ひとり飯とアスパラガス
ひとり親家庭の食卓
こんにちは、たき子です。
息子と二人暮らしの我が家。
食べ物の好みもそれほど違わないので、毎日の献立は基本は食べたいものを作っています。
そういう点では楽かもしれません。
家族が多いと献立を決めるのもひと苦労という話をよく耳にします。
兄は魚、弟は肉好きだとか、夫のために酒の肴を用意しなければならないだとか。
私は一人親家庭なので、当然ワンオペ。
でも私しかいないのだから、不満も何も持ちようがなくてストレスにはならないんですよね。
やっかいなのは、夫がいるのに家事や育児の戦力にならない、戦力にならないだけならまだしも、夫自体が手間のかかる子どもと一緒というケース。
そりゃあストレスたまってキレたり愚痴りたくもなりますわ。
よく、一人親家庭と言うと「大変やね」と言われます。
けど、収入の点を除けば、食事の用意一つとっても、夫がいなくて楽やなあと実は思っているんです。
楽だけど、反面にぎやかな大家族に憧れたりもするし、どっちがいいのか。
ついつい無い物ねだりしてしまうけど、結局は一長一短?
どっちでもいいんでしょうね。きっと。
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一人の夕食
息子が外泊などの時は自動的にひとり飯。
帰ってきた息子に「何食べたん?アスパラガス」と聞かれます。
私が好きで息子が嫌いな食べ物がアスパラガスとホタテなんです。
息子が嫌いでも、自分ひとり食べればいいんですが、あえて買うことないかと他の野菜を選んでいるうちに、アスパラガスは息子のいない日の楽しみになっていったんですね。
だから息子がいない時は、ここぞとばかりにアスパラガスをむさぼる私。
そこで、先日は春が旬のグリーンアスパラガス。
ひと束すべて消費。
さっと塩ゆでしただけのグリーンアスパラガスがメインディッシュです。
マヨネーズでシンプルに。
シンプルというより手抜き?
ええねん。ひとり飯やもん。
後はゆで玉子とキウイ。
朝食のようだけど夕食です。
お次はビン詰めのホワイトアスパラガス。
太っとい上物がおつとめ品コーナーで半額。
私の子どもの頃は生のアスパラガスなんて見たことなくて、アスパラガスと言えば缶詰でした。
歯ごたえのある生のアスパラガスと違い、ふにゃふにゃだけど、これはこれで好きなんです。
やはり、ひとり飯の日にビンを開けました。
この時もメインディッシュとして、ひと瓶ぜんぶ消費。
あとはスライスチーズとプチトマトとリンゴ。
やはりほぼ朝食、な夕食ですね。
給食でアスパラ嫌いに
ところで、なぜ息子がアスパラガスとホタテ嫌いになったかと言うと、保育園の給食で食べたアスパラガスのおかずと、ホタテご飯が息子いわく激マズだったから、らしい。
保育園児の話なので、どうまずかったのかわかりませんが、それ以来アスパラガスとホタテには手をつけようとはしないのです。
子どもの頃のまずい食の記憶ってしぶとく残るものですよね。
私は以前、保育園と小学校で給食調理員をしていたので、給食が原因で嫌いな食べ物ができてしまうのは悲しいです。
保育園の頃は、献立にも関われたし、調理方法や味つけを自分の裁量で決められたので、よほど失敗しない限り納得のいく給食を食べてもらえたのですが、公立の小学校ではそういうわけにはいきません。
献立、調理方法、使える食材、調味料。
全て決められているので限界があるんです。
調理手順は学校の栄養士の先生に相談して、ある程度変えることはできますが、食材に関しては決められたもの以外を使うことは許されません。
材料や献立はあらかじめ保護者に配付しており、アレルギーチェックをしてもらってるケースもあるため無理もないのですが。
もちろん、その制約の中でできる限り美味しいものを作ろうと頑張るのですが、たまにどうしようもなくまずい献立があるんです。
工夫にも限界があり、心の中で「美味しくないと思うけどゴメン」と申し訳なく思いながら配っていました。
調理員としては、少なくとも自分が美味しいと思うレベルの給食を食べてもらいたいと思っているので、納得のいかない物を提供しなければならない時はとても残念な気持ちになるんです。
私が作った給食を食べていた子ども達が、保育園や小学校を卒業後、給食の味を思い出してくれることがあるのかなあ。美味しかったって思ってくれてたらいいなあ、と思いながらアスパラを堪能したひとり飯の夜でした。
こんにちは、たき子です。
息子と二人暮らしの我が家。
食べ物の好みもそれほど違わないので、毎日の献立は基本は食べたいものを作っています。
そういう点では楽かもしれません。
家族が多いと献立を決めるのもひと苦労という話をよく耳にします。
兄は魚、弟は肉好きだとか、夫のために酒の肴を用意しなければならないだとか。
私は一人親家庭なので、当然ワンオペ。
でも私しかいないのだから、不満も何も持ちようがなくてストレスにはならないんですよね。
やっかいなのは、夫がいるのに家事や育児の戦力にならない、戦力にならないだけならまだしも、夫自体が手間のかかる子どもと一緒というケース。
そりゃあストレスたまってキレたり愚痴りたくもなりますわ。
よく、一人親家庭と言うと「大変やね」と言われます。
けど、収入の点を除けば、食事の用意一つとっても、夫がいなくて楽やなあと実は思っているんです。
楽だけど、反面にぎやかな大家族に憧れたりもするし、どっちがいいのか。
ついつい無い物ねだりしてしまうけど、結局は一長一短?
