実家の片付け②着物編『着物売るなら○○○○?』
こんにちは、たき子です。
1ヶ月ほど前からやり始めた実家の片付け。
やらなければならない事がいろいろありすぎる。。。
ということはブログネタに事欠かないんじゃね?
そんな不謹慎なたき子は今回の『実家の片付け』をシリーズ化することにいたしました。
【前回の『実家の片付け』の記事はこちら】
自分の経験を読んだ人の参考にしていただければ。。。などという殊勝な気持ちは微塵もございませんっ(≧▽≦)
あえて理由をつけるとすれば、たき子にとって一生に一度しか経験しないレアな出来事を客観的に見てみたかったから、そして書くことにより気持ちの昇華をしたいという思いですかね〜。
(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});
さてさて、本題です。
実家の『モノ』は9割以上が不用品。
よくぞまあこれだけ溜め込んでくださったわ、アナタ!
一人暮らしの2DKにたき子の家よりはるかに多い家財道具とミッチリぎっしり詰め込まれた生活用品。
タンスから押し入れから増殖を繰り返しながら出て来る出て来る。。。
不用品の分類としては、
①完全なゴミ → 捨てる
②使い回せる物 → 自分で使う
③使えるけど要らない物 → 売却・譲る・捨てる(資源ゴミor資源にならないゴミ)
こんな感じかな?
①の完全なるゴミはコツコツ捨て続け、②の使い回せる物はコツコツ持ち帰っているのですが、厄介なのが③の使えるけど要らないもの。
売れるものは売りたいですよね。
お金に代わるっていうのもあるけど、一番は誰かが喜んで使ってくれたら処分する罪悪感が減りますからね。
まず手をつけたのは着物
売ろうとした物の中で一番に手をつけたのが着物でした。
なんてたって嵩張りますからね〜。
若い頃は着物好きだったという母の着物。
それからたき子に買ってくれたけど今は着ない着物。
母の着物は高価なものじゃないし、かれこれ50〜60年は経っています。
虫はくっていないようだけれど、さてどうしたものか。。。
あ、そういえば「着物買います」とか「着物売るなら」とかそんなフレーズがあったような。
ん?あれは着物じゃなくて「ピアノ売るならタケモトピアノそのと〜り!」だったかな?
まあいいや。
とりあえず調べてみようってことで検索しみたらたくさんあるのですね!
比較サイトやらいろいろ調べて「着物売るなら『バイセル』」ってとこへ電話してみた。
最近よく坂上忍がテレビで宣伝してるアレ。
画像はホームページより
システムは簡単。
電話する
↓
訪問して見積りしてもらう
↓
折り合えば現金で買い取ってもらう
ほうほう!
とりあえず電話してみよう〜♪
バイセルに電話する
ピッポッパッ。。。なんて音しないわ〜、今のスマホからの電話は(*´艸`)
昭和の黒電話はジーコロジーコロ。
ダイヤル電話はピッポッパッ。
音で表現しやすいけどスマホだと基本音無し設定が多いから小説家なんかは言語化しにくそう。。。
脱線脱線!
話を元に戻して、バイセルに電話をかけました。
それで訪問日時を決めたんだけど、このオペレーターさんとの電話が、なんか笑えるのよね〜!
例えばこんな感じ。
「かしこましました。それではいくつか質問してよろしいでしょうか」
「はい」
「有難うございます。お客様のご住所を郵便番号からお願いいたします」
「郵便番号○○○-○○○○」
「有難うございます。郵便番号○○○-○○○○ですね」
「大阪市○○区○○町○○○です」
「有難うございます。大阪市○○区○○町○○○ですね」
「はい」
「有難うございます。では次に。。。。」
何を答えてもぜったい「有難うございます」から始まるんだもん(*´艸`)
そこまで有り難っていただかなくても良いのにご丁寧すぎてニヤニヤしちゃったわ!
バイセルがやってくる
本当は合見積すればいいんだろうけど、面倒くさがりのうえにやる事山ほどあるのでバイセルだけにしました。
そして鑑定当日。
うちに来られたのは若い男性。
タンスの引き出し3段分の着物なのでたいした量ではありません。
その中でも弾かれ弾かれ。。。
最終的に値段がついたのは
色留袖×1
小紋×1
大島紬(多分)×1
帯×2
以上の6点だけでした。
1本の帯は鑑定書もついている良い品でしたが、総額は3000円。
安いとは思いましたが、どのみちそれほど高額で買い取ってもらえるとは期待していなかったので金額に了承しました。
言い値だけど仕方がありません。
着物の需要が減っているという事は売れないと言うことなんですから。
また、着物を買う人の多くは若い人なので古い着物は売れないのだそう。
鑑定士の方は、特に帯は良いものなので誰か譲る方がいればそのほうが良いのではと言ってくださったのですが、使ってもらえそうな親戚も思い浮かばないのですよね。
金が高額に!?
着物だけではなく、貴金属やブランドバッグ、時計や切手なども買い取り対象だそうで、ついでに金のネックレスも鑑定してもらいました。
金鎖を拡大鏡で見て、スケールで量り、何やら棒を近づけています。

