予備焼きで失敗知らずの『ピザ生地』作り
息子に目ざとく見つけられた
こんにちは、たき子です。
先週、予告させていただいたように、今日はピザ作りです。
冷蔵庫の『ゴルゴンゾーラ・ドルチェ』を見た息子。
「あ、これめっちゃ美味しいやつやん」
と、目ざとくチェック。
はて?
ブルーチーズが好物なんて
データはないぞ
「丸いのに乗せて焼くやつやろ。ハチミツかけて」
「ピザ?」
「そう、それ」
丸いのって(汗)
…ピザぐらい言語化してよね~
そういえば、ブルーチーズのピザにハチミツかけて食べるの美味しいんだよな~♪
ちょうどモッツアレラもあるもんな~。
ということで、密かなワインのお楽しみにと買ってきたブルーチーズを夕飯に供出することになりました。
クリスピーな生地のピザ
実は、10年以上前になりますが、イタリアンレストランでピザ職人をしていたことがありました。
店が閉店し、それ以来仕事としてピザ作りをしたことはありませんでしたが、家では時おり作るんですよね~。
買ってくるよりだんぜん安いし、それほど手間もかからないんです。
粉とイーストがあればできちゃう。
ピザ生地に作りもいろいろありますが、今回ご紹介させていただくのは、以前働いていたお店のレシピで、超シンプルです。
モチモチタイプではなくクリスピー。
うす~く伸ばして、どっさり具を乗せて焼くタイプのピザ生地です。
大きさは調理器具に合わせて考慮
今回ご紹介させていただくピザ生地の大きさは、焼き上がりが20㎝。
働いていたイタリアンレストランではハーフサイズのピザとして提供していた大きさです。
小ぶりですが、オーブントースターで焼くにはちょうど良いサイズなので、家で作るときはこの大きさにしています。
なお、魚焼きグリルを使う方は楕円形に伸ばしたほうが良いし、フライパンで焼こうと考えている方はお手持ちのフライパンの大きさに合わせるなど、調理器具の環境に応じてピザの大きさを決めてくださいね~♪
レシピ『ピザ生地』
《材料》直径20㎝のピザ7枚分
強力粉 300g
ぬるま湯 180ml
ドライイースト 小さじ1
塩 小さじ1/2
オリーブ油 適量
打ち粉(強力粉) 適量
《作り方》
①ホームベーカリーに強力粉、ぬるま湯、塩を入れドライイーストをセットする。
②パン生地作りコースでスタートする。
ホームベーカリーを使わない場合は、ボウルに材料を入れ、手でこねます。
③こねあがった生地を取り出し、表面がなめらかになるまで手でまとめる。
④薄くオリーブ油を塗ったボウルに入れ、表面にもオリーブ油を塗り、ナイフで×の切り込みを入れてラップし、暖かい場所で最低30分発酵させる。
室温が30℃超えていたので常温で発酵させました。
冬場ならコタツの中やオーブンの発酵モードを利用するといいですよね~。
⑤発酵の度合いは、切り込みの広がり具合で確認できる。
⑥生地を台に取り、7等分(1個60g)する。
台にくっつくようなら打ち粉をしますが、多すぎると生地が乾燥するので最小限にとどめます。
⑦片手の中で包み込みながら台に押し付けるようにして丸めてゆく。
⑧丸めた生地は冷蔵庫で保存します。
(常温に置いておくとどんどん発酵が進んでしまうので)
2日以内に使わない場合は、1つずつラップして保存袋に入れ、冷凍します。
とても乾きやすので、塗れ布巾などをかけ、さらにラップします。
使うまで1時間ほど経ちました。
丸めた時より膨らんでいますねー。
⑨生地は手で平たくし、伸ばしてゆきます。
手で伸ばしても良いのですが、薄く伸ばしたいなら綿棒を使ったほうがやりやすいかな~と思います。
厚さは2㎜ぐらい。
⑩予備焼きしておきます。
オーブンやオーブントースターに入れて3分ぐらい。
うっすら色づく程度でOK。
以上、ピザ生地の完成です。
家庭ではぜひ予備焼きを
店では予備焼きなどせずに具を乗せて焼きますが、ご家庭では予備焼きをしたほうがやりやすいです。
二度手間だと思われるかもしれませんが、急がば回れ、結果的には圧倒的に楽です♪
理由は3つ。
