おばちゃんDays

調理師たき子によるオオサカのおばちゃんブログ

『おでん』だ~い好き!おでんだねは何が好きですか?

おでん図鑑…ではありません


こんにちは、たき子です。

昨日の夕飯は、今シーズン初のおでんでした。




撮影一覧をスクショすると、おでん図鑑みたいになって面白いですねw

例年はもう少し早く作るのですが、今年は暖かかったのでこんな時期になっちゃいました。
けど、早すぎると大根はおいしくないからこの位の時期から食べるほうがいいですよね~。

 スポンサーリンク


皆さまは、おでんだねは何が一番お好きですかあ~?
大根?たまご?

私は……これ!


厚揚げ



1位は厚揚げです!!

お出汁が染みた厚揚げをハフハフ言いながら頬張るのがたまりません。
絹上げではなく、もちろん木綿の、三角形の厚揚げです。
案外味が染みにくいので最初のほうに投入します。

1位は厚揚げですが他の順位をつけるのは難しいですね~。

ということで、以下、順不同で我が家のおでんです。
下に行くほどちょっと珍しいおでんだねになっているかな?


大根



おでんは何と言っても大根!という人も多いのではないでしょうか。

どーんと厚切りの輪切りにした大根の存在感は王者そのもの。
キング・オブ・おでんです!

中まで染みやすくするため、あらかじめ少量の米と一緒に下茹でしています。


こんにゃく



おでんに無くてはならないのがこんにゃく

真っ先に煮始め、しっかり中まで味を染みさせます。

最近は、最初から切り目の入った三角こんにゃくが売られていて便利ですね~。
私も愛用しています♪


たまご



たまごを半分に割って、黄身にお出汁を垂らして食べる…というのを9割の人はやっているんじゃないでしょうか?
一日経った、茶色く染まったたまごも美味しいですよね~。


ひら天



そろそろ練り物の時間でしょう。
ひら天”は、さつま揚げと呼ぶ地域も多いかと思います。
何も入っていない、できるだけ薄くぺらぺらのひら天が私は好きです。

自ら出汁を出して、出汁を吸い込むひら天は、火を止める少し前に入れます。


ごぼ天



ひら天も捨てがたいですが、ごぼ天も欠かせません。
ごぼ天ひら天を入れた瞬間、おでん出汁の味が一気に変わります。
コクと甘みと塩分が加わり複雑な味になるのです。


ちくわ



煮込みちくわなので、練り物の中でも最初のほうに入れます。


すじ



関西ではおでんと言えば牛すじ肉が必須です。
最高にいい出汁が出ます。
最近は高級品になってしまいましたが。

最初に入れてよく煮て、ほろほろのすじ肉は格別です。


はんぺん



すじ肉が関西なら、はんぺんは関東の味ですね!
私は大阪生まれの大阪育ちですが、はんぺんも大好きです。
美味しいものに国境…もとい、県境はなーい!