この棒は磁石なのだそう。
メッキだと磁石にくっつくからわかるってことなんですね!へえ〜っ(゜o゜)
鑑定士さん、
「これはお着物全てより高額になりますよ。これが4000円です」
えーっ!
「そしてこれが3000円と7000 円」
おーっ、こんな鎖が!
今、金が高いとは知っていました。
昔は18金とかだったけど今は10金なんてのもあるそうですね。
母にとっても特別な記念の品ではないし着物のような愛着のある物でもなないし、たき子も趣味じゃないからつけないし、売れるなんてただただ嬉しい♡

以上、その場で現金17000円を受け取り、初めての鑑定団は終わりました。
近所の古道具屋へ
だけど、売れた着物はほんの少し。
まだまだある売れ残ったこの着物をどうしよう。。。
そこで、次に訪れたのは近所の古道具屋でした。
着物は今売れないんだけど、と前置きした上で見てくれて、母の大島紬とたき子の羽織、たき子の子どもの頃の振り袖と赤ちゃん用の着物、帯留め2本を「1000円でいいかな」と買い取ってもらいました。
少し前はリメイクの需要もあって古着物の使い途があったそうですが、今はリメイクもほとんどないのだそう。
「500円でもいい、捨てるのが忍びないだけなので」と言いましたが1000円いただき引き渡し。
大島紬や帯留めはともかくとして、一応数に入れておいたたき子の子どもの頃の振り袖や赤ちゃん用の着物なんて、古ぼけて全く価値がないのにと不思議に思っていたら、古道具屋の店主さんが教えてくださいました。
作業所で役立ててもらえるケースもあるらしい
近隣で「パートナーズカフェ」という障碍者就労支援の取り組みが行われていて、作業所で古い着物を使ったちょっとした小物(扇子入れなど)を作っているのだそう。
可愛い柄の着物地は無償で譲ると喜ばれるので、それ用に引き取ってくれたのでした。
最終は市のリサイクル
それでもまだ残ってしまった、引き取り手のつかない古い羽織やウールの着物。
これらは資源ゴミとして大阪市のリサイクルに委ねることにしました。
その中のどれぐらいが再利用されるかはわかりませんが、少しでも誰かの何かになってくれればいいなと思います。
以上、実家の片付け・着物編でした。
次回は着物以外の品を売却した『初めてのメルカリ』をお届けする予定です。
そして、他のネタを差し挟みながら実家の片付けシリーズは今しばらく続きますので、よければまた覗きにきてくださいね〜♪
この他の「実家の片付け」記事はこちら
【③初めてのメルカリ】
【④不用品回収詰め放題ってどうなの?】
【⑤粗大&普通&リサイクルごみを出す】
【番外編・完全退居と叶わなかった一時帰宅】
【追記・家じまいで○○発見!?】
1ヶ月ほど前からやり始めた実家の片付け。
やらなければならない事がいろいろありすぎる。。。
ということはブログネタに事欠かないんじゃね?
そんな不謹慎なたき子は今回の『実家の片付け』をシリーズ化することにいたしました。
【前回の『実家の片付け』の記事はこちら】
自分の経験を読んだ人の参考にしていただければ。。。などという殊勝な気持ちは微塵もございませんっ(≧▽≦)
あえて理由をつけるとすれば、たき子にとって一生に一度しか経験しないレアな出来事を客観的に見てみたかったから、そして書くことにより気持ちの昇華をしたいという思いですかね〜。
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さてさて、本題です。
