おばちゃんDays

調理師たき子によるオオサカのおばちゃんブログ

泉州の夏の味『水茄子の糠漬け』

泉州特産の水茄子

こんにちは、たき子です。

昨日、久しぶりに水茄子の糠漬けを食べました♪



水茄子』は、最近では広く食べられるようになりましたが、少し前までは、泉州(大阪の南部)以外ではあまり知られていませんでした。

糠漬けにする前の生の水茄子はもっと丸っこくて、形は米ナスに似ていますが、『水茄子』という名の通り水分が多く、主に漬け物として食べられています。

高校まで堺市に住んでいたので、『水茄子』は私にとっては馴染みの深い食べ物だったんですよね~。


食べ頃が難しい

この水茄子、ごろんとしているので、糠漬けで食べる際には、漬かり具合が難しいんです。

漬かり足りないと生っぽいし、漬かりすぎると酸っぱいし。

頃合いは、信頼できるお店の人に聞いたほうがいいですね~。



この水茄子を買ったのは、最近よく甘酒用の麹を買っている小売店。

無農薬の野菜や、梅干しなどを扱っている、おばちゃんが一人でやっている昔ながらのお店なので、間違いない~って感じです。


水茄子の美味しい切り方

水茄子の美味しい切り方をご紹介♪

洗って下手を切り落とし、切り落とした断面に浅く切り込みを入れます。



6等分になるように切り込みを入れればちょうど良いはず。

そして、手で縦に割いてゆきます。



金気を嫌うので、なるべく包丁の当たる部分が少ないほうがいいんですね~。

それに、このざっくりとした断面が、いかにも美味しそうじゃないですか♥



ご飯にはもちろん、お酒にも合うんやなあ。

お行儀悪く、手でつまんでかぶりつくと、より美味しい気がする♪



「うまい!」

「でしょ~♪」

普段はあまり漬け物を好まない息子が食いつきました。

今日食べるしかない!というほど、まさに食べ頃の漬かり具合。

酸味と甘味が絶妙です♥

でも、しょっちゅうは買われへんよ~。
300円もしたからね。

今や漬け物は、下手したら肉や魚より高級品。
特に水茄子の糠漬けはもう、立派なご馳走の一品ですよね~。

(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});

本日の日めくりカレンダーです。

6月8日(金)


汝の敵を愛せよ

聖書にあるイエス・キリストの言葉ですね。