旬の春キャベツを足して食べたい『スパゲッティーカチャトラ』
カチャトラとは
こんにちは、たき子です。
昔、イタリアンレストランでパートをしていた頃に教えてもらったレシピです。
カチャトラとは、漁師風のというイタリア語で、鶏肉やウサギ肉をトマトや玉ねぎなどで煮込んだ料理のことを指すのだとか。
当時、口の悪いコックの兄ちゃんに
「カチャトラも知らんのか」
とか、
「プッタネスカも知らんのか」
とかいろいろ可愛がられたものですが、当時まだカポナータやクアトロフォルマジはおろか、モッツァレラでさえ今ほど一般的じゃなかったんですけどね~。
まあ、私は私で、フェトチーネのことをフェチトーネって間違えて覚えてたりして、そこそこイタい従業員だったのも事実ですが(笑)。
ある日、前菜用のエスカベッシュを仕込むのを見て、
「あ、南蛮漬けですね~」
というと、
「エスカベッシュじゃ、ボケ」
と睨まれたけど、揚げた魚を甘酢に浸けるんだから、それ南蛮漬けでしょ?
玉ねぎ入れるとこも同じやで?
米酢のかわりにワインビネガー使ってるだけやん、はっきりいって~。
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でも、そんな口の悪いコックの兄ちゃんは、本当は気のいいヤツで、単純で可愛気があることを徐々に知ることになります。
そして、実はもう一人いた、人当たりの良いチーフのほうが、腹黒くネチネチしてたのですから、人間って見かけじゃあわからないって、教訓になりましたわ~。
えーっと、脱線しましたが、そうカチャトラとは、イタリアの煮込み料理。
そのカチャトラの、ソースを多目に作って、スパゲッティー仕立てにしたものが『スパゲッティーカチャトラ』です♪
そのスパゲッティーカチャトラに、旬の春キャベツを加えて、満足感があり、栄養バランスのよい一品に仕上げた『スパゲッティーカチャトラ春キャベツ入り』レシピをどうぞ~♪
レシピ『スパゲッティーカチャトラ春キャベツ入り』

《材料》2人分
鶏もも肉 1枚
玉ねぎ 1/2個
春キャベツ 2枚
しめじ 1/2株
ニンニク 1かけ
唐辛子 1本
オリーブ油 大さじ2
赤ワイン 大さじ1
トマトジュース 300ml
トマトペースト 大さじ1
塩 小さじ1/2
こぶ茶 小さじ1/2
スパゲッティー 200g
湯 適量
塩 適量
《作り方》
①鶏もも肉は一口大に切る。
玉ねぎはスライスし、春キャベツはざく切り、シメジはいしづきを取る。
ニンニクは包丁の背でつぶしておく。
②フライパンにオリーブ油大さじ1を入れ、ニンニクを入れて弱火にかける。
③ニンニクの香りが出たら、玉ねぎと唐辛子を入れ炒める。
④1~2分後、鶏もも肉を入れ色が換わるまで炒める。
⑤赤ワイン、トマトジュース、トマトペースト、塩を入れて火が通るまで煮込む。
⑥シメジも入れたら言ったん火を止めておく。
⑦沸いた湯に塩を入れ、ザルにキャベツを入れて、スパゲッティーを茹でる前にキャベツを茹でる。

春キャベツは軟らかいので、30秒ほどでOKです。
春キャベツ以外はもう少し加熱します。
⑧ゆでたキャベツは、湯を切り、ソースの鍋に併せる。
⑨スパゲッティーを固めに茹で、フライパンを再び点火した中に入れる。
⑩オリーブ油も入れて全体を絡め、こぶ茶で味を整えれば完成です。
働いていたそのイタリアンレストランでは、パスタの仕上げには必ずこぶ茶を使用していました。
こぶ茶の塩分があるので、塩は控えめにしておくのがポイントです♪
トマト系のスパゲッティーは、キャベツとの相性が抜群!
