『サービス付き高齢者住宅』ってどうなの?②サ高住の中身
今日は具体的な『サ高住』の中身です
こんにちは、たき子です。
昨日は『サービス付き高齢者住宅ってどうなの?』の1回目『サ高住の現状』を書かせていただきました。
【『①サ高住の現状』の記事はこちら】
今日2回目は、4年前10件近い『サービス付き高齢者住宅(以下サ高住と呼びます)』を見学した時のお話です。
昨日も書かせていただきましたが、私が『サ高住』のことを調べようと思ったのは、今から4年前のことでした。
一人暮らししている認知症の母が「倒れる」不安から「老人ホームに入りたい」と言い出したのです。
当時母は軽度のアルツハイマー(要支援2)でしたが、買い物、簡単な料理、掃除洗濯など、一人で身の回りの事はできたのですが、一人の時に倒れるかもしれないと思うと不安だという気持ちは理解できます。
そこで調べて初めて『老人ホーム』ではなく『サ高住』というものが存在することを知り、母の状態ならば『サ高住』が最適ではないかと考えたのです。
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昨日は、『サ高住』の現状と問題点を書きましたが、『サ高住』の詳細についてはお伝えしていませんでした。
そこで今日は、まず『サ高住』の中身について、もう少し具体的にご紹介したいと思います。
『サ高住』の特徴
『サ高住』とは、介護サービス付き高齢者向け賃貸住宅のことで、通常の賃貸住宅とは以下のような違いがあります。
・入居できる年齢の下限が決まっている(60歳以上など)
・バリヤフリー
・部屋に緊急呼び出しベルがある
・安否確認をしてくれる
・食事の提供がある(希望者のみ)
以下、具体的に見学した内容です。
入居には年齢条件がある
入居の条件は主に年齢です。
あくまでも“施設”ではなく“住居”なので、60歳以上などの年齢条件を満たしていれば、基本的には入居可能です。

4年前のCアミーユの資料より
単身者向けとご夫婦向けがあり、体の不自由な高齢者だけではなく、健康な高齢者がご夫婦で入居するケースもあります。
部屋の設備は?
部屋はバリヤフリーです。
車イスで移動ができるよう、入り口からベッドまでの動線や、トイレは余裕を持って設計されています。

部屋には緊急ブザーがついています。

緊急ブザーは、ベッド脇とトイレ、お風呂のある部屋はお風呂の3箇所に設置されています。
部屋の広さは様々ですが、大阪市内だと単身用で25㎡前後が多いです(ビジネスホテルぐらい)。
トイレと洗面所はどこも設置されています。
ここまでは各『サ高住』共通ですが、以下の設備はまちまちです。
《ベランダ》
ベランダがある『サ高住』もありますが、多くはありません。
大きめの窓しかないところもあります。
《風呂》
お風呂はある『サ高住』もあればない『サ高住』もあります。
一つの『サ高住』の中で、お風呂がついている部屋とついていない部屋がある『サ高住』もあります。
《キッチン》
キッチンは無いところが多いです。
防災上設置していないというのが理由ですが、一口IHコンロが設置されている『サ高住』もあります。
《洗濯機》
洗濯機は部屋に置ける『サ高住』が殆どですが、協同しかないところもあります。
食事は食堂で
食堂があり、1日3回の食事提供があります。

食事は別途料金制で申し込みは自由です。
申し込んでいても、事前申し出ればキャンセルできます。
給食会社に委託しているところが殆どで、一から作るところもありますが、主流は出来合いの惣菜です。
最近では冷凍を温めるだけという食事も増えているようです。
入居者によって食べる時間がまちまちなので衛生的にもやむを得ないかもしれません。
最近では冷凍食品も美味しくなりましたし、こうした流れは拡がるのでないかと思います。
サービスについて
サ高住で受けられるサービスとは、安否確認と生活相談です。
《安否確認》
安否確認は、見学した全ての『サ高住』で、1日1回以上と回答されました。
食事に来るか来ないかを安否確認として利用しているケースも多いです。
《生活相談》
「生活相談」というものの基準はあいまいで、どこまでやってもらえるかは、それぞれの『サ高住』によって変わってきます。
通常どこの『サ高住』でも対応しているのは、24時間の緊急対応、介護等の相談、外部事業者への取り次ぎなどで、例えばゴミだしなどは、有料サービスとなるケースもあります。
介護サービスは?
安否確認と日中の見守り以外の介護サービスは、別途訪問介護を契約する必要があります。