たこ



タコもスジ肉と同じで関西のおでんだねなのでしょうか?
タコは最初から入れて良く煮ると、箸で切れるほど軟らかくなります。
煮足りないと中が白く硬いのですよね♪


ジャガイモ



煮崩れやすいジャガイモ
皮をむいて1時間ほど水につけておくと煮崩れにくくなります♥


セレベス



ねっとりした食感がお出汁を含み、ジャガイモとはまたひと味違った美味しさのセレベス

沸騰した湯に入れ、強火でぐらぐら1分ほど煮てからおでん鍋に入れると煮崩れしにくいです。


餅きん



おでんくんです。
電子レンジでチンし、食べる少し前に入れています。
お出汁がお餅に絡んで美味しいですよね~。


ぎんなん



大人の味ですね~♪
お出汁を含んだ銀杏は日本酒に最高に合う!
レンチンしてから殻を剥き、薄皮もめくって串に刺します。

先日閉店した「宮本弘商店」で買った“ぎんなん串”を初めて使いました。




昆布



出汁を取ったあとのダシ昆布です。
練り物と同じタイミングで鍋に入れます。


結びこんにゃく



コンビニおでんで食べてから気に入って入れるようになった結びこんにゃく
おでんはどうしても野菜不足になりがちなので糸こんで食物繊維を取ろうという作戦です。


ウインナ



息子が生まれてから入れるようになったウインナです。
今では定番のおでんだねになっています。


水菜の薄揚げまき



我が家のおでんだねの中で野菜不足解消の切り札水菜のうす揚げまきです。

開いたうす揚げで水菜を巻き巻きして楊枝で止めています。
以前友人宅でおでんをご馳走になった時これを入れていて、パクらせていただきましたw

水菜と揚げの相性は煮物で検証済みですものね!


たこ焼き



おでんにたこ焼き!?

ちょっとびっくりですよね~。
私も最初はそう思いました。

でも、食べてみるとふわっふわ!
ダシを吸って明石焼きのようになるんです。

私が使っているのは冷凍のたこ焼き。
食べる直前に電子レンジでチンし、中まで温めてから入れます(そうしないと溶けてしまうのです)。
あ、ソースはかけないでくださいね~♪


プチトマト



食べる直前に入れ、皮がはじければオッケーです。
プチトマトを入れると洋風のような気がしますが全然ケンカしません。
ポトフに入れると美味しいのと同じ感じでイケルんです、これが。


日本酒



もうひとつ、あえて“おでんだね”と呼ばせてください。
これがないと我が家のおでんは完成しないのですから…(^^;

切れてたら買いに走ります。
というか、日本酒が用意できていなければおでん作りそのものを延期します!

 スポンサーリンク
(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});

今回の日本酒は、以前買った純米『長寿金龜生原酒』。

お気にいりのガラスのワインクーラーで冷やして冷たさキープしています。


おでん作りの秘密兵器

以上、我が家のおでんを、下ごしらえを交えながらご紹介させていただきました。

おでんの美味しさって、どれだけ中まで味が染み込んでいるかで勝負が決まりますよね~。

でも、煮すぎると煮崩れやすいし、お出汁も煮詰まるし。

冷める時に味が染みてゆくので、食べる前に入れる食材を除いた、半完成のこの↓状態で秘密兵器を使うんです♪



じゃ~ん!

この、おでん作りの秘密兵器に入れます↓



この保温、保温…
何て言うんでしょう。

保温バッグ?
バッグじゃないなー、
持ち歩かないもの。



そうだ、保温ドームにしよう!
ドームそっくりだもの。

この保温ドームに入れて放置すると温かさが長く保たれるので、ばっちり中まで染みるんですよね~♪


おでんだねも食べ方もそれぞれ

保温で味も染みて、はんぺんやプチトマトも投入し完成です!



実は、我が家は私も息子もおでんに芥子をつけず、七味で食べます。

その家、その家でおでんの食べ方、作り方の流儀がありますよね♪
おでんだーいすき♥

日本の冬の幸せがおでん鍋に詰め込まれてる!

欠点は食べすぎちゃうことと飲みすぎちゃうこと。

変わったおでんだねで、これは最高!というのがあれば是非教えてくださいね(^^)
おでんの世界をもっと広げたい~♥

今週もご訪問ありがとうございました!
明日、日曜日は当ブログの定休日です。
明後日の月曜日よければまた、覗きにきてくださいね♪


本日の日めくりカレンダーです。

11月24日(土)


人と屏風はすぐには立たず

屏風は折らなければ立たないように、人も適当に妥協しなければ世間を渡ってゆけないということ。


【おまけ】

京橋のイオンを通りがかるとライブが行われていました。





めちゃめちゃ盛り上がっているわけでもなさそうなのですが、集まった女性たちはお行儀良くハンカチを振り回していますw



X+
エクスト…?

知らんけど、とりあえず撮っとこう。
ブロガーあるあるでしたw