実家の『モノ』は9割以上が不用品。
よくぞまあこれだけ溜め込んでくださったわ、アナタ!
一人暮らしの2DKにたき子の家よりはるかに多い家財道具とミッチリぎっしり詰め込まれた生活用品。
タンスから押し入れから増殖を繰り返しながら出て来る出て来る。。。
不用品の分類としては、
①完全なゴミ → 捨てる
②使い回せる物 → 自分で使う
③使えるけど要らない物 → 売却・譲る・捨てる(資源ゴミor資源にならないゴミ)
こんな感じかな?
①の完全なるゴミはコツコツ捨て続け、②の使い回せる物はコツコツ持ち帰っているのですが、厄介なのが③の使えるけど要らないもの。
売れるものは売りたいですよね。
お金に代わるっていうのもあるけど、一番は誰かが喜んで使ってくれたら処分する罪悪感が減りますからね。
まず手をつけたのは着物
売ろうとした物の中で一番に手をつけたのが着物でした。
なんてたって嵩張りますからね〜。
若い頃は着物好きだったという母の着物。
それからたき子に買ってくれたけど今は着ない着物。
母の着物は高価なものじゃないし、かれこれ50〜60年は経っています。
虫はくっていないようだけれど、さてどうしたものか。。。
あ、そういえば「着物買います」とか「着物売るなら」とかそんなフレーズがあったような。
ん?あれは着物じゃなくて「ピアノ売るならタケモトピアノそのと〜り!」だったかな?
まあいいや。
とりあえず調べてみようってことで検索しみたらたくさんあるのですね!
比較サイトやらいろいろ調べて「着物売るなら『バイセル』」ってとこへ電話してみた。
最近よく坂上忍がテレビで宣伝してるアレ。
画像はホームページより
システムは簡単。
電話する
↓
訪問して見積りしてもらう
↓
折り合えば現金で買い取ってもらう
ほうほう!
とりあえず電話してみよう〜♪
バイセルに電話する
ピッポッパッ。。。なんて音しないわ〜、今のスマホからの電話は(*´艸`)
昭和の黒電話はジーコロジーコロ。
ダイヤル電話はピッポッパッ。
音で表現しやすいけどスマホだと基本音無し設定が多いから小説家なんかは言語化しにくそう。。。
脱線脱線!
話を元に戻して、バイセルに電話をかけました。
それで訪問日時を決めたんだけど、このオペレーターさんとの電話が、なんか笑えるのよね〜!
例えばこんな感じ。
「かしこましました。それではいくつか質問してよろしいでしょうか」
「はい」
「有難うございます。お客様のご住所を郵便番号からお願いいたします」
「郵便番号○○○-○○○○」
「有難うございます。郵便番号○○○-○○○○ですね」
「大阪市○○区○○町○○○です」
「有難うございます。大阪市○○区○○町○○○ですね」
「はい」
「有難うございます。では次に。。。。」
何を答えてもぜったい「有難うございます」から始まるんだもん(*´艸`)
そこまで有り難っていただかなくても良いのにご丁寧すぎてニヤニヤしちゃったわ!
バイセルがやってくる
本当は合見積すればいいんだろうけど、面倒くさがりのうえにやる事山ほどあるのでバイセルだけにしました。
そして鑑定当日。
うちに来られたのは若い男性。
タンスの引き出し3段分の着物なのでたいした量ではありません。
その中でも弾かれ弾かれ。。。
最終的に値段がついたのは
色留袖×1
小紋×1
大島紬(多分)×1
帯×2
以上の6点だけでした。

