おばちゃんDays

調理師たき子によるオオサカのおばちゃんブログ

今年二度目の鏡開きは『ぜんざい』で食べる

関西では『ぜんざい』
 関東では『お汁粉』



こんにちは、たき子です。

今日1月15日は大阪では鏡開き
先日の1回目に引き続き、昨日はぜんざいを作って残りの鏡餅を食べました。

鏡餅の保存法なども書いた1回目の鏡開きの記事はこちら

そう、フライングして昨日14日に食べたんですね~。
日曜日のほうが、何かと都合良かったんで。

ところで、『ぜんざい』と書いていますが、関東では『お汁粉』と言ったほうがわかりやすいのでしょうか。

関東で『ぜんざい』というと、汁気のない小豆だそうですから。



関西では汁気のあるつぶ餡を『ぜんざい』、汁気のあるこし餡を『お汁粉』と呼びます。

汁気のない小豆は…『あんこ』かな?

う~ん。

逆に関東では、汁気のあるこし餡タイプ何て呼ぶんでしょうね~。

というわけで、関西では『ぜんざい』、関東でいうところの『お汁粉』のレシピをどうぞ~♪


レシピ『ぜんざい』


材料》(7~8人分)

 小豆 250g
 砂糖 250g
 水  1000ml
 塩  ひとつまみ

 餅  適量

作り方

①小豆はさっと洗い、たっぷりの水を入れて火にかける。



②沸騰したら火を弱め、3~4分グラグラ煮て色が出たら水を捨てる。





③小豆に再び水を入れ、火にかける。



④沸騰したらアクを取り、豆が優しく踊る程度に火を弱めて炊く。



アクが出たらすくい取り、水分が減りすぎれば水を足して、豆が顔を出さないように煮る(豆が出ていると煮えムラができます)。



⑤豆がじゅうぶん軟らかくなれば、好みの汁の分量に調整し、砂糖を数回に分けて入れる。



⑥さらに10分ほど煮たら、塩をひとつまみ入れ、焼いた餅を浮かべれば完成です。
 



ポイント

・大豆などは煮る前に一晩水に浸けますが、小豆は必要ありません。

・煮る時間は、小豆の種類や鮮度などによって違います。
30分ほどで軟らかくなるものもありますし、2時間ほど煮てもなかなか軟らかくならないものもあります(今回、私は1時間10分煮ました)。
煮え具合は食べて確かめるのが一番です。

・砂糖を入れた後は、小豆は軟らかくならないので、必ず小豆が軟らかくなってから砂糖を入れて下さい。

・砂糖の分量は小豆と同量が基本です。
同量でも、市販のぜんざいより甘さ控え目に仕上がりますので、お好みで加減してください。

(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});
高価な小豆を買わなくても
新物を選ぼう



小豆は高価な大納言を使わなくても、美味しく煮ることができます。

今回私が使ったのはこれです。



新の小豆を選び、しっかり軟らかくなるまで煮れば、そんなに失敗することなく作れると思います。

缶詰を使えば簡単ですが、甘すぎるので毎年自分で作っているんですよね~♪

ひとつデメリットがあるとしたら、美味しくて食べすぎること。
しかも、甘さ控え目だから食べ過ぎてしまうんです(汗)。

ダイエットとか言いながら、夕飯がわりとはいえ3杯食べた私はクズです…。

ようやく気づきました。

正月太りの本当の敵は、忘年会でもなければおせち料理やお雑煮ではない!

実は鏡開きだった…!!


本日の日めくりカレンダーです。

1月15日(月)


馬には乗ってみよ人には添うてみよ

今日は小正月。
小豆粥は最近食べていませんわ~。

来年は作ろう。

…気が早すぎるな。

食べることばかり気合いが入る、こんな私を変えたい新年?のちっちゃな豊富でした。