もはやドーピングシューズ!?ナイキの厚底シューズ『ズームヴェイパーフライ4%』
『いだてん』効果で
ランニングブーム加速?
こんにちは、たき子です。
昨日は箱根駅伝で、今日はランニングシューズの話題です。
今年は、マラソンでも始めるのかって?
そう、なんと大阪マラソンに挑戦!
………するわけないない!!
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観戦する分には面白いんですけどね!
さらに10月には普及版『ズームフライフライニット』が1万6200円で発売されました。
進化版の『フライニット』とは、
“足をサポートする軽量なフライニットをアッパーに用いている”
のだそうです。
そう言われても何が何やらサッパリですが、ともかくこれまでの物より速く走れるってことなのでしょうねw
高いが長持ちしない
ランニングシューズとしては高価な『ズームヴェイパーフライ4%』ですが、耐用距離はわずか160km。
一般的なランニングシューズの500~600kmと比較すると格段に短く、契約選手ですら普段の練習では殆ど履くことがないというのだから驚きです。
高い理由としては、大量生産できないことにあります。
材料が、通常のルートと異なる航空宇宙産業から取り寄せており、情報防衛の点からも限られた工場で一つずつ丁寧に作られているからなのだそうです。
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高くて長持ちしない。
それなのにこんなに需要があるなんて、いったいどんなランニングシューズなんだろう!?
実物を体験して見たかったのですが、いまだに入手困難なことには変わりないようで、実際の商品は店頭では見当たりませんでした。
広告リンクも貼ってみようかと思いましたが、在庫切ればかり。
どうやらナイキの公式オンラインストア以外では買えないみたいですね~。
日本長距離界の新記録ラッシュ
この『ズームヴェイパーフライ4%』がどれ程の実力かというのは、これを履いたランナーの成績が如実に物語っています。
まず、昨年2018年12月、福岡国際マラソンで、服部勇馬選手(トヨタ自動車)が日本人として14年ぶりに優勝しました。
自己記録を2分以上も上回る2時間7分2秒でゴールし、東京オリンピック代表選考会の出場権を獲得したのです。
もちろんこうした快挙は服部選手だけではありません。
去年2018年2月の東京マラソン2018で優勝した設楽悠太選手(honda)は、
2時間6分11秒で日本新記録を更新しており、

さらにその8ヶ月後、2018年10月に行われたシカゴマラソンでは、大迫傑選手(ナイキ・オレゴン・プロジェクト)が誰もたどり着けなかった2時間6分の壁を打ち破っています。

もちろん、服部選手も、設楽選手も、大迫選手も、そしてシカゴマラソン上位5人も、ナイキの『ズームヴェイパーフライ4%』を履いていました。

ドーピングシューズ?
こんなに早く走れれば、ルール違反ではないの?という声が上がるもの不思議ではありませんよね~。
国際陸上競技連盟の規定では、
“バネを使ってはいけない”
という条文があるそうですが、この『ナイキズームヴェイパーフライ4%』はバネではなくカーボンなのですよね。

カーボンだから問題ないとはいえ、「ドーピングシューズでは?」と物議が醸されるほどの性能ですから、いつどんふうに規制がかかるかはわかりませんよね。
ナイキも大変なシューズを作ったものですが、実はこのカーボンの技術は、100メートルで日本人初の10秒をきった桐生祥秀選手らが履いているアシックスのシューズと同じ原理なのだうですよ~。
箱根駅伝2019でも
多くの選手が履いていた
昨日の記事で書かせていただいたように、箱根駅伝2019は新記録ラッシュでした。
【『箱根駅伝2019 東海大の初優勝!新記録もラッシュ』の記事はこちら】
10区のうち、5つもの区間で区間新記録が誕生したのです。