薬を飲む補助、部屋の掃除などは自宅で訪問介護サービスを受けるのと同様、ヘルパーさんに来てもらうことになるわけです。
中には、同じ敷地内でデイサービスや訪問介護サービスを併設しているところもあります。
そのサービスを利用してもいいし、他の介護会社を利用してもかまいません。
医療は?
医療は、基本的には自宅で病院に通うのと同じように自分で探して医療を受けなければなりません。
しかし、中には月に数度の割合で医療機関が往診するなど医療機関と提携した医療サービスを行っている『サ高住』もあります。

また、病院からの系列でできた『サ高住』など、手厚い医療体制を売りにしているところもあります。
費用は?
費用は、平均月に14万円(食事付き)と昨日は書きましたが、これは地域差が大きいです。
通常の賃貸住宅同様、都会に近づけば高くなるし(もしくは部屋が狭くなる)、田舎のほうへ行くと安くなり(もしくは部屋が広くなる)ます。
敷金は必要な『サ高住』もあれば不要のところもあります。
例えば、大阪市内の某サ高住では25㎡で、
敷金・礼金・一時金 なし
家賃 80000円
共益費 10000円
生活支援サービス費 10500円
合計 100500円
食事費 40950円
といった具合です。
この他、電気代などは実費が必要です。
建物の設備
建物の設備は『サ高住』によって差が大きい部分です。
バリヤフリーであること、車イスが通りやすいよう廊下が広いこと、食堂があることは共通ですが、それ以外の設備はなくビジネスホテル並の『サ高住』もあれば、リゾートホテルのようなゆったりした『サ高住』もあります。
中には屋上テラスやシアタールームがあるなど、充実しているところもありますが、そういう所は駅や市内中心部から少し離れた場所です。
逆に駅近の『サ高住』の中には、建物入口のドアを開けるためにまず階段を2段ほど昇らないといけない『サ高住』もありました。
スペースがないためだと思いますが、あれで本当に認可が通っているのか疑問です。
建物の避難出口はもちろん、ベランダのない部屋は避難経路が確保されているかも気になります。
付加価値
独自の付加価値をアピールしている『サ高住』もあります。
例えば、全国に展開している介護サービス会社から発生した『サ高住』では、それまでの介護経験を武器に手厚い介護サービスを(有料)前面に打ち出し、とてもわかりやすい資料を元に説明してくださいました。

