おばちゃんDays

調理師たき子によるオオサカのおばちゃんブログ

『エビ鶏チリ』は魔性の女と田舎娘とのタッグ!

エビチリは魔性の女


こんにちは、たき子です。

エビチリって魔性の女みたいですよね。
食べる舌が火傷したみたいに辛くて、でも後をひく甘酸っぱい辛さにまた手を出したくなる…。



エビチリの事を書こうとしたただけで、妄想が暴走しそうです。

といっても、あらぬ妄想ではないですよ(笑)。

燦々と灯りがついたゴージャスな中華飯店で、エビチリやらフカヒレやら棒々鶏やらを大皿に乗せて円卓でグルグル回したい衝動が抑えられない~。
締めはやっぱり炒飯
デザートは杏仁豆腐
中華プリン
も捨てがたい♥




エビだけで
 高校男子の空腹は満たせない

妄想などせずにすむよう、思う存分エビチリを貪りたいけど、エビが高くてなかなか買えないのが悲しい現実です。

天ぷらなら、イワシとか野菜とかも揚げて、エビは2尾くらいで納得できるし、エビフライもコロッケとペアにできるけど、エビチリはねえ。



主役をはれる量を作ろうと思うと、一人2尾っていうわけにはいかないもん。
2尾じゃあ高校男子どころか、アラフィフの私のお腹だって満たせません。

というわけで苦肉の策で考えたのが名付けて『エビ鶏チリ』。
鶏むね肉で“かさまし”してるんですけど、食べごたえがあるし、やってみたら美味しかったんです♪


一口にエビチリと言っても

ところで、一口にエビチリと言っても、いろいろな調理法がありますよね。

エビは揚げるのか炒めるのか、エビに衣をつけるのか衣はつけないのか。

私のは白身の衣をつけて、揚げるタイプです。

海老の殻と頭を油で煮た海老油なんていうのを作って入れてみたこともありますが、手間なわりに味はそんなに変わらなかったので、シンプルなレシピに落ち着きました。

普通は長ねぎを使いますが、我が家では玉ねぎを使うことが多いです。
玉ねぎでもちゃんと美味しくできますよ♥
それではレシピをどうぞ~♪

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レシピ『エビ鶏チリ』



材料》3人分

 エビ    200g
 鶏むね肉  200g
 揚げ油   適量
 ごま油   小さじ1
 酢     小さじ1

エビ&鶏の下味(エビと鶏に半分ずつ使う)
 卵白    1個分
 塩胡椒   少々
 酒     小さじ2
 片栗粉   大さじ2
 油     大さじ1

チリソース
 油       大さじ2
 ニンニクみじんぎり 大さじ1
 生姜みじんぎり 大さじ1
 玉ねぎ(白ネギ)  1/2個
 豆板醤     小さじ1
 ケチャップ   大さじ5
 鶏ガラスーブ  200cc
 砂糖      大さじ1
 塩胡椒     少々
 酒       大さじ2
 水溶き片栗粉  大さじ1

作り方

Step.1 エビの下処理

①エビは背中にぐるりと切り込みを入れ、背ワタを取り殻をむく。
  
②エビに小さじ1/2の塩(分量外)をし、しっかり揉む。
  
③片栗粉(分量外)大さじ1、水大さじ2を入れ、さらに揉む。

④冷水でしっかりすすぎ、布などでしっかり水気をきる。


Step.2 エビ&鶏の下味

海老と一口大に切った鶏むね肉に、別々に同じように下味をつけます。

①酒と塩胡椒をして揉む。
  
②卵白を入れてさらに揉む。


  
③片栗粉を入れて混ぜる。
  
④油を入れて一混ぜする。



以上を冷蔵庫で30分以上おいておきます。


Step.3 チリソースを作る

①フライパンに油を敷き、ニンニクと生姜のみじん切りを入れ点火。



②香りが出たら玉ねぎのみじん切りを入れさらに炒める。



③炒まれば豆板醤を鍋はだに入れて炒め、ケチャップも同様に炒めてから全体に混ぜる。

 

④鶏ガラスープ、塩胡椒、砂糖、酒を入れ、最後に水溶き片栗粉を入れる。




Step.4 エビと鶏を揚げて仕上げる

①低温(120度位)の油に、エビがくっつかないよう離して入れ、火が通るまで揚げる。



②油の温度を上げ(170度位)、鶏むね肉を揚げる。

③チリソースに揚げたエビと鶏むね肉を入れて絡め、最後にごま油と酢を加えれば完成です。




ポイント

・エビの下処理で、水気をしっかり拭き取らないと味がつきにくいです。
乾いた布などでしっかり押さえて水気を取ってから下味をつけて下さいね♥



出来上がった『エビ鶏チリ』は、わざと同じ位の大きさに切っているので、一見エビか鶏かわかりづらいく、エビと思って口に入れたら鶏だった、なんてことも。



 あ、鶏やん
 でもまあエエか~
 これはこれでけっこうイケるし

とはいっても鶏は鶏。
魔性のエビには勝てないかも。
でも、田舎娘には田舎娘の魅力がある。
食べごたえがあり栄養満点!

  そんな感じです(笑)。