『京都サイクリングどすえ!』③平野神社と思い出の栗落雁とおまけの爆買い
平野神社の十月桜
こんにちは、たき子です。
京都おでかけの最終回です。
レンタサイクルで京都の町を爆走。
タテカンを見て、タルトタタンを食べ、謎の飛行物体を目撃したあと粟餅を食べ、北野天満宮で合格祈願と蚤の市をうろついた所まででした。
【①『タテカンとタルトタタンと謎の飛行物体』の記事はこちら】
【②『北野天満宮でお参り&蚤の市!絶品粟餅も』の記事はこちら】
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後は栗落雁を買って帰るだけだったのですが、ひょいと思いついて平野神社に寄って帰ることにしました。
『平野神社』は、北野天満宮の目と鼻の先。

珍しいものがあると聞きつけて、寄ってみることにしたのでした。
その珍しいものとはこれ。
桜です!
えーっ、こんな時期に?
桜もどき?
いえいえ、ちゃんと桜です。
幹も花も桜そのもの。
10月から4月に開化する『十月桜』という品種の桜なのでした。
若い女性の人気スポット
平野神社は、この十月桜以外にも最近話題の神社だそうで、多くの若い女性が訪れるのだそうです。
若い女性……
たき子もお参りしとかないと♪
(+_+;)\ペチッ!
若い女性が訪れる理由が『平野神社』というその名前。
キンプリの平野紫耀の聖地なのだとか。
平野っていう名前だけで聖地扱いとは強引でないかい?とは思いますが、ファン心理とはそういうものですよね~!
可愛い桜の絵馬は、平野紫耀の活躍を祈願したメッセージで溢れていました。
奥の寒椿?と十月桜の饗宴。

こちらは紅葉と十月桜。
奇っ怪な枝振り、樹齢400年の御神木・大楠。
大楠の根元には磁石を吸い付ける石“すえひろがね”
北野天満宮の賑わいとはうってかわって、小さいながらも趣のある平野神社でした。
素敵&面白い京の町
平野神社を出て最後の目的地へ向かう途中の町の風景です。
お寺や神社、老舗、古民家、町家、川床など一つ一つが素敵な京の町。
でも、たまたま通りがかったこんな風景も大好きなのです。
例えば、この民家。
以前は商売を営んでいたような造りのこの家、壁のタイルがオシャレ!
それからこの用水路。

きっと四季折々で色々な花が咲くのでしょう。
なんでもない用水路なのですが、こうした用水路に惹かれるのは子どもの頃住んでいた風景に似ているからかもしれません。
さすが京都や~!と一人でウケたのがこれ。
法衣専門のクリーニング屋さんなんです!
この辺りの人には普通のことなんだろうけど、見慣れない私にはツボでした~♪
亡き父の愛した栗落雁
この法衣専門クリーニング店と同じ並びにあるのが本日最後の目的地『金谷正廣菓舗』。
老舗の和菓子店です。
やっと見つけた…!
この店に、私がずっと食べたかった物がありました。
それがこの“京の纏(まとい)”と名付けられた『栗落雁』。
栗が丸ごと1個、つぶ餡にくるまれています。
この栗落雁は、子どもの頃よく父が京都土産で買ってきてくれたお菓子なのです。
しかし、およそ40年ほど昔のこと。
お菓子の名前も製造元もわからず、探しようがなくて、もう二度と食べることはないのかと思っていたのです。
それが、たまたまネットで“京の纏”を目にし、きっとこれに違いない!と確信してやってきたのでした。
お酒が好きで甘いものは苦手な父がこのお菓子だけは好物でした。

ちなみに、実家にも持参。
仏前に供えようと思っていたのですが、供える前に母と息子の胃袋内に納まっておりましたw
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『金谷正廣菓舗』の場所は、京都御所近くの住宅に挟まれ目立たないところです。
昔はここがメインの商店街だったそうですが、現在は一見住宅街で、ひっそりと営業しておられました。

《金谷正廣菓舗》
住所 京都市上京区下長者町黒門東入吉野町712
電話番号 075-441-6357
営業時間 9 : 00 - 18 : 00
定休日 水曜日
ここで終わっておけば、亡き父を忍びながら
しっとりしみじみとキレイにブログをまとめられるところだったのですが、そうは問屋がおろさなかった!
『金谷正廣菓舗』を出て京阪三条駅へ向かう途中のことです。
よくある道端の干物の行商か~
通りすぎようとしたその時、1枚のスルメが目に入りました。
思わずチャリンコを緊急停止してしまった、あの瞬間が間違だったと後で後悔することになるのです。
道端の干物屋で爆買い
その道端では、大きな剣先イカのスルメが1000円で売られていたのです!