特に春キャベツは甘くて柔らかいので、私はこの季節のパスタ料理には必ず入れるようにしているんです♥
キャベツだらけで鶏はどこ?って感じだけど、それはご愛嬌ということで(笑)。
また、今回はたまたま、家にあったトマトジュース&トマトペーストを入れて作りましたが、トマト缶でも、生の完熟トマトでも何でも大丈夫ですよ~。
アレンジとして、仕上げに角切りにしたモッツァレラチーズ入れても間違いない~♪
本日の日めくりカレンダーです。
5月22日(火)
『虎穴に入らずんば虎児を得ず』
きけんを犯さなければ望みのものは手に入らないことの例え。
こんにちは、たき子です。
昔、イタリアンレストランでパートをしていた頃に教えてもらったレシピです。
カチャトラとは、漁師風のというイタリア語で、鶏肉やウサギ肉をトマトや玉ねぎなどで煮込んだ料理のことを指すのだとか。
当時、口の悪いコックの兄ちゃんに
「カチャトラも知らんのか」
とか、
「プッタネスカも知らんのか」
とかいろいろ可愛がられたものですが、当時まだカポナータやクアトロフォルマジはおろか、モッツァレラでさえ今ほど一般的じゃなかったんですけどね~。
まあ、私は私で、フェトチーネのことをフェチトーネって間違えて覚えてたりして、そこそこイタい従業員だったのも事実ですが(笑)。
ある日、前菜用のエスカベッシュを仕込むのを見て、
「あ、南蛮漬けですね~」
というと、
「エスカベッシュじゃ、ボケ」
と睨まれたけど、揚げた魚を甘酢に浸けるんだから、それ南蛮漬けでしょ?
玉ねぎ入れるとこも同じやで?
米酢のかわりにワインビネガー使ってるだけやん、はっきりいって~。
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でも、そんな口の悪いコックの兄ちゃんは、本当は気のいいヤツで、単純で可愛気があることを徐々に知ることになります。
そして、実はもう一人いた、人当たりの良いチーフのほうが、腹黒くネチネチしてたのですから、人間って見かけじゃあわからないって、教訓になりましたわ~。
えーっと、脱線しましたが、そうカチャトラとは、イタリアの煮込み料理。
そのカチャトラの、ソースを多目に作って、スパゲッティー仕立てにしたものが『スパゲッティーカチャトラ』です♪
そのスパゲッティーカチャトラに、旬の春キャベツを加えて、満足感があり、栄養バランスのよい一品に仕上げた『スパゲッティーカチャトラ春キャベツ入り』レシピをどうぞ~♪
レシピ『スパゲッティーカチャトラ春キャベツ入り』
《材料》2人分
鶏もも肉 1枚
玉ねぎ 1/2個
春キャベツ 2枚
しめじ 1/2株
ニンニク 1かけ
唐辛子 1本
オリーブ油 大さじ2
赤ワイン 大さじ1
トマトジュース 300ml
トマトペースト 大さじ1
塩 小さじ1/2
こぶ茶 小さじ1/2
スパゲッティー 200g
湯 適量
塩 適量
《作り方》
①鶏もも肉は一口大に切る。
玉ねぎはスライスし、春キャベツはざく切り、シメジはいしづきを取る。
ニンニクは包丁の背でつぶしておく。
②フライパンにオリーブ油大さじ1を入れ、ニンニクを入れて弱火にかける。
③ニンニクの香りが出たら、玉ねぎと唐辛子を入れ炒める。
④1~2分後、鶏もも肉を入れ色が換わるまで炒める。
⑤赤ワイン、トマトジュース、トマトペースト、塩を入れて火が通るまで煮込む。
⑥シメジも入れたら言ったん火を止めておく。
⑦沸いた湯に塩を入れ、ザルにキャベツを入れて、スパゲッティーを茹でる前にキャベツを茹でる。
春キャベツは軟らかいので、30秒ほどでOKです。
春キャベツ以外はもう少し加熱します。
⑧ゆでたキャベツは、湯を切り、ソースの鍋に併せる。
⑨スパゲッティーを固めに茹で、フライパンを再び点火した中に入れる。
⑩オリーブ油も入れて全体を絡め、こぶ茶で味を整えれば完成です。
働いていたそのイタリアンレストランでは、パスタの仕上げには必ずこぶ茶を使用していました。
こぶ茶の塩分があるので、塩は控えめにしておくのがポイントです♪
トマト系のスパゲッティーは、キャベツとの相性が抜群!
特に春キャベツは甘くて柔らかいので、私はこの季節のパスタ料理には必ず入れるようにしているんです♥
キャベツだらけで鶏はどこ?って感じだけど、それはご愛嬌ということで(笑)。
また、今回はたまたま、家にあったトマトジュース&トマトペーストを入れて作りましたが、トマト缶でも、生の完熟トマトでも何でも大丈夫ですよ~。
アレンジとして、仕上げに角切りにしたモッツァレラチーズ入れても間違いない~♪
本日の日めくりカレンダーです。
5月22日(火)
『虎穴に入らずんば虎児を得ず』
きけんを犯さなければ望みのものは手に入らないことの例え。