どっちでもいいんでしょうね。きっと。
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一人の夕食
息子が外泊などの時は自動的にひとり飯。
帰ってきた息子に「何食べたん?アスパラガス」と聞かれます。
私が好きで息子が嫌いな食べ物がアスパラガスとホタテなんです。
息子が嫌いでも、自分ひとり食べればいいんですが、あえて買うことないかと他の野菜を選んでいるうちに、アスパラガスは息子のいない日の楽しみになっていったんですね。
だから息子がいない時は、ここぞとばかりにアスパラガスをむさぼる私。
そこで、先日は春が旬のグリーンアスパラガス。
ひと束すべて消費。
さっと塩ゆでしただけのグリーンアスパラガスがメインディッシュです。
マヨネーズでシンプルに。
シンプルというより手抜き?
ええねん。ひとり飯やもん。
後はゆで玉子とキウイ。
朝食のようだけど夕食です。
お次はビン詰めのホワイトアスパラガス。
太っとい上物がおつとめ品コーナーで半額。
私の子どもの頃は生のアスパラガスなんて見たことなくて、アスパラガスと言えば缶詰でした。
歯ごたえのある生のアスパラガスと違い、ふにゃふにゃだけど、これはこれで好きなんです。
やはり、ひとり飯の日にビンを開けました。
この時もメインディッシュとして、ひと瓶ぜんぶ消費。
あとはスライスチーズとプチトマトとリンゴ。
やはりほぼ朝食、な夕食ですね。
給食でアスパラ嫌いに
ところで、なぜ息子がアスパラガスとホタテ嫌いになったかと言うと、保育園の給食で食べたアスパラガスのおかずと、ホタテご飯が息子いわく激マズだったから、らしい。
保育園児の話なので、どうまずかったのかわかりませんが、それ以来アスパラガスとホタテには手をつけようとはしないのです。
子どもの頃のまずい食の記憶ってしぶとく残るものですよね。
私は以前、保育園と小学校で給食調理員をしていたので、給食が原因で嫌いな食べ物ができてしまうのは悲しいです。
保育園の頃は、献立にも関われたし、調理方法や味つけを自分の裁量で決められたので、よほど失敗しない限り納得のいく給食を食べてもらえたのですが、公立の小学校ではそういうわけにはいきません。
献立、調理方法、使える食材、調味料。
全て決められているので限界があるんです。
調理手順は学校の栄養士の先生に相談して、ある程度変えることはできますが、食材に関しては決められたもの以外を使うことは許されません。
材料や献立はあらかじめ保護者に配付しており、アレルギーチェックをしてもらってるケースもあるため無理もないのですが。
もちろん、その制約の中でできる限り美味しいものを作ろうと頑張るのですが、たまにどうしようもなくまずい献立があるんです。
工夫にも限界があり、心の中で「美味しくないと思うけどゴメン」と申し訳なく思いながら配っていました。
調理員としては、少なくとも自分が美味しいと思うレベルの給食を食べてもらいたいと思っているので、納得のいかない物を提供しなければならない時はとても残念な気持ちになるんです。
私が作った給食を食べていた子ども達が、保育園や小学校を卒業後、給食の味を思い出してくれることがあるのかなあ。美味しかったって思ってくれてたらいいなあ、と思いながらアスパラを堪能したひとり飯の夜でした。