積み重ねてきたノウハウがあるということはとても安心感があり、好印象でした。

かと思えば、個人で経営しておられる『サ高住』の中には、ノウハウは経営者の頭の中にあるというようなざっくりした所もありました。
皆で楽しく暮らしているのだと言われれば、それは素敵だなとは思いますが、情に訴えかけるような勧誘方法自体、疑り深い私には受け入れづらいものであり、アットホームということは裏を返せば色々なことがなあなあで通ってしまう怖さもありますから。
体験は?
見学だけしかできないところもあれば、食事を食べる『体験』をできるところもありました。
入居自体の体験はどこも不可でした。
実際の住み心地を知るには、敷金の不要なところを選んで、とりあえず入居してみるしかなさそうです。
その他
その他に、気になったこととして、“臭い”が気になる『サ高住』がいくつかありました。
排泄が上手くできない高齢者が多いため仕方がないのかもしれませんが、清掃が行き届いていないのかなと思ってしまいます。
老人ホームも見学
『サ高住』を見学すると同時に、何件かの『有料老人ホーム』も見学してきました。
有料老人ホームでは、外出は自由にはできません。
申請すればできますが、ある『有料老人ホーム』では「できれば外出はしてほしくない」のだと言われました。
初期費用や月々の利用料金は高いかわりに(見学した老人ホームは18㎡で初期費用240万円、月々食費込みで28万円)、掃除や洗濯はしてくれる、2時間に1度、夜間でも巡回して安否確認をしてくれるところもありました。
『サ高住』とは違い、体験をできるケースが殆どで、ある『老人ホーム』では2泊3日で10000円で体験可能だということでした。
外出の自由がないかわりにサービスは手厚い『老人ホーム』ですが、私が見学した所はお風呂は協同で、車イスごと入れるように広々とした浴室でした。
広いといいように感じるかもしれませんが、広い浴室にシャワーが数個あっただけなので、動ける高齢者には落ち着けない広さなのではないかと思います。
入浴時のプライバシーを守れるとは感じられませんでした。
やはり、比較的元気なうちは、老人ホームではなく『サ高住』を選ぶべきだなと私が一番感じたのが、外出の自由にできないこと以外では実はこの浴室だったのです。
今日のまとめ
まとめとしては、
『サ高住』は有料老人ホームほど高くはないが一般の住宅よりもお金はかかる。
自由度は多少減るが、そのかわりに安心が得られる。
設備やサービスに関しては、実に様々なので見学に行くのは必須。
…といったところでしょうか。
スペックだけではなく、自分に(もしくは家族に)あったところを実際に見て選ぶのが一番大事だという気がしました。
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昨日の記事をアップした後で、ブログサークルのブロガーさんから
「義母のサ高住は自由に出入りできるということでしたが実際には自由に出入りできず、義母が元気なのでセコムの携帯のようなものを契約してやっと自由に出入りできるようになりました」
というコメントをいただきました。
もしかするとそのサ高住も、最初は自由に出入りできていたけれど、徘徊対策として途中から出入りできないように変更したのかもしれません。
自由と安全をどう天秤にかけるか…難しいところではありますが、もし私だったら何としても精神的&肉体的な自由を手離したくないと考えるような気がします。
そのためには、健康でいなければ(๑•̀д•́๑)
…と、目の前のお菓子を半分に減らしてウォーキングなども頑張ろうと、とりあえず気合いだけは入れてみたりするものの、暑い寒い眠たい疲れたといい訳ばかりして、甘いもので文字通り甘やかされてしまう、ストイックさのかけらもない、たき子なのでした。
明日は、つい先日参加した『サ高住』の説明会の様子と、これからの『サ高住』に期待することを書かせていただく予定です。
【『③これからのサ高住に期待すること』の記事はこちら】
また明日よければ覗きに来てくださいね~♪
本日の日めくりカレンダーです。
『まさかの時の友こそ真の友』
こんにちは、たき子です。
昨日は『サービス付き高齢者住宅ってどうなの?』の1回目『サ高住の現状』を書かせていただきました。
【『①サ高住の現状』の記事はこちら】
今日2回目は、4年前10件近い『サービス付き高齢者住宅(以下サ高住と呼びます)』を見学した時のお話です。

昨日も書かせていただきましたが、私が『サ高住』のことを調べようと思ったのは、今から4年前のことでした。
一人暮らししている認知症の母が「倒れる」不安から「老人ホームに入りたい」と言い出したのです。
当時母は軽度のアルツハイマー(要支援2)でしたが、買い物、簡単な料理、掃除洗濯など、一人で身の回りの事はできたのですが、一人の時に倒れるかもしれないと思うと不安だという気持ちは理解できます。
そこで調べて初めて『老人ホーム』ではなく『サ高住』というものが存在することを知り、母の状態ならば『サ高住』が最適ではないかと考えたのです。
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昨日は、『サ高住』の現状と問題点を書きましたが、『サ高住』の詳細についてはお伝えしていませんでした。
そこで今日は、まず『サ高住』の中身について、もう少し具体的にご紹介したいと思います。
『サ高住』の特徴
『サ高住』とは、介護サービス付き高齢者向け賃貸住宅のことで、通常の賃貸住宅とは以下のような違いがあります。
・入居できる年齢の下限が決まっている(60歳以上など)
・バリヤフリー
・部屋に緊急呼び出しベルがある
・安否確認をしてくれる
・食事の提供がある(希望者のみ)
以下、具体的に見学した内容です。
入居には年齢条件がある
入居の条件は主に年齢です。
あくまでも“施設”ではなく“住居”なので、60歳以上などの年齢条件を満たしていれば、基本的には入居可能です。

