おばちゃんDays

調理師たき子によるオオサカのおばちゃんブログ

お弁当を本当に早く冷ます方法



夏本番の一番ゼミ


こんにちは、たき子です。

昨日の朝、一番ゼミの声を聞きました。



私の住んでいるマンションの下には桜の木があって、夏にはセミのボリュームがヤバいんです。

大阪市内にいるセミの殆どはクマゼミです。
クマゼミって、なんであんなにけたたましく鳴くんでしょうね!

アブラゼミとかツクツクボウシとかならそこまでうるさくないものを、クマゼミはシャンシャン、シャンシャンなきわめく感じ。
また、数が多すぎです。

子どもが小さい頃よくセミ採りをしましたが、多いときには木に15㎝間隔ではりついていました。

動きがのろくて、低い場所にもいるので、手掴みで採っては虫かごにすし詰め状態で採りまくることができて、子どもにとっては楽しいのですが。

窓を開けているとテレビの音なんて全然聞こえないし、子どもが小学校の時には桜の木の下でラジオ体操が行われていましたが、ラジオの音なんて全然聞こえませんでした。


お弁当の食中毒予防対策は入念

セミが鳴き始めると梅雨明けも近いのかなあと思います。
もうすぐ梅雨が明けると本気の夏がやってきます。

さて、本題のお弁当急冷です。
この季節、お弁当作りには本当に気をつかいます。

 “傷みやすい物を入れない”
 “しっかり火を通す”
 “素手で触らない”
 “弁当箱を清潔にする”

などいろんなポイントをクリアして、保冷剤保冷バッグ
入念な食中毒対策が必要となります。
かといって、保冷剤でガチガチに冷やしすぎてもご飯は美味しくないし、難しいところですよね。

お弁当を傷ませないために肝心なのがしっかり冷ますこと。

けど、特にご飯は冷めにくいですよね。
かつては私も、放熱しやすいように網の上に置いてうちわで仰いだり、扇風機の風を当てたりしていました。
でも、なかなか冷めず、まだ温かいけど、気になりながらお弁当のフタを閉めたことがありました。

そこで考えたのがこのお弁当急冷ワザです。
やってみたらバッチリ気持ちいいほど冷めています。

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弁当箱を氷づけ

方法はとても簡単。
弁当箱がすっぽり入る大きさの鍋に氷を入れ、炊きたてのご飯を詰めた弁当箱を入れるだけです。



厚さ5㎝ほどもある厚手のお弁当箱の7割ほどまで詰めた息子の2合飯。
冷めづらいこのドカ弁も大丈夫。
しっかり冷めます。

水は入れなくても勝手に溶けてくれます。
氷の量ですが、水没しない程度の量でじゅうぶん。

この写真の弁当箱は1300mlで、我が家にある最大の鍋を使い、氷は両手ですくって軽く一杯分を使っています。

ボウルだと底が丸くて氷がたくさん必要だし、安定しないので(水没したら泣かないといけないから…)鍋がちょうどいいんです。


おにぎりは保冷剤を座布団に

弁当箱に詰めたご飯だけでなく、おにぎりもわりかし冷めにくい問題児。

おにぎりは、

 “傷みやすい具を避ける”
 “素手で握らない”

のはもちろんのこと、ラップで握った後のおにぎりを、ラップまま今度は保冷剤の上に置いておきます。



氷の上に置くと水没してしまうと困るので、保冷剤の座布団がちょうどいいんです。

お弁当もおにぎりも、そんなことで?と思うような方法ですが、効果抜群のこの急冷ワザ、ぜひぜひ一度試してみて下さいね♪

【ここからは付け足しです!】

お弁当を早く冷ます方法、氷を使うと本当に早く冷めるのですが、氷がたくさん必要なのがネック。

夏場は飲み物に入れたり、素麺を茹でて冷やしたり氷が足りなくなることがよくありました。

そこで、おにぎりを冷やす方法を応用してみました。

鍋の底と側面に大き目の保冷剤を敷き、



炊きたてご飯と焼いたばかりの肉を詰めたお弁当箱を密着させるように置く。



これだけです。

息子の2合飯弁当もかなり早く冷めました♪
実は私は最近ではもっぱらこっちの方法で冷ましています。

大きめの保冷剤がなければ、小さいのを保存袋にまとめて入れても大丈夫ですよ~♥