『吹き寄せご飯』秋の収穫を一杯のお椀で食す!
一年に一度限定の料理
こんにちは、たき子です。
『吹き寄せご飯』。
毎年この季節に必ず一度は作る料理です。
一度は作る。
というか、一度しか作らない(笑)。
『吹き寄せご飯』なんて格好つけて呼んでますけどね、くだけて言うと具だくさんの秋のかやくご飯です。
けど、面倒なんです、これが。
栗むいたり、小芋むいたり、銀杏むいたり、ゴボウささがきにしたり。
ねっ、面倒そうでしょう?
栗は水煮や冷凍を使い、銀杏も缶詰を使えば手間も半減するけど、一年に一度はしか作らないから美味しく作りたい…。
あと20年作れるとして、20回しか食べるれないもの。
ダシ汁だって、昆布とかつおぶしで、ていねいにダシをひくようにしています。
最近では、料理によってはダシの素やダシパックを使うことも多い私。
この『吹き寄せご飯』も、具材がたくさん入るからダシ汁はダシの素でええんちゃうん、と思いたいところですが、風味が決定的に違うんやもん。
地味な食材ばかりだから風味は命なんです。
息子の応援をさしおいて
こんなふうに、仕込みに2時間位かけてしまうから、休日にしか作れません。
昨日の息子の野球の練習試合。
応援に行かなかったのはこのためだったんですよね。
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言えない、とても。
寒い中、グランドへ応援に行ってくれてる母たちには(汗)。
どうしても行かないといけないわけじゃないけれど、別に悪いことしているわけでもないけれど、でも言えない(笑)。
そんな、しち面倒なのにこだわってしまう『吹き寄せご飯』レシピをどうぞ~。
レシピ『吹き寄せご飯』
《材料》
米 2合半
ダシ汁 炊飯器のメモリより1㎜少ない量
うどんダシ位に味付けした物
鶏肉 150g
栗 10個
小芋 小10個(中なら5~6個)
銀杏 10個
ゴボウ 1/2本
しめじ 1/2株
ニンジン 4㎝
うすあげ 1枚半
《作り方》
栗の下処理
①栗はかぶる位の水を入れて火にかける。
②沸騰したら1~2分ゆでて鬼皮をむき、先ほどの湯に再びつける。
③渋皮をむき、半分に切っておく。
栗以外の下処理
①米は洗って一時間ほどザルにあげておく。
②ゴボウは細目のささがきにし、さっと水にさらしてダシ汁で3~4分下煮し冷ましておく。
③しめじはいしづきを除き、大きいものは割いて少量の醤油をふりかけておく。
④ニンジンは皮をむき千六本に切る。
銀杏は殻を割り、薄皮をとりのぞいておく【銀杏の薄皮を効率よくむく方法はこちら】。
鶏肉は小さく切り少量の酒と醤油をふる。
小芋は皮をむき、一口サイズに切ってさっとゆで、ぬめりをとる。
うすあげは小さく刻む。
炊飯する
①炊飯器に洗い米を入れ、ゴボウの煮汁を入れる。
ダシ汁を足して、規程の水分量より1㎜減らした量のダシ汁をしかける(きのこの水分でご飯が軟らかくなるので)。
②煮えにくい栗を先に入れる。
③ダシの出る鶏肉、うすあげを入れ、小芋も入れる。
④しめじ、ゴボウ、ニンジン、銀杏の順に入れ点火する。
⑤炊きあがって15分間蒸らせば完成です。
おこげ大好き!
こうして炊いた『吹き寄せご飯』、おこげもしっかり♪
おこげ、お好きですか?
我が家では、おこげを作るために、スイッチが切れて2分ほどたってから再び点火しています。
1分ほどで火は消えるのですが、こうすることでおこげができるんです♥
電器炊飯器ではどうでしょうか。
再点火とかできるのかな?
構造が単純なガス炊飯器を使っているからできるのかもしれません。
また、今回初めて鶏のハラミを使ってみました。
いつもは鶏もも肉なのですが、鶏の味が出つくしてダシガラみたいになるのが嫌だったんです。
弾力の強いハラミを使ってみたら、ダシガラにならず、しっかりとした鶏の味も残っていて大正解♪
欲張らず少な目に
我が家の炊飯器は5合炊き。
5合炊きの炊飯器の場合、米の量は2合半が限界の量です。
私は昔、3合炊きの電器炊飯器で多目のかやくご飯を炊こうとして炊飯器を壊したことがあります(泣)。
それ以来、電器炊飯器はやめてガス炊飯器に変えたんですよね。
でも、壊れなくても、米が対流しにくくなるので、具の入れすぎはやめといたほうがいいです。
と言いながら私も、ついつい、欲張って入れすぎて後悔する懲りないオンナなんですが。
秋の食卓にあげあげ
ご飯に手間がかかる分、副菜はシンプル。
いつも必ず青菜のゴマ和えと冷やっこorだし巻き玉子です。
友人から旅行のお土産にいただいた日本酒を開ける時がやってきた!
米、芋、栗、銀杏、きのこ、ゴボウ、そして純米酒♥
まさに秋の恵みを前にテンション上がりっぱなし~!