この快進撃の裏に、ナイキの『ズームヴェイパーフライ4%』の存在があったことは否定できないのではないでしょうか。
今年の箱根駅伝2019に出場した230人の全選手のうち95人、つまり約4割の選手が『ズームヴェイパーフライ4%』を履いていました。
一昨年の箱根駅伝2017年まではアシックスのシューズが1位だったのですが、『ズームヴェイパーフライ4%』が発売された去年にはすでに1位の座をナイキに明け渡していたのです。
シューズに関しては、
青学=アディダス
東洋大=ナイキ
のような大学と企業との契約、あるいは一部の有力選手個人と企業の契約を除き、自由に選べるそうです。
初優勝した東海大の選手も、ユニフォームはミズノだったものの多くの選手がナイキの『ズームヴェイパーフライ4%』履いていたそうで、この流れはさらに加速しそうですね!
以上、もしナイキの『ズームヴェイパーフライ4%』なら履いたことあるよ!という方がいらっしゃればは、ぜひ履き心地をお聞かせくださいね~♪
とてもとても、買えないけど(^^;
※写真は昨年12月2日に放送されたABC放送「サンデーステーション」からお借りしましたことをお断りしておきます
ランニングブーム加速?
こんにちは、たき子です。
昨日は箱根駅伝で、今日はランニングシューズの話題です。
今年は、マラソンでも始めるのかって?
そう、なんと大阪マラソンに挑戦!
………するわけないない!!
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観戦する分には面白いんですけどね!
一昨日から始まった大河ドラマ『いだてん』も、めっちゃ面白かったし。
特に生田斗真の、振り切ったあの演技(^w^)
あれ見ただけでもチャンネルを合わせた甲斐があったというものですわ!
クドカン脚本だから大いに期待しているのですよね♪
足の痛みの救世主
しかし、どんなにマラソンが流行ろうとも、私は絶対走りませんよ~w
…というランニング嫌いの私ですが、なぜかランニングシューズを持っています。
実は去年の今ごろ足を傷め、ダンスにもウォーキングにも支障をきたしていたところ、整骨院で勧められたランニングシューズを履いたら治っちゃったんですよね!
ウォーキングするだけなのだから、高価な(1万2000円ぐらいした)ランニングシューズを履かなくてもいいだろうと思っていたのですが、履いてみるとこんなに違うものなのかとビックリ!!
ふかっとした歩き心地に感動しました。
感動しただけではなく、それで長引いていた足の痛みがなくなったのですから、ランニングシューズはまさに救世主だったのですよ~。
【ランニングシューズを買った時の記事はこちら】
“ズーム”で“ヴェイパー”な4%
その時の購入したランニングシューズはアシックスですが、それ以来ランニングシューズに目覚めた私。
いろいろ調べてみる中で、今日ご紹介する画期的なランニングシューズのことを知りました。
それがナイキの『ズームヴェイパーフライ4%』。
ズームヴェイパーフライ4%???
長い………
覚えられへんし!
でも、こんなのまだまだ序ノ口だったのですよ~。
このあと発売されるのは、
『ズームヴェイパーフライ4%』に
『フライニット』を付け加えた、
『ズームヴェイパーフライ4%フライニット』
というのです!
勘弁してください、ナイキさん。
長いです。
スマホ画面の1行に納まりきらない長さは困ります…。
しかも、おばちゃんには“ヴェ”なんていう発音はご法度です!
「厚さ」と「軽さ」を両立
この、『ズームヴェイパーフライ4%』(フライニットがつくつかないに関わらず)は、まさにランニングシューズの革命児です。

靴底の厚みが約4cm。
従来品の倍の厚底シューズなのです。

これまでは、クッション性を高くするために靴底を厚くすると重くなっていました。
厚さと軽さの両立ができなかったのです。
それを、航空宇宙産業用の特殊素材を使うことで厚くて軽いシューズが実現したのだそうです。

