おばちゃんDays

調理師たき子によるオオサカのおばちゃんブログ

大阪城お堀の水面に現れた光の正体

お堀にはいろいろな顔がある




こんにちは、たき子です。

大阪城のお堀に面した遊歩道を歩いていると、いろいろなものを見かけます。

魚が跳ねていたり、亀が手足をばたつかせて泳いでいたり、水鳥がもぐっていたり。
また、冬場は鴨が泳いでいたり、時には回っていたりと、さほど奇抜なものが見られるわけではありませんが、のどかな水辺の風景が見られます。

水面が波打つのも、よほど風の強い日か、アクアライナーが通りすぎた後くらいのもので、普段は静かに水を囲んでいます。



この、特になんでもないお堀で、ある日ちょっと変わったものを見かけました。


最初は小さな光

最初に「それ」に気づいたのは、京橋を渡っていた時でした。

京橋といっても「京橋はええとこだっせ」の京橋ではありません。
大阪城の北西の角から土佐堀通りにかけての寝屋川にかかる橋の名前です。



いつもぼんやり外堀を眺めながらの帰り道なのですが、この日、寝屋川にかかる京橋を土佐堀通りに向かって歩いていたとき、水面が小さく光っています。



何が光っているんやろ。

拡大したのがこれ。



歩いていると光はすぐ消えました。

ところが、橋を渡りきって遊歩道に入り数十メートル歩くと、今度は別の箇所がさっきより広い範囲で光っています。



光の背後にはビルが。

そうなんです。光る水面の向こう岸に建っていたのは大阪ビジネスパークのクリスタルビルでした。

大阪ビジネスパークのビル郡の中でもひときわノッポのクリスタルビルは、1990年、今から27年前に建てられた地上37階の超高層ビルで、大阪まちなみ賞という賞も授賞している建物です。

その名の通り、クリスタルなキラキラしたビルなんです。

光の正体は、夕陽がクリスタルビルに反射して水面に映ったものだったんです。

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遊歩道を東に向かってどんどん歩いて行くと、最初対岸の付近だけだった光が、



どんどん延びて行き、



夕陽を真後ろに受けるあたりでは最も長く、こちら岸まで届いています。



クライマックスを通りすぎたところ。



光の橋か、水面の天の川かみたいな光景です。

クリスタルビルの、あの長さだからこそ、こちら岸まで届いたんでしょうか。

晴れていても、日が傾いていないと見られないだろうし、太陽の方向も関係あるとすると一年中見られるわけでもないのかな?

いくつかの条件が重なって見られたのかもと思うとお得な気分です。



大阪城のお堀でトライアスロン

6月25日(日)には、大阪城のお堀でトライアスロンも行われるとか。

その時はお堀はどんな顔を見せてくれるのか、めっちゃ楽しみ♥

大阪城のお堀の魅力、また探してみたいと思います♪