おばちゃんDays

調理師たき子によるオオサカのおばちゃんブログ

突然の『点検です』に用心していますか?

防犯三部作の最後は…

こんにちは、たき子です。

昨日はスマホやパソコンで急増している、ウイルス感染警告詐欺の報告をさせていただきました。

偽『ウイルスに感染しています』警告の記事はこちら

その流れで、今日は過去に危うく被害を受けるところだった出来事を聞いていただきたいと思います。



そういえば、一昨日はあおり運転のことを書かせていただきましたから、これで防犯三部作の最終回ですね(笑)。

あおり運転でクラッシュの記事はこちら

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電話機の点検を装う?

話は25年ほど前に遡ります。
私がまだおばちゃんではなく若いお姉ちゃんだった頃の事です。

当時、ワンルームマンションで一人暮しをしていた私。

 ピンポーン

ある日インターホンが鳴りました。



若い男の声です。

「○○(会社の名前)です。電話機の点検に来ました」

当時住んでいたワンルームマンションには最初から備え付けの電話がありました。
スマホはおろか、携帯電話もまだ普及していない頃でした。

事前の連絡もなしに、突然の電話機の点検なんておかしいと思い、

「ここの電話、マンションの備え付けの設備なんで、点検ならマンションに言ってください」

と答えると、

「いえ、マンションのとか、そういう事ではなく点検なんで」

と食い下がるので、

「けっこうです」

とお断りしたところ、

「あれ~? 何か疑ってるのかな~?」

とフレンドリーな口調でドアを開けさせようとしてきました。



 その通りです
 疑ってます
 怪しいでしょ、突然の点検なんて

結局その人にはお引き取りいただいたのですが、それが本当に電話機の点検業者の人だったのか、点検を装おった訪問販売か、はたまたもっと悪質な強姦魔や強盗だったのかわからずじまいです。


配水管の点検?

ところが、その話を友人にしたところ、聞き捨てならない反応が。

「え? じゃあ、もしかしてあれも危険だったんかな」

聞けば、その友人の住むワンルームマンションにも、配水管の点検と称した男が訪ねてきたらしいんです。



しかもその友人、何の疑いも持たずドアを開けたそう。

「ちらっと部屋覗いて、道具取りに行って来ると言ったきり戻って来なかったから、おかしいなぁと思ってたんよね」

その時、ちょうど部屋に彼氏が来ていたそうです。
多分、彼氏の姿を見たから、道具を取りに行くと嘘をついて退散したのでしょう。

「あんた、ほんま気ぃつけんと、ヘタしたらヤられてたでー」

田舎から出てきた一人暮しの彼女。
世間知らずにもほどがある、今後そのような事があったら、絶対ドアを開けないようにとキツーく申し渡しました。

ワンルームマンションは要注意ですね。
どちらのケースもキーワードは

点検

点検と言われると義務のような気がする心理につけこもうとしているのでしょうか。



昨日は、オオサカのおばちゃんをなめんなよ、と書きましたが、今日はそれに付け加えさせていただきます。

オオサカのお姉ちゃんもなめたらアカンぜよ!