発売開始数分で完売
2017年春に発売されたナイキの『ズームヴェイパーフライ4%』は、ソールにカーボンが入っており、下り坂を走っているような走り心地が特徴。

昨年2018年4月11日に日本でも発売が開始されたそうなのですが、公式オンラインストアで開始数分後には在庫切れになるという、すさまじい人気だったそうです。
2万5920円と高価なのにも関わらず爆発的に売れたんですね~。
特に生田斗真の、振り切ったあの演技(^w^)
あれ見ただけでもチャンネルを合わせた甲斐があったというものですわ!
クドカン脚本だから大いに期待しているのですよね♪
足の痛みの救世主
しかし、どんなにマラソンが流行ろうとも、私は絶対走りませんよ~w
…というランニング嫌いの私ですが、なぜかランニングシューズを持っています。
実は去年の今ごろ足を傷め、ダンスにもウォーキングにも支障をきたしていたところ、整骨院で勧められたランニングシューズを履いたら治っちゃったんですよね!
ウォーキングするだけなのだから、高価な(1万2000円ぐらいした)ランニングシューズを履かなくてもいいだろうと思っていたのですが、履いてみるとこんなに違うものなのかとビックリ!!
ふかっとした歩き心地に感動しました。
感動しただけではなく、それで長引いていた足の痛みがなくなったのですから、ランニングシューズはまさに救世主だったのですよ~。
【ランニングシューズを買った時の記事はこちら】
“ズーム”で“ヴェイパー”な4%
その時の購入したランニングシューズはアシックスですが、それ以来ランニングシューズに目覚めた私。
いろいろ調べてみる中で、今日ご紹介する画期的なランニングシューズのことを知りました。
それがナイキの『ズームヴェイパーフライ4%』。
ズームヴェイパーフライ4%???
長い………
覚えられへんし!
でも、こんなのまだまだ序ノ口だったのですよ~。
このあと発売されるのは、
『ズームヴェイパーフライ4%』に
『フライニット』を付け加えた、
『ズームヴェイパーフライ4%フライニット』
というのです!
勘弁してください、ナイキさん。
長いです。
スマホ画面の1行に納まりきらない長さは困ります…。
しかも、おばちゃんには“ヴェ”なんていう発音はご法度です!
「厚さ」と「軽さ」を両立
この、『ズームヴェイパーフライ4%』(フライニットがつくつかないに関わらず)は、まさにランニングシューズの革命児です。

靴底の厚みが約4cm。
従来品の倍の厚底シューズなのです。

これまでは、クッション性を高くするために靴底を厚くすると重くなっていました。
厚さと軽さの両立ができなかったのです。
それを、航空宇宙産業用の特殊素材を使うことで厚くて軽いシューズが実現したのだそうです。

発売開始数分で完売
2017年春に発売されたナイキの『ズームヴェイパーフライ4%』は、ソールにカーボンが入っており、下り坂を走っているような走り心地が特徴。

昨年2018年4月11日に日本でも発売が開始されたそうなのですが、公式オンラインストアで開始数分後には在庫切れになるという、すさまじい人気だったそうです。
2万5920円と高価なのにも関わらず爆発的に売れたんですね~。
入手が非常に困難なことからプレミアがつき、転売目的での購入もあるようで、入手が非常に難しかったそうですが、しばらくすると普及版『ズームフライ』1万6200円が発売されました。
進化版発売するも
やはり入手困難
そして、去年2018年9月、この2商品の進化版とも言える『ズームヴェイパーフライ4%フライニット』が2万8080円で、
進化版発売するも
やはり入手困難
そして、去年2018年9月、この2商品の進化版とも言える『ズームヴェイパーフライ4%フライニット』が2万8080円で、
さらに10月には普及版『ズームフライフライニット』が1万6200円で発売されました。
進化版の『フライニット』とは、
“足をサポートする軽量なフライニットをアッパーに用いている”
のだそうです。
そう言われても何が何やらサッパリですが、ともかくこれまでの物より速く走れるってことなのでしょうねw
高いが長持ちしない
ランニングシューズとしては高価な『ズームヴェイパーフライ4%』ですが、耐用距離はわずか160km。
一般的なランニングシューズの500~600kmと比較すると格段に短く、契約選手ですら普段の練習では殆ど履くことがないというのだから驚きです。
高い理由としては、大量生産できないことにあります。
材料が、通常のルートと異なる航空宇宙産業から取り寄せており、情報防衛の点からも限られた工場で一つずつ丁寧に作られているからなのだそうです。
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それなのにこんなに需要があるなんて、いったいどんなランニングシューズなんだろう!?
実物を体験して見たかったのですが、いまだに入手困難なことには変わりないようで、実際の商品は店頭では見当たりませんでした。
広告リンクも貼ってみようかと思いましたが、在庫切ればかり。
どうやらナイキの公式オンラインストア以外では買えないみたいですね~。
日本長距離界の新記録ラッシュ
この『ズームヴェイパーフライ4%』がどれ程の実力かというのは、これを履いたランナーの成績が如実に物語っています。
まず、昨年2018年12月、福岡国際マラソンで、服部勇馬選手(トヨタ自動車)が日本人として14年ぶりに優勝しました。

