おばちゃんDays

調理師たき子によるオオサカのおばちゃんブログ

お弁当にもぴったり 『たけのこと牛肉の煮物』

子どもも食べやすいタケノコの煮物

こんにちは、たき子です。

タケノコの煮物と言えば、若竹煮じがつお煮(土佐煮)が思い浮かびます。

若竹煮もじがつお煮も、新タケノコの風味を味わうには最高の煮物ですよね~♪

だけど、食べ盛りの子どもにとっては大人の味だったり、あっさりしすぎて物足りなかったり。

そこで、我が家で必ず作る煮物がもうひとつ。
それが『タケノコと牛肉の煮物』です。

牛肉と一緒に煮るため、新タケノコの独特のえぐみも気になりません。

ボリュームがあるのでメインのおかずにもなるし、調理の途中で取り分けて、翌日のお弁当用も一緒に作ってしまえるのが嬉しいんですよ~♪


タケノコと牛肉の煮物


材料》3人分(お弁当用を含む)

 タケノコ   中1本
 牛肉(薄切り)  250g
 糸こんにゃく 1袋
 (卵)       2個

 だし汁    500cc
 みりん    大さじ2
 うす口醤油  大さじ3

 お弁当用の追加分調味料
  砂糖    大さじ1
  濃い口醤油 大さじ1
  煎りゴマ  大さじ1


作り方

①タケノコはアクを抜き、薄め一口大に切る。私はいちょう切りっぽくしています。
糸こんにゃくは下ゆでする。
タケノコを茹でずにアク抜きする方法はこちら】

②煮立てた出汁にタケノコを入れ、3~4分煮る。
アクをとり、糸こんにゃくも入れる。
出汁のはヒタヒタの量に調整する。



③牛肉を入れ、アクをとる。肉の色が変われば薄口醤油とみりんを入れる。



④弁当分として1/4ほどの量を取り分ける。

⑤残ったほうを溶き卵でとじて完成。



⑥弁当用は、濃い口醤油と砂糖を入れ煮る。汁気がなくなれば煎りゴマをふれば完成です。




ポイント

・煮すぎると新タケノコの風味が損なわれるので、煮すぎず、火が通り味をつけたら、火を止め放置して味を染み込ませるほうが旬のタケノコを味わえます。

・お弁当用は、傷みにくいよう味を濃い目にして汁を残さないようにしています。


我が家ではボリュームを出し、お弁当用との味の変化をつけ、まろやかにするために卵とじにしますが、お好みで卵でとじなくてもOK。

お弁当用は、タケノコ入り牛丼といった感じなので、ご飯に乗せても美味しいです♪

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ところで、今年はタケノコが大不作なのだとか。



また、天気予報ならぬ、タケノコ予報というのもあるそうです。

大阪人のたしなみとして、思わず

「タケノコが降ってくるんかい!」

と、突っ込んだのは言うまでもありません♪