1、発酵が止まる
伸ばした後も生地は発酵し続けるので、何枚も伸ばして溜めしておくのは大変です。
少し焼くだけで発酵は止まります。
2、後の作業が楽になる
食べる時に伸ばして、具を乗せて、焼いて…を何回も繰返すのは大変です。
作っている人は、食べる間もなく作り続けるという悲しい羽目になりかねません。
伸ばして予備焼きしておけば、後は具を乗せて焼くだけなので作業はぐっと楽になります。
3、焼き上がりが失敗しにくい
家庭では高温短時間で焼ける石窯があるわけではないので、生のままの生地にたくさん具を乗せてうまく焼くのは難しいです。
少し予備焼きしておけば、生地の生っぽさを感じることがなく失敗しにくいのです。
以上3点、予備焼きをおすすめする理由でした。
予備焼きした生地は、温かいうちにラップしておきましょう。
でないと、あっという間にに乾燥してしまいます。
焼いてはラップして、その上にさらに焼いた生地を置いてラップして、どんどん重ねてゆけば大丈夫です。
これで、ピザ生地の準備はOK~。
後は具を乗せて焼くだけです。
明日は7種のピザ・前半戦をご紹介させていただく予定ですので、よければまた覗きにきて下さいね~♪
【『7種のピザ/トッピングから焼き上げまで・前半戦』の記事はこちら】
【『7種のピザ/トッピングから焼き上げまで・後半戦』の記事はこちら】
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本日の日めくりカレンダーです。
9月10日(月)
『楽は苦の種、苦は楽の種』
楽と苦は背中合わせで、楽には苦が、苦には楽が常についてまわるということ。
昨日の分の日めくりカレンダーです。
9月9日(日)
『無病は一生の極楽』
病気をせずに一生を送れるのはありがたいということ。
こんにちは、たき子です。
先週、予告させていただいたように、今日はピザ作りです。
冷蔵庫の『ゴルゴンゾーラ・ドルチェ』を見た息子。
「あ、これめっちゃ美味しいやつやん」
と、目ざとくチェック。
はて?
ブルーチーズが好物なんて
データはないぞ
「丸いのに乗せて焼くやつやろ。ハチミツかけて」
「ピザ?」
「そう、それ」
丸いのって(汗)
…ピザぐらい言語化してよね~
そういえば、ブルーチーズのピザにハチミツかけて食べるの美味しいんだよな~♪
ちょうどモッツアレラもあるもんな~。
ということで、密かなワインのお楽しみにと買ってきたブルーチーズを夕飯に供出することになりました。
クリスピーな生地のピザ
実は、10年以上前になりますが、イタリアンレストランでピザ職人をしていたことがありました。
店が閉店し、それ以来仕事としてピザ作りをしたことはありませんでしたが、家では時おり作るんですよね~。
買ってくるよりだんぜん安いし、それほど手間もかからないんです。
粉とイーストがあればできちゃう。
ピザ生地に作りもいろいろありますが、今回ご紹介させていただくのは、以前働いていたお店のレシピで、超シンプルです。
モチモチタイプではなくクリスピー。
うす~く伸ばして、どっさり具を乗せて焼くタイプのピザ生地です。
大きさは調理器具に合わせて考慮
今回ご紹介させていただくピザ生地の大きさは、焼き上がりが20㎝。
働いていたイタリアンレストランではハーフサイズのピザとして提供していた大きさです。
小ぶりですが、オーブントースターで焼くにはちょうど良いサイズなので、家で作るときはこの大きさにしています。
なお、魚焼きグリルを使う方は楕円形に伸ばしたほうが良いし、フライパンで焼こうと考えている方はお手持ちのフライパンの大きさに合わせるなど、調理器具の環境に応じてピザの大きさを決めてくださいね~♪
レシピ『ピザ生地』
《材料》直径20㎝のピザ7枚分
強力粉 300g
ぬるま湯 180ml
ドライイースト 小さじ1
塩 小さじ1/2
オリーブ油 適量
打ち粉(強力粉) 適量
《作り方》
①ホームベーカリーに強力粉、ぬるま湯、塩を入れドライイーストをセットする。