1本の帯は鑑定書もついている良い品でしたが、総額は3000円。

安いとは思いましたが、どのみちそれほど高額で買い取ってもらえるとは期待していなかったので金額に了承しました。
言い値だけど仕方がありません。
着物の需要が減っているという事は売れないと言うことなんですから。
また、着物を買う人の多くは若い人なので古い着物は売れないのだそう。
鑑定士の方は、特に帯は良いものなので誰か譲る方がいればそのほうが良いのではと言ってくださったのですが、使ってもらえそうな親戚も思い浮かばないのですよね。
金が高額に!?
着物だけではなく、貴金属やブランドバッグ、時計や切手なども買い取り対象だそうで、ついでに金のネックレスも鑑定してもらいました。
金鎖を拡大鏡で見て、スケールで量り、何やら棒を近づけています。

この棒は磁石なのだそう。
メッキだと磁石にくっつくからわかるってことなんですね!へえ〜っ(゜o゜)
鑑定士さん、
「これはお着物全てより高額になりますよ。これが4000円です」
えーっ!

「そしてこれが3000円と7000 円」
おーっ、こんな鎖が!
今、金が高いとは知っていました。
昔は18金とかだったけど今は10金なんてのもあるそうですね。
母にとっても特別な記念の品ではないし着物のような愛着のある物でもなないし、たき子も趣味じゃないからつけないし、売れるなんてただただ嬉しい♡

以上、その場で現金17000円を受け取り、初めての鑑定団は終わりました。
近所の古道具屋へ
だけど、売れた着物はほんの少し。
まだまだある売れ残ったこの着物をどうしよう。。。
そこで、次に訪れたのは近所の古道具屋でした。

着物は今売れないんだけど、と前置きした上で見てくれて、母の大島紬とたき子の羽織、たき子の子どもの頃の振り袖と赤ちゃん用の着物、帯留め2本を「1000円でいいかな」と買い取ってもらいました。
少し前はリメイクの需要もあって古着物の使い途があったそうですが、今はリメイクもほとんどないのだそう。
「500円でもいい、捨てるのが忍びないだけなので」と言いましたが1000円いただき引き渡し。
大島紬や帯留めはともかくとして、一応数に入れておいたたき子の子どもの頃の振り袖や赤ちゃん用の着物なんて、古ぼけて全く価値がないのにと不思議に思っていたら、古道具屋の店主さんが教えてくださいました。
作業所で役立ててもらえるケースもあるらしい
近隣で「パートナーズカフェ」という障碍者就労支援の取り組みが行われていて、作業所で古い着物を使ったちょっとした小物(扇子入れなど)を作っているのだそう。

可愛い柄の着物地は無償で譲ると喜ばれるので、それ用に引き取ってくれたのでした。
最終は市のリサイクル
それでもまだ残ってしまった、引き取り手のつかない古い羽織やウールの着物。
これらは資源ゴミとして大阪市のリサイクルに委ねることにしました。
その中のどれぐらいが再利用されるかはわかりませんが、少しでも誰かの何かになってくれればいいなと思います。
以上、実家の片付け・着物編でした。
次回は着物以外の品を売却した『初めてのメルカリ』をお届けする予定です。
そして、他のネタを差し挟みながら実家の片付けシリーズは今しばらく続きますので、よければまた覗きにきてくださいね〜♪
この他の「実家の片付け」記事はこちら
【③初めてのメルカリ】
【④不用品回収詰め放題ってどうなの?】
【⑤粗大&普通&リサイクルごみを出す】
【番外編・完全退居と叶わなかった一時帰宅】
【追記・家じまいで○○発見!?】