おばちゃんDays

調理師たき子によるオオサカのおばちゃんブログ

旬の「そら豆」で簡単絶品おつまみ

そら豆の可愛さにノックアウト
こんにちは、たき子です。

そら豆
サヤが空に向かって伸びているから空豆というのだとか。

空色だからそら豆と言うのだとずっと思っていました。
でも、よく考えると空色じゃないですよね。
黄緑色ですよね。

私が子どもの頃は「おたふく豆」とか「一寸豆」と言うほうが馴染みがありました。

エンドウ豆と入れ替わりで今まさに旬を迎えるそら豆。
鮮やかな緑色と、おたふくのようなフォルムが可愛すぎます


 
むくのも楽しい♪

分厚いサヤの内側は白い綿状のフワフワで覆われていて。
まるでふかふかの高級布団に行儀よく並んで寝かされているかのような姿は、数ある豆の中でも最高峰の高級感を醸し出しています。

そういえば、「そらまめくんのベッド」という絵本もありました。
そら豆園児にも人気者。

保育園の給食室で働いていた時は、年に2、3回、菜園で育てたそら豆を園児たちが収穫し、サヤからむいて調理室に持ってきてくれたりしました。

そのそら豆を塩ゆでにして、給食で提供するのですが、ときどき、決められた収穫日以外に、小さなそら豆1~2個を握りしめて調理室にやってくる子がいて、

「ありがとう。でもそら豆は先生やお友だちと一緒にとろうね」と言い聞かせたものです。

勝手にもいできちゃって、可愛い♥

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ホント、そら豆って子どものおやつにもいいし、ビールのアテにも最高!
枝豆もいいけど、この時期ならではのそら豆も格別です。

そこで、塩茹でするだけでビールに合うそら豆ですが、たった一手間加えるだけで、さらに超!ビールに合いすぎる食べ方をご紹介します。

本当に一手間だけなので、ぜひ作ってみて下さいね♥


レシピ 『そら豆の胡椒ごま油和え』



材料

 空豆    10本位
 ごま油   小さじ1
 粗挽き胡椒 適量
 塩     適量


作り方

①そら豆はサヤから取りだし、洗って切り込みを入れる。

②沸騰した湯に塩少々を入れ茹でる。
茹で時間はそら豆のサイズや鮮度によって変わります(2~5分位)。
お好みの固さかどうか食べて確かめてみたほうが確実です。



③茹であがったら水を切り、塩、粗挽き胡椒、ごま油をからめれば完成です。



ポイント

・切り込みを入れるのは、味を染み込みやすくするためと、食べやすくするためです。
私はこうしてお腹の部分に包丁で浅く切り込みを入れますが、



ビジュアルにこだわるなら、この部分に切り込みを入れれば目立ちません。




ごま油と粗挽き胡椒の風味が効いたそら豆を食べ、ビールを(糖質offの第3のビールだけど)ゴクゴク。

ぷはーっ!
これぞ、畑がくれた初夏の贈り物ですわ~♪