おばちゃんDays

調理師たき子によるオオサカのおばちゃんブログ

南蛮漬け2種『豆アジ』と『鶏むね肉』


アジもいいけど鶏も捨てがたい



夏が旬のアジを使った南蛮漬け
お酢を使ってさっぱり仕上げ、味がなじむまで冷やして食べると、夏のおかずにも酒のアテにもいいですよね。

アジも美味しいのですが、食べごたえのある鶏むね肉を使った南蛮漬けもボリューミーで若い人に喜ばれる献立です。

鶏むね肉だから安いし、疲労回復効果の高い良質のタンパク質が多く含まれているので、成長期の子供や部活で体を動かす中高生にもぴったりですよ♥

タレや野菜は共通なので、同時にご紹介させていただきま~す♪


レシピ『豆アジの南蛮漬け』
   &『鶏むね肉の南蛮漬け』

材料》2~3人分

南蛮漬けのつけ汁(共通)

 酢        150cc
 水(またはダシ汁)  150cc
 薄口醤油     大さじ2
 砂糖       大さじ4
 みりん      大さじ1

野菜(共通)

 玉ねぎ      1個
 人参       1/2本

豆アジの材料

 豆アジ      1盛り(約300g)
 小麦粉      適量
 揚げ油      適量

鶏むね肉の材料

 鶏むね肉     1枚~1枚半
 塩胡椒      適量
 片栗粉      適量
 揚げ油      適量


《豆アジの南蛮漬け作り方



①鍋につけ汁の材料を全て入れひと煮たちさせる。
(ホーロー容器を使うと火にかけられ、そのまま保存できます)



②豆アジはキレイに洗い、しっかり水気をふきビニール袋に入れる。
7㎝位までの小さいものを選ぶとゼイゴや内蔵をとらなくても気になりません。



②ビニール袋に入れ、小麦粉を入れてふくらませた状態で袋を振り小麦粉を薄くまぶす。



③160~170℃位の低温の油でじっくり揚げる。



④あまり泡が出なくなって浮き上がりカラッとあがれば、油を切ってつけ汁の直接入れる。



ジュッと音がするほど揚げたてを汁に入れると味がよく染み込みます。



③千切りにした人参を入れる。
玉ねぎはスライサーでスライスしながら鍋に直接入れる。



玉ねぎも入れ、野菜がつけ汁につかるよう時々返しながら冷蔵庫で味を染みこませる。





鶏むね肉の南蛮漬けの作り方



①鍋につけ汁の材料を全て入れる。
千切りにした人参と玉ねぎのスライスも入れ、ひと煮たちさせる。



②鶏むね肉は一口大に切り塩胡椒する。



③鶏をビニール袋に入れ、片栗粉を入れてふくらませた状態で袋を振り片栗粉を薄くまぶす。



④170~180℃の油でカラッと揚げる。



⑤揚がれば熱いうちにつけ汁に入れる。



10分ほどおけば完成です。




作りおき用ならアジ
すぐに食べたいなら鶏むね肉を

豆アジの南蛮漬けは、早くても数時間後、出来れば一晩たってからよく冷やして食べると味がしみこんでおいしいです。

鶏むね肉の南蛮漬けは、中まで味が染み込ませなくてもおいしくいただけるため、10分ほどなじまるだけでOKです。
私は、時間のないときは鶏むね肉、作りおきしたい時や、ちょうどいいサイズの豆アジが手に入った時は豆アジにしています。

同時に作って当日と翌日の分にしてもいいし、3世代家族なら祖父母にはアジ、子どもには鶏でもいいですよね♥

豆アジにまぶすのは小麦粉ですが、鶏むね肉は片栗粉です。
片栗粉のほうがトロミがつきやすくつけ汁が絡みやすいので、鶏むね肉の淡白な味に合うんです。

また、つけ汁は、水でもかまいませんが、ダシを入れるとまろやかになります。
ただし、ダシを入れた場合は水に比べると日持ちがしません。
冷蔵庫でダシ入りなら3日、ダシなしなら5日ほどで食べきりたいですね♥

また、ちょっとズルしてますが、アジを揚げるのが面倒な場合、楽チンな豆アジの南蛮漬けの作り方もありますので、よければ覗いてみて下さいね♪

5分でできる『豆アジの南蛮漬け』のレシピはこちら