おばちゃんDays

調理師たき子によるオオサカのおばちゃんブログ

旬のホタルイカで一人花見酒

息子不在で一人飯
こんにちは、たき子です。

今日は雨で息子の野球の試合が中止。
練習もなくなり、集合場所に向かっていた息子はじめチームメイトは、連れだって遊びに行きました。

カラオケにゲーム。
明日から新学期で春休み最後の一日を満喫した模様。
宿題は終わってるんかーい。

ついでに夕飯も食べて帰るとの連絡が。

うちは私と息子の二人暮らしなので、彼がいなければ夕御飯の支度をせずにすんでラッキー♪

買っておいた今が旬のホタルイカで酒の肴だけを用意することにしました。


亡き父の思い出のホタルイカ



ホタルイカは私にとって亡き父の味です。

酒呑みの父は、酒の肴さえあれば、あとは白ご飯さえあればいい人でした。

当時小学生の私は、父が晩酌する横で酒の肴をご相伴に預かるのが楽しみで。

その頃から酒の肴が好きでした。
飲んべは遺伝ですね。

ホタルイカ、買ってくるものは茹でてあるから、そのままでも食べられるけど、目玉や嘴(くちばし)の食感が悪いので、面倒でも取ることにしています。
ちょっとした下処理で、食べやすく美味しくなるんです。

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レシピ ホタルイカの下処理



材料

 ホタルイカ
 酒


《作り方》

①ホタルイカは目玉嘴(くちばし)を取り除く。



くちばしはここ。ちょっとわかりづらいけど、足を広げた間に固いものがあります。



普通はこれだけですが、私は甲(背中の軟骨)も取ります。
食べる時に骨を気にせずパクっと食べたいから。



これが取りづらくて。

てっぺんの三角から取ると取りやすいけど、てっぺんを少しもぎ取らないといけなくて、ビジュアル的にもよろしくないので、足と胴の間から頑張って引き抜きます。

ふう。全部取り終わりました。

②熱湯にさっとくぐらせ、ザルに上げ、熱いうちに酒を振ります。



これで下処理の出来上がり。

パックのホタルイカもプリっと甦ります。
あとは冷蔵庫で冷やし、お好みのタレで食べるのを待つばかりです。




買ってきたホタルイカには酢味噌がついていたけど、ポン酢とたっぷりの七味につけておくのが我が家流。



父の食べ方だから自然と私もそうしています。

ベランダから見た夜桜



マンションの下の公園に見事な桜の木があるんです。

暗くて遠くてまったく伝わりませんね(笑)。
わかりづらいけど、まさに今日が満開

春が来ると思い出す、父の思い出のホタルイカを肴に、今宵は一人花見酒



お酒は春の料理に合わせて買った酒屋八兵衛
キリリと冷やでいただきます。

春宵一刻値千金

大好きな春の言葉も浮かんでくる静かなひとときです。
たまには、しみじみ風流なのも悪くないですね~。