おばちゃんDays

調理師たき子によるオオサカのおばちゃんブログ

思考錯誤でたどりたいた『ゴーヤチャンプル』

沖縄が好き

沖縄を愛してやみません。

はるか昔のことですが、沖縄、八重山諸島の民宿&カフェでアルバイトしていたのがきっかけで、それ依頼、毎年沖縄に行くのが恒例になっていました。

沖縄で出会った人々、見た景色、体験したこと。町の匂い、日射しの濃さ、そして圧倒的な海。

語り始めるときりがありません。
今はなかなか行けませんが、できれば今でも毎年沖縄に行きたいと思っています。


沖縄料理は
 ゴーヤチャンプルで決まり!


もちろん、沖縄料理も大好きです。
足テビチフーチャンプルジューシー
中でも一番好きなのは、ベタだけどゴーヤチャンプルです。

ゴーヤチャンプルといっても、いろんなレシピがありますよね。

野菜はゴーヤだけなのか、他の野菜も入れるのか。
豚肉は生の豚を使うのかランチョンミートを使うのか。
豆腐は四角い形をそのまま残すのか崩すのか。
味付けのポイントは?

それぞれのお店の味があり、どれも美味しいのですが、飲み屋や大阪の沖縄料理専門店などで食べると量が少なくて高いんですよ。

沖縄の庶民派お総菜の代表格なんだから、いっぱい作っていっぱい食べたい!
ということで、試行錯誤のうえ自分なりに行き着いたレシピをどうぞ~♪

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レシピ 『ゴーヤチャンプル』



 《材料》2~3人分

 ゴーヤ     1本
 キャベツ    3枚
 木綿豆腐    1丁
 豚バラ塊    200g
 卵       2個
 かつおぶし   1パック分

 醤油      大さじ2
 酒       大さじ1
 塩       小さじ1
 油       大さじ3

作り方

①ゴーヤは半分に切って種とワタを取る。



薄切りにし、小匙1/2の塩(分量外)をまぶして15分置く。



キャベツは食べやすい大きさに切る。

②木綿豆腐は縦横4㎝、厚み7㎜ほどの大きさに切り、水切り後、くっつかないホイル敷いた鉄板にに乗せ、塩をふり(分量外)、油を回しかけてオーブントースターで20~30分焼く。





水分が出ればキッチンペーパーで吸いとっておく。



ここまで焼いておけば、他の材料と混ぜ合わせても簡単には崩れません。

③塩をしておいたゴーヤは、水を代えながら揉み洗いし苦みをとる。



フライパンに油を熱し、ゴーヤを3分ほど炒める。



卵に醤油(大さじ1/2)を入れ、溶きほぐしておく。

 

炒めたゴーヤを入れて卵を絡めておく。



④フライパンを再度油を入れて熱し、焼き肉用ぐらいの厚みに切った肉を入れ、塩胡椒して炒める。



肉が炒まればキャベツを入れしんなりしたら取り出しておく。



⑤フライパンを軽く洗い、油を熱して③を流し入れる。



卵が固まってくれば、②の豆腐と④の野菜、カツオブシ、酒、醤油、塩、胡椒を入れ手早く炒め合わせれば完成です。
 



《ポイント1》キャベツは3枚

息子が小さかった頃は食べやすいように、もやしを入れたり、椎茸を入れたりしていました。

でも、野菜の種類や量が多すぎるとゴーヤ入り野菜炒め見たいになってしまって物足りないんですよね。
かといって、ゴーヤだけだとゴーヤが主張しすぎて苦みが強く、いきついたのがキャベツ3枚なんです。

《ポイント2》豚バラは塊を

豚肉も薄切りを使ったこともありますが、ゴーヤの苦さに負けないよう、塊の豚バラを食べごたえのある厚みに切るようになりました。

《ポイント3》カツオブシは欠かせない

調味料も、昆布茶やオイスターソースを入れてみたりしたこともありますが、シンプルに醤油と酒と塩胡椒に落ち着きました。
シンプルな分、カツオブシは欠かせません。
ゴーヤと肉と豆腐をまとめてくれるのがカツオブシなんです。

《ポイント4》豆腐はオーブントースターで

豆腐は形を残したい派なので、できるだけ堅い物をチョイス。



今回使ったのは、この“ごつうま堅とうふ”。
沖縄の島豆腐はあまり売ってないし、時々デパートなどで見かけても高いので使っていません。

豆腐が崩れるのを嫌って厚揚げを使うレシピもありますが、私は揚げじゃなく豆腐で作るほうがすきなんです。

最初は、先にフライパンで焼いていたのですが、フライパンにくっついて結局崩れるし、豆腐の水分がほどよく抜けるまで焼くのは時間がかかります。

くっつかないホイルを敷いて油をかけオーブントースターで焼けば、崩れにくく、うまくできるようになりました。
他の材料を炒めている間に豆腐も焼き上がっていて、コンロも空くので作業的にも便利です。

《ポイント5》ゴーヤは卵をしっかり絡めて

ゴーヤをいったん炒めて取り出し卵と絡めるのは、まんべんなく卵を絡ませゴーヤの苦みを和らげるためです。

全ての材料を炒めたところに、最後に卵を流し入れて絡めるのが一般的ですが、ちょっと手間でもゴーヤだけに絡めて炒めたほうがまんべんなくゴーヤに卵の衣がコーティングされ、結果的にはやりやすいのでこの方法をとっています。


お弁当バージョンもある


私の作るゴーヤチャンプルは、このレシピの他にお弁当バージョンがあります。
豆腐は傷みやすいし水分が出るので、豆腐の代わりにある食材を使うのですが、そのある食材とは?

その答えはまた明日、よければ覗きにきて下さいね♪