おばちゃんDays

調理師たき子によるオオサカのおばちゃんブログ

『新生姜のハチミツ漬け』夏の保存食作り

チコちゃんに叱られそう


こんにちは、たき子です。

今朝はえげつない雨でしたね~。

横断歩道に、湖かよっ!って突っ込みたくなるほどの水溜まりができていて、意を決して湖に飛び込まないと渡れないシステム(?)に悪態をつきながら職場へと向かいました。

たとえ、飛び込まずに迂回するとしても油断はできませんよ~。

ぼんやり車道近くを歩いていると、猛スピードで湖を通過する車に、消防ホースで一斉放水されんばかりの水しぶきを浴びせかけられます。

ぼーっと生きてんじゃねえよ!!

と、チコちゃんに叱られますよ~。

 
 
あ、叱られる主旨が違うか。
チコちゃんの叱りポイントはそこじゃないですね。

チコちゃん観たことない人すみません。
ちょっと今ハマってるもんで(汗)。

※「チコちゃんに叱られる」とは、最近人気急上昇中のNHKのEテレで放送されている雑学バラエティ番組のことです

  

 
今はインフラが整備されてきているので大雨が降ってもなかなか浸水したりはしませんが、私の子どもの頃はよく水があふれていました。

学校へ行くのに、セーラー服の裾をたくしあげて、膝までじゃぶじゃぶ浸かって通ったなあ。

スカートはもちろん、スニーカーも靴下もズクズク。

今思うと、当時住んでいた堺市は水洗トイレではなく汲み取り式だったので、何が浮いてたか想像するのも恐ろしいのですが、何せ子どもでしたからね~。

そんなアクシデントもけっこう楽しくて、キャーキャー騒ぎながら中学校へ向かったんですよね。

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新生姜と普通の生姜の違い

雑談はこれぐらいにして、本題です♪

今日のお題は『新生姜』。

昨日「青ジソと茄子の浅漬け」で、新生姜を千切りにして混ぜると数段ウマくなる、とお伝えしたその新生姜です。

『青ジソと茄子の浅漬け』の記事はこちら

今の時期、店頭に並ぶ『新生姜』。

甘酢浸けにして“ガリ”としてお寿司に添えたり、梅干しと一緒に漬けて紅ショウガにしたりすることの多い食材ですが、普通の生姜とどう違うのでしょう?

通常、店頭で見かけ、すりおろして薬味などにする生姜は、“ヒネ生姜”と呼ばれています。

新生姜”と“ヒネ生姜

この違いを知るには、まず栽培方法からご説明するほうが近道かもしれません。

生姜の栽培方法ですが、生姜はジャガイモのように種生姜を植え、できたコブを収穫したものなのだそうです。

この時、コブの小さい間に収穫したものが『夏の新生姜』。

赤い茎がついているのが特徴です。



コブが成長して秋に収穫し、2ヶ月ほど貯蔵して“ヒネ生姜”として出荷される物が、通常『生姜』と呼ばれる茶色で繊維の多いものなんです。


新生姜には2種類ある

実は、この時に“ヒネ生姜”用に貯蔵せず、瑞々しいまま出荷する物も“新生姜”と呼ばれます。

そう、つまり、“新生姜”には夏と秋の2種類あるんですね~。

秋の新生姜』は、白いのが特徴。

秋にもあったなんて気づかなかったな~。

今回、この『夏の新生姜』を使い、

 ・新生姜のハチミツ漬け
 ・新生姜酒
 ・青ジソ生姜酒
 ・青ジソレモン生姜酒
 
以上4種類の保存食を仕込みました。

それでは、仕込んだ中からトップバッターとして、『新生姜のハチミツ漬け』のレシピをどうぞ~♪


レシピ『新生姜のハチミツ漬け』

 
 
材料

 新生姜   50g
 ハチミツ  70g


 《作り方

①消毒したビンに洗って水分を拭き、皮のままスライスした新生姜を入れる。

②新生姜が被るまでハチミツを入れれば完成です。

  
 
保存は冷蔵庫
3~4日後から食べられます。

新生姜のハチミツ漬けレシピにもいろいろあり、

 「皮をむいて茹でる」
 「皮をむいて生のまま」
 「皮をむかず生のまま」

このうち、一番簡単な「皮をむかず生のまま」の方法で作りました。

お湯で割って『生姜湯』、炭酸水で割って『ジンジャーエール』。

そのままヨーグルトにかけて食べてもいいですよね♥

明日は、『新生姜酒』をお届けする予定ですので、よければまた、覗きにきて下さいね~♪

『新生姜酒』の記事はこちら


本日の日めくりカレンダーです。

7月5日(木)


案ずるより産むが易し

心配していることでも、実行してみれば意外に簡単なこと。