自己記録を2分以上も上回る2時間7分2秒でゴールし、東京オリンピック代表選考会の出場権を獲得したのです。
もちろんこうした快挙は服部選手だけではありません。
去年2018年2月の東京マラソン2018で優勝した設楽悠太選手(honda)は、

2時間6分11秒で日本新記録を更新しており、

さらにその8ヶ月後、2018年10月に行われたシカゴマラソンでは、大迫傑選手(ナイキ・オレゴン・プロジェクト)が誰もたどり着けなかった2時間6分の壁を打ち破っています。

もちろん、服部選手も、設楽選手も、大迫選手も、そしてシカゴマラソン上位5人も、ナイキの『ズームヴェイパーフライ4%』を履いていました。

ドーピングシューズ?
こんなに早く走れれば、ルール違反ではないの?という声が上がるもの不思議ではありませんよね~。
国際陸上競技連盟の規定では、
“バネを使ってはいけない”
という条文があるそうですが、この『ナイキズームヴェイパーフライ4%』はバネではなくカーボンなのですよね。

カーボンだから問題ないとはいえ、「ドーピングシューズでは?」と物議が醸されるほどの性能ですから、いつどんふうに規制がかかるかはわかりませんよね。
ナイキも大変なシューズを作ったものですが、実はこのカーボンの技術は、100メートルで日本人初の10秒をきった桐生祥秀選手らが履いているアシックスのシューズと同じ原理なのだうですよ~。

箱根駅伝2019でも
多くの選手が履いていた
昨日の記事で書かせていただいたように、箱根駅伝2019は新記録ラッシュでした。
【『箱根駅伝2019 東海大の初優勝!新記録もラッシュ』の記事はこちら】
10区のうち、5つもの区間で区間新記録が誕生したのです。

この快進撃の裏に、ナイキの『ズームヴェイパーフライ4%』の存在があったことは否定できないのではないでしょうか。
今年の箱根駅伝2019に出場した230人の全選手のうち95人、つまり約4割の選手が『ズームヴェイパーフライ4%』を履いていました。
一昨年の箱根駅伝2017年まではアシックスのシューズが1位だったのですが、『ズームヴェイパーフライ4%』が発売された去年にはすでに1位の座をナイキに明け渡していたのです。
シューズに関しては、
青学=アディダス
東洋大=ナイキ
のような大学と企業との契約、あるいは一部の有力選手個人と企業の契約を除き、自由に選べるそうです。
初優勝した東海大の選手も、ユニフォームはミズノだったものの多くの選手がナイキの『ズームヴェイパーフライ4%』履いていたそうで、この流れはさらに加速しそうですね!
以上、もしナイキの『ズームヴェイパーフライ4%』なら履いたことあるよ!という方がいらっしゃればは、ぜひ履き心地をお聞かせくださいね~♪
とてもとても、買えないけど(^^;
※写真は昨年12月2日に放送されたABC放送「サンデーステーション」からお借りしましたことをお断りしておきます