何をイカごときで大袈裟にって?
いや、大袈裟ではなーい!
イカは今や高級品です。
高いというより、そもそもイカが捕れないのだそうで、気軽に口に入る物ではなくなっているのです。
我が家では毎年お正月用に張りこんで剣先スルメを買うのですが、年々高騰して今どき1000円では、ちっちゃなスルメしか買えないのですよ~。
こんな大きな剣先が1000円というのは出物です!

それでやめときゃ良かったのですが、イカの隣のデビラカレイも目に入ってしまった!
“デビラカレイ”って聞き慣れない方も多いのではないでしょうか?
ガンゾウとも呼ばれ、あぶって食べると美味しいんです!
大阪ではたま~に見かけるだけの珍しい干物。

1皿5匹が500円だったので一つ買おうとすると、そろそろ店じまいしかけていた親父さんが
「1皿500円のもんは3皿で千円にしとくで~」
と誘惑してくるではありませんか!
むむ、なんて卑怯な手を…
躊躇する私に、親父さん七輪であぶったウルメを握らせ、
「どや、旨いやろ~」
とニヤニヤ笑うではありませんか。

「…うん、旨い…」
それが、私が陥落した瞬間でした。
四万十川のウナギ?うそうそ!
結局、デビラカレイ✖2とウルメの合計1500円分を1000円で買うことに。
さらに調子づいた親父さんてば、
「ウナギも安くしとくで~」
と売り込んできた!
特大のウナギ、最後の1匹1500円のところを1300円。

高知産?
「四万十川のウナギやで~」
絶対ウソや…
国産の、しかも四万十川の
こんな大きいウナギが
そんな値段で買えるわけない
と思いつつ、
万が一、ホントに四万十川の
ウナギならめっちゃお得かも!?
と勢いで買うことに。
勢いついでにその隣にあった塩蔵ワカメ大入り1キロも買ってしまって、

結局この干物屋で4300円も爆買いしてしまったのでした。

やってまった~
おばはん根性丸出しやん
食べた感想ですが、やはりウナギは、四万十川というのは怪しいなあ~。
ワカメは超お買い得!
シャッキリしてて肉厚で美味しかったです!
たくさんあるのでじゃんじゃんワカメ使えます。
毎日の食卓に乗せても一年ほどもちそうな量ですw
振り向く勇気はありません
何故かぎっしり積み上げられた自転車の前かご。
スルメ、ウナギ、粟餅、コンニャクetc…
落とさないよう三条駅へと向かいます。
この格好は日帰り旅行のものやない
市場へ買い出しに行った
近所のオバハンそのものや
夕方の鴨川にはポツリポツリと人の姿。
レンタサイクル安本へ到着すると、
「何をようけ買うたん?」
と親父さんに聞かれたので。
「スルメ…」
と答えて店を出ようとした瞬間、レンタサイクルの親父さんの声が、素敵な低音だったことに気づいてしまいました。
イイ声…!(声フェチ)
横山剣みたいやん
しかし、スルメを抱え買い出しのおばちゃん化していた私に、振り向く勇気などないのは言うまでもありません。
一刻も早く立ち去らねば!
そそくさと店を後にしました。
臭ってる?
京阪三条駅の階段を降りながらも
しまった!
これ持って電車乗るのか~
エコバッグにまとめはしたものの、大きすぎるスルメの頭がはみ出してるんだな~。
スルメにウルメにデビラカレイ
臭いも半端ない…
すいてますようにと願った“おけいはん”は、途中からすし詰め状態。
皆がこの臭いの出所を気にしているんじゃないかという妄想まで(妄想じゃないかも)沸き上がる私。
私の隣座席に座ったのは年配の女性でした。
電車内から見える夕日に見とれながら、隣に座ったのがイケメンじゃなく年配の女性で良かったと、生まれて心から初めて思いましたとさ。
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以上、3日間に渡り京都サイクリングにお付き合いくださりありがとうございました!
あらためて思いましたが、京都は見所が多すぎてとても半日やそこらで回れる町ではありませんね~。
幸い私の住んでいる町から京都へは電車1本で行けるのでこれからちょくちょく訪れてみようと思います。
面白スポット、美味しい店、絶景などなどおすすめの情報があれば、ぜひ教えてくださいね~♪
12月7日(金)

