おばちゃんDays

調理師たき子によるオオサカのおばちゃんブログ

残ってもふやけにくいお粥の作り方で作る『七草粥』

残ったお粥がポテポテ

こんにちはたき子です。

昨日、1月7日といえば七草粥

七草の日?
いえ、正確には『人日(じんじつ)の日』と呼ばれる五節句の一つだそうです。

へーっ、ていう感じのミニ知識ですが。

我が家の夕飯も、もちろん七草粥



お粥の炊き方もいろいろありますよね。

一番簡単なのは湯の中に炊いたご飯を入れた雑炊のような作り方。
5分もあればできてしまうお手軽さは魅力ですよね。

私の母は、米から炊く方法で、米は軽く研いだあと浸水せずに、すぐに米と水を火にかけて炊いていました。

私もずっとその方法で作っていたのですが、残ったお粥はどうしてもポテポテに。

残り物のお粥って、糊みたいで美味しくないって思われたことはありませんか?

家族が風邪でお粥を作った時なんかは、具合が悪いからどうしても残しがちですよね~。

残ってしまうと美味しくないからって、病人に無理して食べさせるわけにもいかないし。

でも、お粥ってそんなものだよね~、とあきらめていました。



ところが、ある時テレビでお粥を作っていた料理人が、

残ってもふやけにくい

と言うではないですか。

やってみると、びっくり!
本当にふやけにくくて、残っても美味しくたべられるんです♪

分単位の時間管理が必要なので、一般的な作り方より、ちょっぴり気はつかいますが、美味しさは保証つき!
超おすすめのこの方法で作った七草粥、レシピはこちらで~す。


レシピ『七草粥・残ってもふやけにくいお粥の作り方』



※ずいぶん前なので講師は誰か覚えていません(汗)

材料

 米   1合
 湯   1リットル
 差し湯 100ml

 七草  1パック
 塩   ひとつまみ

作り方

①米は研いで20分ザルにあげておく。

②湯を沸かし、沸騰したところに米を入れる。



米を入れたらすぐにかき混ぜる。



強火で3分加熱する。



③米を入れてから3分後、優しく米が踊る程度の中火にする。


白のホーローのため米が見づらくてすみません(汗)


④米を入れてから11分後に熱湯100mlを入れ、鍋に米がくっつかないようそっと混ぜる。





⑤米を入れてから15分後、火を止めてフタをし3~5分蒸らす。



⑥お粥の完成です。



塩ゆでし、絞って刻んでおいた七草を入れれば七草粥の出来上がりです。



お粥に塩味をつけたい場合は、火を止める直前に塩をひとつまみ入れて下さいね~♪

冷めた七草粥がこれ。



米の粒がちゃんと残っています♥
トロリとした口当たりで温めなおせば美味しくいただけますよ~。

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七草のゆで方

七草のダイコンとカブのの部分は皮をむき、刻んでおきます。



塩をひとつまみ入れた熱湯にを入れ、軟らかくなれば引き上げておきます。



同じ湯での方を茹で冷水にとります。



葉を刻めば準備OKです。




お粥って優しい~♥

ところで、お粥を食べるときのおかずに困ることってありませんか?

大人ならだし巻き玉子とか焼き塩鮭ぐらいでいいかな~と思うのですが、運動部の高校男子がいる我が家はむね肉の鶏天ゲソ天紅白なますにしました。

去年ブレイクした鶏のむね肉
唐揚げと違って鶏天にはモモ肉じゃなくてむね肉が合いますよね~。
むね肉さま、今年も家計を支えてね♥


本日の日めくりカレンダーはこちらです♪

1月8日(月)

千載一遇

成人の日にこの四字熟語なんですね~。
2度と訪れないほどの好機を逃さないような大人になりましょうってこと?

う~ん。
私が深読みしようとしているだけで、カレンダー作っている人は別に一言は関連づけてないのかもしれませんね~(笑)。