おばちゃんDays

調理師たき子によるオオサカのおばちゃんブログ

夏の鍋『鱧と玉ねぎと素麺鍋』

はも鍋ふたたび

こんにちは、たき子です。

ゴールデンウイークに訪れた沼島
あの時の鱧鍋の美味しさが忘れられなくて、再現することに。

沼島での鱧鍋の記事はこちら

本当は天神祭の頃に作るつもりだったんです。
だけど、なんやかやしているうちにもう8月の後半に突入。
夏の鍋っていうコンセプトなんだから早く食べないと!

暦の上では秋だそうですが、これだけ暑いんやもん。大丈夫、大丈夫。
家庭内食卓の上はまだ夏のはず。

というわけで、夏に追われるように作ったはも鍋の様子をどうぞ~♪

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レシピ『鱧と玉ねぎと素麺の夏鍋』



材料》2人分

 生の鱧  1匹
 酒    100cc
 水    1リットル



 白だし  200cc
 薄口醤油 50cc
 みりん  40cc

 素麺   2束
 玉ねぎ  1個
 お好みの鍋用野菜や豆腐
 締めの雑炊用ご飯や卵
 
作り方

①鱧の頭と骨を、オーブントースターでこんがり20分ほど焼く。



↓20分焼いた後の鱧の頭と骨



②焼けた鱧の頭と骨を土鍋に入れ、水と酒を入れて火にかけ沸騰したら弱火にかけて20分煮て頭と骨のダシをとる。



鱧のダシが出たところに、白だし、薄口醤油、みりんを入れれば、鱧鍋ダシの完成です。



骨は取り出しておきます。
頭はそのまま入れておき、頭の回りの身を食べても大丈夫ですが、小骨が多いので気をつけたほうが良いです。

③野菜は鍋用に切る。
素麺は茹でて水で洗い締める。
鱧の身は食べやすい大きさに切る。



④野菜が煮えれば最後に鱧を入れいただきます。
鱧の身は1分足らずですぐに火が通るので煮すぎないよう気をつけます。





金木犀の花酵母酒で鱧を食べました♥
金木犀の花酵母酒の記事はこちら



暑い…。

クーラーはかけていますが、我が家の設定温度は28.5℃。
夏の鍋はやっぱり暑かったです。

冷酒などで涼しさを演出したところで、暑いものは暑い。
しかも、冷酒だって、ひとたび胃に入ればただのアルコール。飲んでるからよけい暑い。

美味しいのですが、沼島で食べた鱧鍋の足元にも及びません。

鱧の旨味がなあ。
玉ねぎも甘味が足りないなあ。
そりゃそうです。
でなきゃ、わざわざ沼島まで行った甲斐がないですもんね~。

雑炊はおいしかったです。



結論。

“鱧鍋は、我が家ではなかなかハードルが高い食べ物である”

強烈に冷やした部屋で、上げ膳据え膳で食べるものだとわかっただけでも、一つ勉強になりました♪