『湯は水より出でて水ならず』
生まれた時は平凡でも努力により優れた人物になるという例え。
こんにちは、たき子です。
京都おでかけの最終回です。
レンタサイクルで京都の町を爆走。
タテカンを見て、タルトタタンを食べ、謎の飛行物体を目撃したあと粟餅を食べ、北野天満宮で合格祈願と蚤の市をうろついた所まででした。
【①『タテカンとタルトタタンと謎の飛行物体』の記事はこちら】
【②『北野天満宮でお参り&蚤の市!絶品粟餅も』の記事はこちら】
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後は栗落雁を買って帰るだけだったのですが、ひょいと思いついて平野神社に寄って帰ることにしました。
『平野神社』は、北野天満宮の目と鼻の先。

珍しいものがあると聞きつけて、寄ってみることにしたのでした。

その珍しいものとはこれ。

桜です!
えーっ、こんな時期に?
桜もどき?
いえいえ、ちゃんと桜です。
幹も花も桜そのもの。

10月から4月に開化する『十月桜』という品種の桜なのでした。

若い女性の人気スポット
平野神社は、この十月桜以外にも最近話題の神社だそうで、多くの若い女性が訪れるのだそうです。
若い女性……
たき子もお参りしとかないと♪
(+_+;)\ペチッ!

若い女性が訪れる理由が『平野神社』というその名前。
キンプリの平野紫耀の聖地なのだとか。
平野っていう名前だけで聖地扱いとは強引でないかい?とは思いますが、ファン心理とはそういうものですよね~!
可愛い桜の絵馬は、平野紫耀の活躍を祈願したメッセージで溢れていました。

奥の寒椿?と十月桜の饗宴。

こちらは紅葉と十月桜。

奇っ怪な枝振り、樹齢400年の御神木・大楠。

大楠の根元には磁石を吸い付ける石“すえひろがね”

北野天満宮の賑わいとはうってかわって、小さいながらも趣のある平野神社でした。
素敵&面白い京の町
平野神社を出て最後の目的地へ向かう途中の町の風景です。
お寺や神社、老舗、古民家、町家、川床など一つ一つが素敵な京の町。
でも、たまたま通りがかったこんな風景も大好きなのです。
例えば、この民家。

以前は商売を営んでいたような造りのこの家、壁のタイルがオシャレ!
それからこの用水路。

きっと四季折々で色々な花が咲くのでしょう。
なんでもない用水路なのですが、こうした用水路に惹かれるのは子どもの頃住んでいた風景に似ているからかもしれません。
さすが京都や~!と一人でウケたのがこれ。

法衣専門のクリーニング屋さんなんです!
この辺りの人には普通のことなんだろうけど、見慣れない私にはツボでした~♪

亡き父の愛した栗落雁
この法衣専門クリーニング店と同じ並びにあるのが本日最後の目的地『金谷正廣菓舗』。
老舗の和菓子店です。

やっと見つけた…!
この店に、私がずっと食べたかった物がありました。
それがこの“京の纏(まとい)”と名付けられた『栗落雁』。
栗が丸ごと1個、つぶ餡にくるまれています。

この栗落雁は、子どもの頃よく父が京都土産で買ってきてくれたお菓子なのです。
しかし、およそ40年ほど昔のこと。
お菓子の名前も製造元もわからず、探しようがなくて、もう二度と食べることはないのかと思っていたのです。
それが、たまたまネットで“京の纏”を目にし、きっとこれに違いない!と確信してやってきたのでした。

お酒が好きで甘いものは苦手な父がこのお菓子だけは好物でした。

ちなみに、実家にも持参。
仏前に供えようと思っていたのですが、供える前に母と息子の胃袋内に納まっておりましたw
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『金谷正廣菓舗』の場所は、京都御所近くの住宅に挟まれ目立たないところです。
昔はここがメインの商店街だったそうですが、現在は一見住宅街で、ひっそりと営業しておられました。

《金谷正廣菓舗》
住所 京都市上京区下長者町黒門東入吉野町712
電話番号 075-441-6357
営業時間 9 : 00 - 18 : 00
定休日 水曜日

ここで終わっておけば、亡き父を忍びながら
しっとりしみじみとキレイにブログをまとめられるところだったのですが、そうは問屋がおろさなかった!
『金谷正廣菓舗』を出て京阪三条駅へ向かう途中のことです。
よくある道端の干物の行商か~
通りすぎようとしたその時、1枚のスルメが目に入りました。
思わずチャリンコを緊急停止してしまった、あの瞬間が間違だったと後で後悔することになるのです。
道端の干物屋で爆買い
その道端では、大きな剣先イカのスルメが1000円で売られていたのです!

