中学生連れ『行き当たりばったりの旅日誌』富士山編③河口湖~朝霧高原
こんにちは、たき子です。
私と息子と息子の友達のK君3人での珍道中『行き当たりばったりの旅日誌・富士山編』の3日目です。
大まかな行き先だけを決め、あとは辿り着いたところで適当に安宿を探して泊まるスタイルのチープな旅です。
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1日目は新大阪を出発して新幹線で富士駅まで行き、見延線で延々各駅電車に揺られて甲府に到着したところまででした。
【富士山編①『大阪→甲府』の記事はこちら】
昨日2日目は、勝沼ぶどう郷に寄って河口湖まで着きました。
【富士山編②『勝沼ぶどう郷→河口湖』の記事はこちら】
今日は河口湖で釣りをして、青木ヶ原の樹海を歩いてから朝霧高原へ向かおうと思います♪
朝、宿から見える富士山。
雲は多いながらも、山頂まではっきり見えてラッキー♥
スマホがない頃なので、アナログの地図だけが頼りです。
移動は乗り放題レトロバス
移動は一日1300円で乗り放題の『河口湖・西湖周遊レトロバス』。
ピンボケボケの画像ですみません↓↓
これが富士急レトロバス。
でも車内はいたってフツーのバスやねんw
美しすぎる河口湖町マンホールのふた。

そして河口湖を目前にそびえる富士山!!
河口湖で優雅に?船釣り
釣り場は河口湖北岸の久保田にあります。
救命胴衣、釣竿、餌など一式借りて、富士山をバックに河口湖でのボート釣り。
う~ん、絵になる!
ゴキゲンに釣りを楽しむ2人…のはずだったのですが、ほどなくK君に異変が…
船酔いのため乗船わずか10分で下船したのです。
しばし休み再チャレンジするもやはりダウン。
結局岸からの投げ釣りに変更したのでした。

一方息子は2時間近く粘ったものの釣果ゼロ。
(あ、富士山が雲で隠れ始めた…)
ボートを返却した後は、岸からの投げ釣りで再挑戦。
ラストトライでようやくあたりが
バスの時間もあるし、正午までと時間を決めて釣り糸を垂らす二人。
何の当たりもないまま時が過ぎ11:58分、ラストトライで奇跡がおきました。
息子の竿に当たりが。
どれが魚って?
よーく見るとワカサギのような小さいのがひっかかっているのですよw
お情け?で息子の針に引っかかってくれた小魚に感謝です!
夏休みだから混雑を覚悟していていましたが、意外と人も少なくのどかな河口湖の岸辺で、鴨がのんびり戯れておりました。

おっかなびっくり?
『青木ヶ原の樹海』散策
釣りの後は、釣り場の向かいにある「もみじ亭」でお昼ご飯。
山梨名物ほうとうやら食後のソフトクリームやらを食べ、湖周遊レトロバスで青木が原の樹海へ向かいました。
『自殺の名所』というワードにおっかなびっくりながらもそそられ、朝霧高原へ行く前に立ち寄ることにしたのでした。

西湖コウモリ穴で下車するとそこは青木ヶ原樹海の入口。
ネイチャーガイドさん(500円)に案内してもらい樹海を散策することに。
別にガイドさんがいなくても大丈夫だと思いながらも、自殺の名所『青木ヶ原樹海』と聞くだけでびびってるチキンな私達w
興味津々だったけど、樹海のほんの入口をうろついただけの私たち。
もちろん白骨死体が見つかるわけもなく、森を散策したって感じかな~?
それよりもこの後、朝霧高原へ向かう途中で目にした上九一色村跡地の立て看板のほうが気持ち悪さを感じましたね…。
売店がない?
青木ヶ原の樹海を後にし、再びレトロバスへ。
そこで困った話を耳にします。
この先、朝霧高原への道中で売店がないらしい?
今夜泊まるパラグライダーの簡易宿泊所も、夕食も売店もないって言ってたし…。
下手したら今夜の夕飯と明日の朝食を食いっぱぐれます。
中学一年生の男子には重大事です(たき子にもね)!
急きょコウモリ穴の道の駅でお土産用に売られていたカップほうとうと菓子パンを購入。
昨日収穫したブドウもあるし何とかなるだろう♪
…と思ったところでハタと気づいたのでした。
果たしてあの子達はブドウを持っていたかしら!?
予感的中!
やはり2人して釣り場に忘れてきやがったきたのです。
ぶどうがない!
ブドウは、果物を入れる緑の手提げのカゴに入れてもらって、子どもたちがそれぞれ手に持っていたのですが、それを二人そろって河口湖の釣り場に忘れてきたのでした。
これ、この緑のカゴです↓↓
くっそ~!
今夜食べようと楽しみにしてたのに…(TT)
自らの監督責任などまるで忘れてプンプン!
しかし戻れる距離でもなく時間もありません。
気を取り直してコウモリ穴から再びレトロバスに乗り富士急バスへの乗り換え地点『富岳風穴』へ向かいました。

