こんにちは、たき子です。
大相撲春場所も今日で中日。
横綱白鵬や、ご当地大関の豪栄道が休場で淋しくなりましたが、新横綱稀勢の里や、大関候補の筆頭高安が全勝で折り返すか、目が離せない展開ですね。
琴春菊も、10勝以上をあげ大関復活となるかどうかも見所です。
そんな中、かつて大阪に国技館があったという場所を訪れました。
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大阪大国技館とは
大阪市城東区古市。
梅田から地下鉄谷町線で10分。関目高殿駅から徒歩15分ほどの場所です。
1937(昭和12)年3月、大阪大国技館は、当時の最も優れた屋内スポーツ施設として建設されたそうです。
1937年3月というと、ちょうど80年前ですね。
ドーム式の洋風建築ということですから、当時としては相当ハイカラな建物だったのでしょうね。
収容人数も2万5000人で当時の両国国技館よりも大きかったというのですから、当時の相撲協会の力の入れようが想像できます。
わずか4年後に太平洋戦争が始まり、戦争中は軍事工場として使われ、屋根の赤銅は軍事用に提供し、戦後は進駐軍に取り上げられ1951年に取り壊された。
7回の準本場所が行われただけというのですから、短く寂しい歴史です。
現在の大阪大国技館
現在はリビエール関目というUR住宅団地。
かつて建ち並んでいたという相撲茶屋も今はもう残されていません。

数年前まではわずかに残されており、当時の面影を偲ぶことができたのですが、そこも今は駐車場になっています。

団地の入口に案内板が。


団地の中の集会所横の広場にはこんなのも。


運河越しに見た大阪大国技館跡に建つリビエール関目。城北運河沿いにあります。

運河の遊歩道は、もう少ししたら、桜でそれはそれは美しく彩られるんですよ。
交通手段としては、地下鉄谷町線関目高殿駅の他に、
京阪関目駅から徒歩10分、
地下鉄長堀鶴見緑地線今福鶴見駅からも徒歩10分、
地下鉄今里線新森古市駅からは徒歩7分と、
アクセスに便利な大阪大国技館跡地。
お近くに来られる際はぜひ足を伸ばしてみて下さいね~♪