4年前のCアミーユの資料より
単身者向けとご夫婦向けがあり、体の不自由な高齢者だけではなく、健康な高齢者がご夫婦で入居するケースもあります。

部屋の設備は?
部屋はバリヤフリーです。
車イスで移動ができるよう、入り口からベッドまでの動線や、トイレは余裕を持って設計されています。

部屋には緊急ブザーがついています。

緊急ブザーは、ベッド脇とトイレ、お風呂のある部屋はお風呂の3箇所に設置されています。
部屋の広さは様々ですが、大阪市内だと単身用で25㎡前後が多いです(ビジネスホテルぐらい)。
トイレと洗面所はどこも設置されています。
ここまでは各『サ高住』共通ですが、以下の設備はまちまちです。
《ベランダ》
ベランダがある『サ高住』もありますが、多くはありません。
大きめの窓しかないところもあります。
《風呂》
お風呂はある『サ高住』もあればない『サ高住』もあります。
一つの『サ高住』の中で、お風呂がついている部屋とついていない部屋がある『サ高住』もあります。
《キッチン》
キッチンは無いところが多いです。
防災上設置していないというのが理由ですが、一口IHコンロが設置されている『サ高住』もあります。
《洗濯機》
洗濯機は部屋に置ける『サ高住』が殆どですが、協同しかないところもあります。
食事は食堂で
食堂があり、1日3回の食事提供があります。

食事は別途料金制で申し込みは自由です。
申し込んでいても、事前申し出ればキャンセルできます。
給食会社に委託しているところが殆どで、一から作るところもありますが、主流は出来合いの惣菜です。
最近では冷凍を温めるだけという食事も増えているようです。
入居者によって食べる時間がまちまちなので衛生的にもやむを得ないかもしれません。
最近では冷凍食品も美味しくなりましたし、こうした流れは拡がるのでないかと思います。
サービスについて
サ高住で受けられるサービスとは、安否確認と生活相談です。
《安否確認》
安否確認は、見学した全ての『サ高住』で、1日1回以上と回答されました。
食事に来るか来ないかを安否確認として利用しているケースも多いです。
《生活相談》
「生活相談」というものの基準はあいまいで、どこまでやってもらえるかは、それぞれの『サ高住』によって変わってきます。
通常どこの『サ高住』でも対応しているのは、24時間の緊急対応、介護等の相談、外部事業者への取り次ぎなどで、例えばゴミだしなどは、有料サービスとなるケースもあります。
介護サービスは?
安否確認と日中の見守り以外の介護サービスは、別途訪問介護を契約する必要があります。

薬を飲む補助、部屋の掃除などは自宅で訪問介護サービスを受けるのと同様、ヘルパーさんに来てもらうことになるわけです。
中には、同じ敷地内でデイサービスや訪問介護サービスを併設しているところもあります。
そのサービスを利用してもいいし、他の介護会社を利用してもかまいません。
医療は?
医療は、基本的には自宅で病院に通うのと同じように自分で探して医療を受けなければなりません。
しかし、中には月に数度の割合で医療機関が往診するなど医療機関と提携した医療サービスを行っている『サ高住』もあります。

また、病院からの系列でできた『サ高住』など、手厚い医療体制を売りにしているところもあります。

費用は?
費用は、平均月に14万円(食事付き)と昨日は書きましたが、これは地域差が大きいです。
通常の賃貸住宅同様、都会に近づけば高くなるし(もしくは部屋が狭くなる)、田舎のほうへ行くと安くなり(もしくは部屋が広くなる)ます。
敷金は必要な『サ高住』もあれば不要のところもあります。
例えば、大阪市内の某サ高住では25㎡で、
敷金・礼金・一時金 なし
家賃 80000円
共益費 10000円
生活支援サービス費 10500円
合計 100500円
食事費 40950円
といった具合です。
この他、電気代などは実費が必要です。

建物の設備
建物の設備は『サ高住』によって差が大きい部分です。
バリヤフリーであること、車イスが通りやすいよう廊下が広いこと、食堂があることは共通ですが、それ以外の設備はなくビジネスホテル並の『サ高住』もあれば、リゾートホテルのようなゆったりした『サ高住』もあります。