富岳風穴まで届けてくれた
富岳風穴内は平均3℃。
夏でも氷があり、天然の氷室として活用されていたのだそうです。
『富岳風穴』を出てバス待ちの間に釣り場に電話しておくことに。
釣り場へは引き返せないけど、ブドウがもったいないので釣り場のオーナーのお兄さんに食べてもらおうと思ったのです。
プルル プルル
「はい○○です」
「先ほどボート釣りした○○です」
「あ、ブドウ忘れておられますよね!」
「そうなんです。すみません、引き返せないんでブドウ食べておいてもらえますか?」
「今どちらにおられますか?」
「富岳風穴です。今から朝霧高原のバスに乗ります」
「じゃあ今から届けますね!バスの時間大丈夫ですか?」
「ええーっ?!いや、そんないいですよ!もったいないから食べてもらおうと思って電話しただけなので」
「いつも食べてますから!大丈夫ですよ、今から帰るところなので車で向かいますね♪」
釣り場で住所を書いたとき、昔うちの近所に住んでいたと聞き驚いたのですが、親しみを感じてくれたのでしょうか。
いや、それでもわざわざ届けてくださるなんて、ありがたいすぎて申し訳なさすぎて、到着した爽やかな笑顔の素敵なオーナーさんに3人でガン首揃えて平謝り!!
すみませんでしたっ!!
本当にありがとうございました!!!
いや~、山梨県人いい人やわ~!
朝霧高原へ向かうバスで
またもや問題発生
無事、ブドウも手元に戻り、富士急バスでパラグライダーのメッカ朝霧高原へ。
ところが、ここでもまた問題発生。
目的地の『アサギリ高原パラグライダースクール』は、「朝霧高原みちの駅停留所」と次の停留所の中間地点なのです。
1キロぐらいだから歩けるかな~と、いや歩こうと思っていたのでした。

『みちの駅』停留所で降りようとした私が、一応運転手さんに確認してみると、運転手さんは
「だいぶあるよ」
と私の手にしたパンフレットを見てしばし悩んだあと、
「とりあえず行きましょうか」
と私達を降ろさずバスを走らせました。
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事態を飲み込めずホケーッとしていた私。
バスはしばらく走ったかと思うと途中停車し、
「ホントは駄目なんだけどね、暗くて危ないから」
と言って朝霧高原パラグライダースクールの真ん前で降ろしてくれたのでした。
そう、既に日はとっぷりと暮れていたのです。
子ども二人を連れた無謀な一行を見るに見かねての運転手さんの好意でした。
山梨県人ありがとう!!
確かに暗かった
人気のない国道39号線は
危険だったかも…
それでも、規則違反のリスクを犯して親切してくれるなんて…(TT)
さっきの釣り場のオーナーさんといい、バスの運転手さんといい、
山梨県人ほんっと良い人多いわ~!!!!!
そんなこんなで、いろんな親切のおかげで何とか無事、朝霧高原へたどり着いた富士山旅行3日目でした。
“旅は道連れ世は情け”という言葉が身にしみる旅です。
きっと私はこの先ずっと山梨県人への好感を持ち続けることでしょう♥
明日の4日目はいよいよ朝霧高原パラグライダーです。
明日もまたよければ覗きに来てくださいね~♪
【富士山編④『朝霧高原パラグライダー』へ続く】
本日の日めくりカレンダーです。
12月20日(木)