②パン生地作りコースでスタートする。

ホームベーカリーを使わない場合は、ボウルに材料を入れ、手でこねます。

③こねあがった生地を取り出し、表面がなめらかになるまで手でまとめる。

④薄くオリーブ油を塗ったボウルに入れ、表面にもオリーブ油を塗り、ナイフで×の切り込みを入れてラップし、暖かい場所で最低30分発酵させる。

室温が30℃超えていたので常温で発酵させました。
冬場ならコタツの中やオーブンの発酵モードを利用するといいですよね~。
⑤発酵の度合いは、切り込みの広がり具合で確認できる。

⑥生地を台に取り、7等分(1個60g)する。

台にくっつくようなら打ち粉をしますが、多すぎると生地が乾燥するので最小限にとどめます。

⑦片手の中で包み込みながら台に押し付けるようにして丸めてゆく。

⑧丸めた生地は冷蔵庫で保存します。
(常温に置いておくとどんどん発酵が進んでしまうので)
2日以内に使わない場合は、1つずつラップして保存袋に入れ、冷凍します。

とても乾きやすので、塗れ布巾などをかけ、さらにラップします。

使うまで1時間ほど経ちました。
丸めた時より膨らんでいますねー。

⑨生地は手で平たくし、伸ばしてゆきます。

手で伸ばしても良いのですが、薄く伸ばしたいなら綿棒を使ったほうがやりやすいかな~と思います。

厚さは2㎜ぐらい。

⑩予備焼きしておきます。
オーブンやオーブントースターに入れて3分ぐらい。
うっすら色づく程度でOK。

以上、ピザ生地の完成です。
家庭ではぜひ予備焼きを
店では予備焼きなどせずに具を乗せて焼きますが、ご家庭では予備焼きをしたほうがやりやすいです。
二度手間だと思われるかもしれませんが、急がば回れ、結果的には圧倒的に楽です♪
理由は3つ。
1、発酵が止まる
伸ばした後も生地は発酵し続けるので、何枚も伸ばして溜めしておくのは大変です。
少し焼くだけで発酵は止まります。
2、後の作業が楽になる
食べる時に伸ばして、具を乗せて、焼いて…を何回も繰返すのは大変です。
作っている人は、食べる間もなく作り続けるという悲しい羽目になりかねません。
伸ばして予備焼きしておけば、後は具を乗せて焼くだけなので作業はぐっと楽になります。
3、焼き上がりが失敗しにくい
家庭では高温短時間で焼ける石窯があるわけではないので、生のままの生地にたくさん具を乗せてうまく焼くのは難しいです。
少し予備焼きしておけば、生地の生っぽさを感じることがなく失敗しにくいのです。
以上3点、予備焼きをおすすめする理由でした。
予備焼きした生地は、温かいうちにラップしておきましょう。
でないと、あっという間にに乾燥してしまいます。

焼いてはラップして、その上にさらに焼いた生地を置いてラップして、どんどん重ねてゆけば大丈夫です。
これで、ピザ生地の準備はOK~。
後は具を乗せて焼くだけです。
明日は7種のピザ・前半戦をご紹介させていただく予定ですので、よければまた覗きにきて下さいね~♪
【『7種のピザ/トッピングから焼き上げまで・前半戦』の記事はこちら】
【『7種のピザ/トッピングから焼き上げまで・後半戦』の記事はこちら】
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本日の日めくりカレンダーです。
9月10日(月)

『楽は苦の種、苦は楽の種』
楽と苦は背中合わせで、楽には苦が、苦には楽が常についてまわるということ。
昨日の分の日めくりカレンダーです。
9月9日(日)

『無病は一生の極楽』
病気をせずに一生を送れるのはありがたいということ。