春の筍ご飯、秋の吹き寄せご飯。
食べたらアカンって言われる位なら私は日本人をやめたい。
危険やわ~。
ダイエットなんかどうでもええって投げ出して、おひつが空っぽになるまで食べてしまいそうな自分が怖い。
ダイエッターを堕落させる危険飯。
やはり年に一度しか作らなくて正解みたいですね(笑)。
こんにちは、たき子です。
『吹き寄せご飯』。
毎年この季節に必ず一度は作る料理です。
一度は作る。
というか、一度しか作らない(笑)。
『吹き寄せご飯』なんて格好つけて呼んでますけどね、くだけて言うと具だくさんの秋のかやくご飯です。
けど、面倒なんです、これが。
栗むいたり、小芋むいたり、銀杏むいたり、ゴボウささがきにしたり。
ねっ、面倒そうでしょう?
栗は水煮や冷凍を使い、銀杏も缶詰を使えば手間も半減するけど、一年に一度はしか作らないから美味しく作りたい…。
あと20年作れるとして、20回しか食べるれないもの。
ダシ汁だって、昆布とかつおぶしで、ていねいにダシをひくようにしています。
最近では、料理によってはダシの素やダシパックを使うことも多い私。
この『吹き寄せご飯』も、具材がたくさん入るからダシ汁はダシの素でええんちゃうん、と思いたいところですが、風味が決定的に違うんやもん。
地味な食材ばかりだから風味は命なんです。
息子の応援をさしおいて
こんなふうに、仕込みに2時間位かけてしまうから、休日にしか作れません。
昨日の息子の野球の練習試合。
応援に行かなかったのはこのためだったんですよね。
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言えない、とても。
寒い中、グランドへ応援に行ってくれてる母たちには(汗)。
どうしても行かないといけないわけじゃないけれど、別に悪いことしているわけでもないけれど、でも言えない(笑)。
そんな、しち面倒なのにこだわってしまう『吹き寄せご飯』レシピをどうぞ~。
レシピ『吹き寄せご飯』
《材料》
米 2合半
ダシ汁 炊飯器のメモリより1㎜少ない量
うどんダシ位に味付けした物
鶏肉 150g
栗 10個
小芋 小10個(中なら5~6個)
銀杏 10個
ゴボウ 1/2本
しめじ 1/2株
ニンジン 4㎝
うすあげ 1枚半
《作り方》
栗の下処理
①栗はかぶる位の水を入れて火にかける。
②沸騰したら1~2分ゆでて鬼皮をむき、先ほどの湯に再びつける。
③渋皮をむき、半分に切っておく。
栗以外の下処理
①米は洗って一時間ほどザルにあげておく。
②ゴボウは細目のささがきにし、さっと水にさらしてダシ汁で3~4分下煮し冷ましておく。
③しめじはいしづきを除き、大きいものは割いて少量の醤油をふりかけておく。
④ニンジンは皮をむき千六本に切る。
銀杏は殻を割り、薄皮をとりのぞいておく【銀杏の薄皮を効率よくむく方法はこちら】。
鶏肉は小さく切り少量の酒と醤油をふる。
小芋は皮をむき、一口サイズに切ってさっとゆで、ぬめりをとる。
うすあげは小さく刻む。
炊飯する
①炊飯器に洗い米を入れ、ゴボウの煮汁を入れる。
ダシ汁を足して、規程の水分量より1㎜減らした量のダシ汁をしかける(きのこの水分でご飯が軟らかくなるので)。
②煮えにくい栗を先に入れる。
③ダシの出る鶏肉、うすあげを入れ、小芋も入れる。
④しめじ、ゴボウ、ニンジン、銀杏の順に入れ点火する。
⑤炊きあがって15分間蒸らせば完成です。
おこげ大好き!
こうして炊いた『吹き寄せご飯』、おこげもしっかり♪
おこげ、お好きですか?
我が家では、おこげを作るために、スイッチが切れて2分ほどたってから再び点火しています。
1分ほどで火は消えるのですが、こうすることでおこげができるんです♥
電器炊飯器ではどうでしょうか。
再点火とかできるのかな?
構造が単純なガス炊飯器を使っているからできるのかもしれません。
また、今回初めて鶏のハラミを使ってみました。
いつもは鶏もも肉なのですが、鶏の味が出つくしてダシガラみたいになるのが嫌だったんです。
弾力の強いハラミを使ってみたら、ダシガラにならず、しっかりとした鶏の味も残っていて大正解♪
欲張らず少な目に
我が家の炊飯器は5合炊き。
5合炊きの炊飯器の場合、米の量は2合半が限界の量です。
私は昔、3合炊きの電器炊飯器で多目のかやくご飯を炊こうとして炊飯器を壊したことがあります(泣)。
それ以来、電器炊飯器はやめてガス炊飯器に変えたんですよね。
でも、壊れなくても、米が対流しにくくなるので、具の入れすぎはやめといたほうがいいです。
と言いながら私も、ついつい、欲張って入れすぎて後悔する懲りないオンナなんですが。
秋の食卓にあげあげ
ご飯に手間がかかる分、副菜はシンプル。
いつも必ず青菜のゴマ和えと冷やっこorだし巻き玉子です。
友人から旅行のお土産にいただいた日本酒を開ける時がやってきた!
米、芋、栗、銀杏、きのこ、ゴボウ、そして純米酒♥
まさに秋の恵みを前にテンション上がりっぱなし~!
春の筍ご飯、秋の吹き寄せご飯。
食べたらアカンって言われる位なら私は日本人をやめたい。
危険やわ~。
ダイエットなんかどうでもええって投げ出して、おひつが空っぽになるまで食べてしまいそうな自分が怖い。
ダイエッターを堕落させる危険飯。
やはり年に一度しか作らなくて正解みたいですね(笑)。