『過ぎたるは猶及ばざるが如し』
何事もやりすぎは、やり足りないのと同じように良くないということ。
私と息子と息子の友達のK君3人での珍道中『行き当たりばったりの旅日誌・富士山編』の3日目です。
大まかな行き先だけを決め、あとは辿り着いたところで適当に安宿を探して泊まるスタイルのチープな旅です。
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1日目は新大阪を出発して新幹線で富士駅まで行き、見延線で延々各駅電車に揺られて甲府に到着したところまででした。
【富士山編①『大阪→甲府』の記事はこちら】
昨日2日目は、勝沼ぶどう郷に寄って河口湖まで着きました。
【富士山編②『勝沼ぶどう郷→河口湖』の記事はこちら】
今日は河口湖で釣りをして、青木ヶ原の樹海を歩いてから朝霧高原へ向かおうと思います♪
朝、宿から見える富士山。
雲は多いながらも、山頂まではっきり見えてラッキー♥

スマホがない頃なので、アナログの地図だけが頼りです。

移動は乗り放題レトロバス
移動は一日1300円で乗り放題の『河口湖・西湖周遊レトロバス』。
ピンボケボケの画像ですみません↓↓

これが富士急レトロバス。

でも車内はいたってフツーのバスやねんw
美しすぎる河口湖町マンホールのふた。

そして河口湖を目前にそびえる富士山!!

河口湖で優雅に?船釣り
釣り場は河口湖北岸の久保田にあります。

救命胴衣、釣竿、餌など一式借りて、富士山をバックに河口湖でのボート釣り。
う~ん、絵になる!
ゴキゲンに釣りを楽しむ2人…のはずだったのですが、ほどなくK君に異変が…
船酔いのため乗船わずか10分で下船したのです。
しばし休み再チャレンジするもやはりダウン。
結局岸からの投げ釣りに変更したのでした。

一方息子は2時間近く粘ったものの釣果ゼロ。
(あ、富士山が雲で隠れ始めた…)

ボートを返却した後は、岸からの投げ釣りで再挑戦。

ラストトライでようやくあたりが
バスの時間もあるし、正午までと時間を決めて釣り糸を垂らす二人。
何の当たりもないまま時が過ぎ11:58分、ラストトライで奇跡がおきました。
息子の竿に当たりが。

どれが魚って?
よーく見るとワカサギのような小さいのがひっかかっているのですよw
お情け?で息子の針に引っかかってくれた小魚に感謝です!
夏休みだから混雑を覚悟していていましたが、意外と人も少なくのどかな河口湖の岸辺で、鴨がのんびり戯れておりました。

おっかなびっくり?
『青木ヶ原の樹海』散策
釣りの後は、釣り場の向かいにある「もみじ亭」でお昼ご飯。
山梨名物ほうとうやら食後のソフトクリームやらを食べ、湖周遊レトロバスで青木が原の樹海へ向かいました。
『自殺の名所』というワードにおっかなびっくりながらもそそられ、朝霧高原へ行く前に立ち寄ることにしたのでした。

西湖コウモリ穴で下車するとそこは青木ヶ原樹海の入口。
ネイチャーガイドさん(500円)に案内してもらい樹海を散策することに。
別にガイドさんがいなくても大丈夫だと思いながらも、自殺の名所『青木ヶ原樹海』と聞くだけでびびってるチキンな私達w

興味津々だったけど、樹海のほんの入口をうろついただけの私たち。
もちろん白骨死体が見つかるわけもなく、森を散策したって感じかな~?
それよりもこの後、朝霧高原へ向かう途中で目にした上九一色村跡地の立て看板のほうが気持ち悪さを感じましたね…。
売店がない?
青木ヶ原の樹海を後にし、再びレトロバスへ。
そこで困った話を耳にします。
この先、朝霧高原への道中で売店がないらしい?
今夜泊まるパラグライダーの簡易宿泊所も、夕食も売店もないって言ってたし…。
下手したら今夜の夕飯と明日の朝食を食いっぱぐれます。
中学一年生の男子には重大事です(たき子にもね)!
急きょコウモリ穴の道の駅でお土産用に売られていたカップほうとうと菓子パンを購入。
昨日収穫したブドウもあるし何とかなるだろう♪
…と思ったところでハタと気づいたのでした。
果たしてあの子達はブドウを持っていたかしら!?
予感的中!
やはり2人して釣り場に忘れてきやがったきたのです。
ぶどうがない!
ブドウは、果物を入れる緑の手提げのカゴに入れてもらって、子どもたちがそれぞれ手に持っていたのですが、それを二人そろって河口湖の釣り場に忘れてきたのでした。
これ、この緑のカゴです↓↓

