と決まったわけじゃないし〜!」

近所のかかりつけ医へ行きました。


かかりつけ医での診断は?

診察室へ入り症状を訴えたところ、先生は少し困った顔で首の付根を見るではありませんか。

困った顔してる?
まさか。。。すでにもう手がつけられない状態だとか?!

医 師「腫れてるってこれの事?」
たき子「はい。。。」
医 師「これは、腫れではないな」

ん?腫れではない。。。?

たき子が腫れてると思ったのはリンパとも甲状腺とも違う箇所で、ただの鎖骨の関節だったみたい。

それまで気に留めてなかった鎖骨の中央寄りの関節がたまたま膨らんで見えただけってことだったのね。。。

腫れてませんか?
違いましたか、そうですか。
せっかく来たけど空振りでしたねの顔でしたか。。。

。。。先生っ!ホントすみませ〜ん!
お手を煩わせて(;´∀`)

しかも治療してないから診療費は結構ですって言われちゃった。

なんて良心的なの〜!
触診もしてくれたのに。
文献も調べてくれたのに。

恥ずかしいやら申し訳ないやらで平身低頭でそそくさと医者を後にしたのでした。


一方でこんな医者もある

そんな良心的な医者もある一方、こんな医者もあります。

以前、息子の尋常性疣贅(じんじょうせいゆうぜい)に手こずっていた時、病院を渡り歩いたことがありました。

尋常性疣贅とはウイルス性イボの事で、悪化すると完治が難しいんです。



レーザー治療を保険診療で受けられる皮膚科を探していたたき子は、とある皮膚科に問い合わせの電話をかけました。

そこは友人から教えてもらった人気のある皮膚科でした。

電話で、既に何件もの医者にかかり尋常性疣贅の診断を受けていることを話し、レーザー治療を行っているか尋ねたのですが、診察した上でしか答えられないの一点張りでした。

息子のスケジュールがどうしても合わなかったので、本人は来れないけど写真を持って診察したい旨を伝え受診。

とても混んでいて2時間半待ちで順番が来て、息子のイボの写メを見せましたが「うちではレーザー治療はおこなってません」との回答。

1分もかかりませんでした。




だから電話で聞いたじゃないのさ、レーザーやってますかって。

もちろん診療代も要求されました。

診療代ドロボーー!!
。。。は言い過ぎだけど、やはり不親切ですよね。

人生いろいろ、医者もいろいろ!ですね〜。

ちなみに、その後レーザー治療を受けるまでもなく意外な形で息子は完治しました。

その時のエピソード【『ウイルス性イボとの闘い〜〜こうして息子は完治した』】の記事はこちらです♪

まあ、そんなこんなで腫瘍疑惑は晴れました。
とはいえ、今日大丈夫でも明日はどうなるかわからない。
この先のことはわかりませんが、今のところはとりあえず。。。元気です♡