おばちゃんDays

調理師たき子によるオオサカのおばちゃんブログ

ミカン缶を使ったデザート第2弾『キャビネットケーキ』

由来はイギリスのキャビネット・プディング

こんにちは、たき子です。

昨日は食べきれなかった巨大ミカン缶で『牛乳ミカン寒天』を作りました。

『牛乳ミカン寒天』のレシピはこちら

今日は、缶詰のミカンを使ったデザートの第2弾『キャビネットケーキ』です♪

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講師は、お馴染み料理研究家の土井善晴さん。

土井善晴さんのお母様がお家で作っておられた、土井さんにとっての「我が家のオヤツ」なのだそう。

ちなみに、『キャビネットケーキ』という名前の由来は、イギリスのヴィクトリア時代に人気のあった伝統的なお菓子『キャビネット・プディング』にあります(砕いたケーキやビスケットを型にいれ、上から卵と牛乳、砂糖を混ぜた液を流して蒸すお菓子)

土井善晴さんが子どもの頃、学校から帰ってきて食べるのを楽しみにしていたという『キャビネットケーキ』レシピをどうぞ~♪


レシピ『キャビネットケーキ』



講師 : 土井善晴さん(料理研究家)
※写真はブログ主によるものです


材料》160mlの容器6個分

 ミカン缶   1缶300g(固形量170g)
  ※シロップも使います

 卵      3個
 牛乳     300ml
 砂糖     50g
 バニラエッセンス   少々

 食パン8枚切り 2枚
 干しレーズン 大さじ2


作り方

①食パンは、耳を切りトーストする。



トーストしたパンは一口サイズに切っておきます。



②器にサラダ油(分量外)を薄く塗る。



③パンとミカンとレーズンを入れる。



ミカンのシロップは後で使うので捨てないで取っておいてくださいね~♪



④卵を溶き、砂糖牛乳、バニラエッセンスを入れ卵液を作る。



⑤卵液を③の器に注ぐ。



⑥湯を張ったフライパンや蒸し器などで15分ほど蒸す。



⑦膨らんできたら竹串を刺し、卵液が流れなければ蒸し上がりです。



⑧ソースを作ります。

ミカン缶のシロップ3/5カップに水を足して合わせて1カップにする。
砂糖大さじ1と大さじ1の水で溶いた片栗粉大さじ1(共に分量外)を加えて混ぜ、火にかける。



⑨とろみがつけばソースの完成です。



あとは、型から外すだけですよ~。


ぬ、抜けないっ!

あら熱がとれたキャビネットケーキを、容器の内側に沿って竹串でくるんとして、ひっくり返せば抜ける。。。。。はず。。。

抜けへん(TT)
油の塗りかたが少なかったのかな?

無理やり取り出したのがこれ↓↓




これって、どれ?
。。。お見せして良いのかな?
なんじゃコレ!ってならないかな。
なりそう、いやなる。
ならないはずかない!

。。。。。
まあええか!
包み隠さす真実を!!って、そんな大袈裟な~。
サクッといきましょう、はい!これで~す。



あは、あはははは。。。
ぐっちゃぐちゃ(;゜∇゜)

食べかけの離乳食みたいw

気を取り直してもう一つ型抜きしてみましょう。

今度こそ!!



ちょーっと(かなり)傾いているけど、なんとか取りだせました。

この温かなキャビネットケーキに、温かなソースをかけて、いただきま~す♪



材料と作り方を見てお気づきの方もおられるかも。

そう、これってパンプディングよね(^w^)


温かいミカンは酸っぱい

味はやはりパンプディングなんだけども、ミカンが温まると酸っぱさが際立つのですね!

ミカンの部分が酸っぱくて息子には不評(;´д`)
ソースも酸っぱくてダブルで不評でしたわ。

ならば冷したら良いのではないかと思い、冷して翌日に食べたのがこれ。



もうね、最初から型から外すのは諦めました!

そこに冷えたソースをかけようとしたら、ソースがグリングリンに固まってて~。
ソースを適度に薄めれば良いものを、無精してそのままかけたから、ますます美しくないビジュアルに成り下がってしまいました。。。(>_<)

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味はというと、冷やした方がミカンの酸味は和らいで好きですね~。

出来上がりの写真があまりにもイマイチなので、お口直しにNHK今日の料理の画像も添付させてもらいましょう(^^;



美しいっ!
美味しそう♪
さすがはプロ~!!

土井善晴さんのお母様に敬礼っ(^^ゞ


今週もご訪問ありがとうございます!
今週末は大阪でも桜が見頃を迎えそうです。

明日、明後日は当ブログは定休日です。
月曜またよければ覗きにきてくださいね~♪