中には屋上テラスやシアタールームがあるなど、充実しているところもありますが、そういう所は駅や市内中心部から少し離れた場所です。
逆に駅近の『サ高住』の中には、建物入口のドアを開けるためにまず階段を2段ほど昇らないといけない『サ高住』もありました。
スペースがないためだと思いますが、あれで本当に認可が通っているのか疑問です。
建物の避難出口はもちろん、ベランダのない部屋は避難経路が確保されているかも気になります。
付加価値
独自の付加価値をアピールしている『サ高住』もあります。
例えば、全国に展開している介護サービス会社から発生した『サ高住』では、それまでの介護経験を武器に手厚い介護サービスを(有料)前面に打ち出し、とてもわかりやすい資料を元に説明してくださいました。

積み重ねてきたノウハウがあるということはとても安心感があり、好印象でした。

かと思えば、個人で経営しておられる『サ高住』の中には、ノウハウは経営者の頭の中にあるというようなざっくりした所もありました。
皆で楽しく暮らしているのだと言われれば、それは素敵だなとは思いますが、情に訴えかけるような勧誘方法自体、疑り深い私には受け入れづらいものであり、アットホームということは裏を返せば色々なことがなあなあで通ってしまう怖さもありますから。
体験は?
見学だけしかできないところもあれば、食事を食べる『体験』をできるところもありました。
入居自体の体験はどこも不可でした。
実際の住み心地を知るには、敷金の不要なところを選んで、とりあえず入居してみるしかなさそうです。
その他
その他に、気になったこととして、“臭い”が気になる『サ高住』がいくつかありました。
排泄が上手くできない高齢者が多いため仕方がないのかもしれませんが、清掃が行き届いていないのかなと思ってしまいます。
老人ホームも見学
『サ高住』を見学すると同時に、何件かの『有料老人ホーム』も見学してきました。
有料老人ホームでは、外出は自由にはできません。
申請すればできますが、ある『有料老人ホーム』では「できれば外出はしてほしくない」のだと言われました。
初期費用や月々の利用料金は高いかわりに(見学した老人ホームは18㎡で初期費用240万円、月々食費込みで28万円)、掃除や洗濯はしてくれる、2時間に1度、夜間でも巡回して安否確認をしてくれるところもありました。
『サ高住』とは違い、体験をできるケースが殆どで、ある『老人ホーム』では2泊3日で10000円で体験可能だということでした。
外出の自由がないかわりにサービスは手厚い『老人ホーム』ですが、私が見学した所はお風呂は協同で、車イスごと入れるように広々とした浴室でした。
広いといいように感じるかもしれませんが、広い浴室にシャワーが数個あっただけなので、動ける高齢者には落ち着けない広さなのではないかと思います。
入浴時のプライバシーを守れるとは感じられませんでした。
やはり、比較的元気なうちは、老人ホームではなく『サ高住』を選ぶべきだなと私が一番感じたのが、外出の自由にできないこと以外では実はこの浴室だったのです。

今日のまとめ
まとめとしては、
『サ高住』は有料老人ホームほど高くはないが一般の住宅よりもお金はかかる。
自由度は多少減るが、そのかわりに安心が得られる。
設備やサービスに関しては、実に様々なので見学に行くのは必須。
…といったところでしょうか。
スペックだけではなく、自分に(もしくは家族に)あったところを実際に見て選ぶのが一番大事だという気がしました。
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「義母のサ高住は自由に出入りできるということでしたが実際には自由に出入りできず、義母が元気なのでセコムの携帯のようなものを契約してやっと自由に出入りできるようになりました」
というコメントをいただきました。
もしかするとそのサ高住も、最初は自由に出入りできていたけれど、徘徊対策として途中から出入りできないように変更したのかもしれません。
自由と安全をどう天秤にかけるか…難しいところではありますが、もし私だったら何としても精神的&肉体的な自由を手離したくないと考えるような気がします。
そのためには、健康でいなければ(๑•̀д•́๑)
…と、目の前のお菓子を半分に減らしてウォーキングなども頑張ろうと、とりあえず気合いだけは入れてみたりするものの、暑い寒い眠たい疲れたといい訳ばかりして、甘いもので文字通り甘やかされてしまう、ストイックさのかけらもない、たき子なのでした。
明日は、つい先日参加した『サ高住』の説明会の様子と、これからの『サ高住』に期待することを書かせていただく予定です。
【『③これからのサ高住に期待すること』の記事はこちら】
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