何をイカごときで大袈裟にって?
いや、大袈裟ではなーい!
イカは今や高級品です。
高いというより、そもそもイカが捕れないのだそうで、気軽に口に入る物ではなくなっているのです。
我が家では毎年お正月用に張りこんで剣先スルメを買うのですが、年々高騰して今どき1000円では、ちっちゃなスルメしか買えないのですよ~。
こんな大きな剣先が1000円というのは出物です!

それでやめときゃ良かったのですが、イカの隣のデビラカレイも目に入ってしまった!
“デビラカレイ”って聞き慣れない方も多いのではないでしょうか?
ガンゾウとも呼ばれ、あぶって食べると美味しいんです!
大阪ではたま~に見かけるだけの珍しい干物。

1皿5匹が500円だったので一つ買おうとすると、そろそろ店じまいしかけていた親父さんが
「1皿500円のもんは3皿で千円にしとくで~」
と誘惑してくるではありませんか!
むむ、なんて卑怯な手を…
躊躇する私に、親父さん七輪であぶったウルメを握らせ、
「どや、旨いやろ~」
とニヤニヤ笑うではありませんか。

「…うん、旨い…」
それが、私が陥落した瞬間でした。
四万十川のウナギ?うそうそ!
結局、デビラカレイ✖2とウルメの合計1500円分を1000円で買うことに。
さらに調子づいた親父さんてば、
「ウナギも安くしとくで~」
と売り込んできた!
特大のウナギ、最後の1匹1500円のところを1300円。

高知産?
「四万十川のウナギやで~」
絶対ウソや…
国産の、しかも四万十川の
こんな大きいウナギが
そんな値段で買えるわけない
と思いつつ、
万が一、ホントに四万十川の
ウナギならめっちゃお得かも!?
と勢いで買うことに。
勢いついでにその隣にあった塩蔵ワカメ大入り1キロも買ってしまって、

結局この干物屋で4300円も爆買いしてしまったのでした。

やってまった~
おばはん根性丸出しやん
食べた感想ですが、やはりウナギは、四万十川というのは怪しいなあ~。
ワカメは超お買い得!
シャッキリしてて肉厚で美味しかったです!
たくさんあるのでじゃんじゃんワカメ使えます。
毎日の食卓に乗せても一年ほどもちそうな量ですw
振り向く勇気はありません
何故かぎっしり積み上げられた自転車の前かご。
スルメ、ウナギ、粟餅、コンニャクetc…
落とさないよう三条駅へと向かいます。
この格好は日帰り旅行のものやない
市場へ買い出しに行った
近所のオバハンそのものや
夕方の鴨川にはポツリポツリと人の姿。

レンタサイクル安本へ到着すると、
「何をようけ買うたん?」
と親父さんに聞かれたので。
「スルメ…」
と答えて店を出ようとした瞬間、レンタサイクルの親父さんの声が、素敵な低音だったことに気づいてしまいました。
イイ声…!(声フェチ)
横山剣みたいやん
しかし、スルメを抱え買い出しのおばちゃん化していた私に、振り向く勇気などないのは言うまでもありません。
一刻も早く立ち去らねば!
そそくさと店を後にしました。
臭ってる?
京阪三条駅の階段を降りながらも
しまった!
これ持って電車乗るのか~
エコバッグにまとめはしたものの、大きすぎるスルメの頭がはみ出してるんだな~。
スルメにウルメにデビラカレイ
臭いも半端ない…
すいてますようにと願った“おけいはん”は、途中からすし詰め状態。
皆がこの臭いの出所を気にしているんじゃないかという妄想まで(妄想じゃないかも)沸き上がる私。
私の隣座席に座ったのは年配の女性でした。

電車内から見える夕日に見とれながら、隣に座ったのがイケメンじゃなく年配の女性で良かったと、生まれて心から初めて思いましたとさ。
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あらためて思いましたが、京都は見所が多すぎてとても半日やそこらで回れる町ではありませんね~。
幸い私の住んでいる町から京都へは電車1本で行けるのでこれからちょくちょく訪れてみようと思います。
面白スポット、美味しい店、絶景などなどおすすめの情報があれば、ぜひ教えてくださいね~♪
12月7日(金)

『湯は水より出でて水ならず』
生まれた時は平凡でも努力により優れた人物になるという例え。