おばちゃんDays

調理師たき子によるオオサカのおばちゃんブログ

『ちりめん山椒』意外と簡単に作れる初夏の味

山椒とちりめん 好物の組合わせ
こんにちは、たき子です。

昨日は実山椒アク抜きをご紹介しました。

今日はその実山椒を使った代表料理、ちりめん山椒を作ってみたいと思います。

大好きな山椒と、大、大、大好きなちりめんを合わせたちりめん山椒。 

炊きたてご飯にちりめん山椒を乗せて…。
日本人に生まれた事を感謝したくなる取り合わせです♥


レシピ『ちりめん山椒』



材料

 ちりめんじゃこ   60g
 アク抜きした実山椒 40g
 酒         大さじ1
 薄口醤油      大さじ1


作り方

①鍋に酒と醤油を入れ火にかけ、煮たってくればアク抜きした実山椒を入れ、弱火で1分ほど煮る。

実山椒のアク抜き方法はこちら



②ちりめんじゃこを入れ、焦げないよう混ぜながら水分をとばす。



③出来上がれば、ザルにキッチンペーパーを敷き、できるだけ拡げて乾燥させるようにする。




ポイント

しっとり系が好きなら、冷めれば密封容器へ入れ冷蔵庫へ。一週間位で食べきって下さい。

しっかり乾いたタイプがお好みなら、さらに乾燥させないといけないのですが、このまま常温で乾燥するまで置いておくと傷むので、プロのレシピでは、鉄板に広げ低温のオーブンで乾かすなどの方法が紹介されています。

でも、ものぐさな私がやるのはこんな方法。

紙箱にキッチンペーパーを敷き、その中へちりめん山椒を入れて冷蔵庫へ。



紙箱なので、冷蔵庫へ入れておくだけで自然に乾いてくれます。

冷蔵庫の臭いが移るのでは?と心配な方にはおすすめできない方法です(笑)。

数日後、カラカラに乾いたら密封容器へ移しかえ。



しっかり乾燥タイプなら1ヶ月位日もちしますよ♪

出来上がったちりめん山椒でおにぎりを。



息子の部活おにぎりに重宝しています。

自分のはお弁当にはご飯に乗せて。



私は薄口醤油を使いましたが、色の濃いのがお好みなら濃口醤油を使うといいし、甘めが好きならみりんを足してもいいですよね。

ただし、みりんを入れると焦げ付きやすいので火加減には要注意です♪

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有名店には及ばないけど

京都など有名店のちりめん山椒は、美味しいんだけど、ものすごく高いんです。

ちょっぴりしか入っていないのにお札がヒラヒラ飛んで行きます。

ちりめんじゃこも最近は高くなってるし、実山椒も決して安くはないけど、それでも手作りすれば市販の1/2~1/5ほどの値段で食べられるので、最近はもっぱら手作り。
ちりめんじゃこの安いときに買って、冷凍しておいた実山椒で作っています。

味はもちろん、有名店の足元にも及ばないけど、醤油加減、甘さ加減は手作りならではの自分好みの味に仕上がります。

ちなみに、今回使用したちりめんじゃこは、1パック60gが100円と激安。



これがそうです。
ちょっと色が変だと思いませんか?
実は「エビ入りちりめんじゃこ」として売られていたものなんです。

見たときは、エビ入りなのにお得やん♪
と思って買ったのですが、よく考えてみると、ちりめんじゃこよりアミエビのほうが安いんだから。かさ増しちりめんじゃこって事?

…それでも100円はお買い得のはず!
お買い得のはずがお買い得じゃなかったなんて、大阪のおばちゃんにとって、あってはならない事です。

 アミエビでもエビはエビ。
 カルシウムもたっぷりだし、美味しいし。

そう自分に言い聞かせ、大阪のおばちゃんのプライドを取り戻した私、たき子でした。