くっそ~!
今夜食べようと楽しみにしてたのに…(TT)
自らの監督責任などまるで忘れてプンプン!
しかし戻れる距離でもなく時間もありません。
気を取り直してコウモリ穴から再びレトロバスに乗り富士急バスへの乗り換え地点『富岳風穴』へ向かいました。

富岳風穴まで届けてくれた
富岳風穴内は平均3℃。
夏でも氷があり、天然の氷室として活用されていたのだそうです。
『富岳風穴』を出てバス待ちの間に釣り場に電話しておくことに。
釣り場へは引き返せないけど、ブドウがもったいないので釣り場のオーナーのお兄さんに食べてもらおうと思ったのです。
プルル プルル
「はい○○です」
「先ほどボート釣りした○○です」
「あ、ブドウ忘れておられますよね!」
「そうなんです。すみません、引き返せないんでブドウ食べておいてもらえますか?」
「今どちらにおられますか?」
「富岳風穴です。今から朝霧高原のバスに乗ります」
「じゃあ今から届けますね!バスの時間大丈夫ですか?」
「ええーっ?!いや、そんないいですよ!もったいないから食べてもらおうと思って電話しただけなので」
「いつも食べてますから!大丈夫ですよ、今から帰るところなので車で向かいますね♪」
釣り場で住所を書いたとき、昔うちの近所に住んでいたと聞き驚いたのですが、親しみを感じてくれたのでしょうか。
いや、それでもわざわざ届けてくださるなんて、ありがたいすぎて申し訳なさすぎて、到着した爽やかな笑顔の素敵なオーナーさんに3人でガン首揃えて平謝り!!
すみませんでしたっ!!
本当にありがとうございました!!!
いや~、山梨県人いい人やわ~!
朝霧高原へ向かうバスで
またもや問題発生
無事、ブドウも手元に戻り、富士急バスでパラグライダーのメッカ朝霧高原へ。
ところが、ここでもまた問題発生。
目的地の『アサギリ高原パラグライダースクール』は、「朝霧高原みちの駅停留所」と次の停留所の中間地点なのです。
1キロぐらいだから歩けるかな~と、いや歩こうと思っていたのでした。

『みちの駅』停留所で降りようとした私が、一応運転手さんに確認してみると、運転手さんは
「だいぶあるよ」
と私の手にしたパンフレットを見てしばし悩んだあと、
「とりあえず行きましょうか」
と私達を降ろさずバスを走らせました。
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事態を飲み込めずホケーッとしていた私。
バスはしばらく走ったかと思うと途中停車し、
「ホントは駄目なんだけどね、暗くて危ないから」
と言って朝霧高原パラグライダースクールの真ん前で降ろしてくれたのでした。
そう、既に日はとっぷりと暮れていたのです。
子ども二人を連れた無謀な一行を見るに見かねての運転手さんの好意でした。
山梨県人ありがとう!!
確かに暗かった
人気のない国道39号線は
危険だったかも…
それでも、規則違反のリスクを犯して親切してくれるなんて…(TT)
さっきの釣り場のオーナーさんといい、バスの運転手さんといい、
山梨県人ほんっと良い人多いわ~!!!!!
そんなこんなで、いろんな親切のおかげで何とか無事、朝霧高原へたどり着いた富士山旅行3日目でした。
“旅は道連れ世は情け”という言葉が身にしみる旅です。
きっと私はこの先ずっと山梨県人への好感を持ち続けることでしょう♥

明日の4日目はいよいよ朝霧高原パラグライダーです。
明日もまたよければ覗きに来てくださいね~♪
【富士山編④『朝霧高原パラグライダー』へ続く】
本日の日めくりカレンダーです。
12月20日(木)

『過ぎたるは猶及ばざるが如し』
何事もやりすぎは、やり足りないのと同じように良くないということ。