「箱根駅伝2018」無念!!わずか20mで“たすき”繋げず
最終の9区から10区へ
繰り上げスタートのスタンバイ
こんにちは、たき子です。
三浦しをんさんの『風が強く吹いている』の影響で、生まれて初めてちゃんと見た2018年の箱根駅伝。
一昨日、1月3日の復路の終盤、目が離せない場面に遭遇しました。
9区から最終の10区へ繋ぐ鶴見中継所。
1位の青山学院大学のランナーが通過してから18分34秒、13位通過で神奈川大学のたすきが繋がれました。
そして、13位の神奈川大学の選手が通過後、まだ到着していない残り8チームの、10区を走る選手が横一列に並びました。
“繰り上げスタート”のためでした。
繰り上げスタートとは
ここで、“繰り上げスタート”とは何かを簡単に説明させてもらいますね~。
知ってる人がほとんどだとは思うのですが、私はちゃんとは知らなかったんです(汗)。
私みたいな人が他にもいるかもしれないので念のため。
繰り上げスタートとは、駅伝において規定時間内に中継地点を通過できなかった大学の次のランナーが、たすきを受け取らずに強制的に一斉スタートしなければならないシステムです。
大会によって繰り上げスタートの条件は異なり、箱根駅伝の復路では、トップの選手より20分以内に通過しなければ一斉スタートとなります。
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間に合った!中央大学
というわけで、今年の箱根駅伝の最終中継所では、この一斉スタートのために8チームが一斉スタートのスタンバイについたのです。
しばらく見守っていると、白いユニフォームを来た一人の選手が角を曲がってテレビの画面に映りました。
中央大学の選手です。
時計を気にしていた中央大学の次の走者は、仲間を見ると笑顔で両手をあげて出迎えます。
繰り上げスタートから38秒前に、最終10区の選手にたすきを繋ぐことができました!
繋げなかったあと一回のたすき
中央大学がたすきを繋いだ直後、中継所に映し出されたのが國學院大学の選手でした。
繰り上げスタートまで残り28秒のところで、たすきを繋ぐ可能性を信じて走って来たんです。
きた!
がんばれ!!
もう少しやー!
元々どこかの大学を応援していたわけではありませんが、こうなればそんなの関係ないですね。
一人でも多くたすきを繋がせてあげたい
そんな思いで見守っていました。
しかし、國學院大学の走者の消耗は激しく、ふらつきながらも必死でたすきを手に最後の力をふりしぼり…。
もう少し!
あとほんのちょっと
たすきは繋げませんでした。
わずか20メートル。
回りの人々の応援が悲鳴に変わります。
たった5秒間に合わず、10区のランナーが繰り上げスタートしたのです。
力つきて倒れ込む國學院大学の選手。
いや!
もう!
苛酷すぎるわ~
箱根駅伝
もう泣きそう~(泣いてないけど)
一斉スタートとなった大学は、自分たちの伝統のたすきではなく、主催者が用意したたすきをつけて走らなければなりません。
その屈辱を次の走者に与えてしまったという申し訳なさや、いろいろな想いがきっとあるだろうと思うと見ていて辛い…。
厳しいルールだからこそ
駅伝のために交通規制を敷いていることや、競技レベルを保つために繰り上げスタートは避けられないのだそうです。
見ていた息子がこんなことを言いました。
「(次の國學院の選手は)5秒ぐらい待ってあげたらいいのに」
うんうん。
私もそう思うよ!
でも、繰り上げスタートしろって言われてるのにしないと失格になるんだって~。
そう甘くないよね。
厳しいルール。
でも、多分だからこそ感動も生まれるんでしょうね。
でもやはり、ドラマチックと言うには見ていて辛すぎます。
箱根駅伝を走り抜けた210人の選手のみなさん。
本当にお疲れ様でした!
あと5秒届かなかった國學院大学の選手、
この、とびきり酸っぱいレモンで何とか、かんとか、レモネードを作って下さいね!
(この言い回しは現在放送さるているNHKの海外ドラマ「This is us 36歳、これから」のパクリです)
【『箱根駅伝2019 東海大の初優勝!新記録もラッシュ』の記事はこちら】
箱根駅伝を題材にした三浦しをんさんの小説の紹介記事はこちら
【三浦しをん『風が強く吹いている』は箱根駅伝が舞台のクレイジーなファンタジー小説】
おまけ 今日の日めくりカレンダー
1月5日(金)
『源清ければ流れ清し』
おおーっ、
なんか今日のブログのテーマにちょっと通じる格言ですね~。
繰り上げスタートのスタンバイ
こんにちは、たき子です。
三浦しをんさんの『風が強く吹いている』の影響で、生まれて初めてちゃんと見た2018年の箱根駅伝。
一昨日、1月3日の復路の終盤、目が離せない場面に遭遇しました。
9区から最終の10区へ繋ぐ鶴見中継所。
1位の青山学院大学のランナーが通過してから18分34秒、13位通過で神奈川大学のたすきが繋がれました。
そして、13位の神奈川大学の選手が通過後、まだ到着していない残り8チームの、10区を走る選手が横一列に並びました。
“繰り上げスタート”のためでした。
繰り上げスタートとは
ここで、“繰り上げスタート”とは何かを簡単に説明させてもらいますね~。
知ってる人がほとんどだとは思うのですが、私はちゃんとは知らなかったんです(汗)。
私みたいな人が他にもいるかもしれないので念のため。
繰り上げスタートとは、駅伝において規定時間内に中継地点を通過できなかった大学の次のランナーが、たすきを受け取らずに強制的に一斉スタートしなければならないシステムです。
大会によって繰り上げスタートの条件は異なり、箱根駅伝の復路では、トップの選手より20分以内に通過しなければ一斉スタートとなります。
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間に合った!中央大学
というわけで、今年の箱根駅伝の最終中継所では、この一斉スタートのために8チームが一斉スタートのスタンバイについたのです。
しばらく見守っていると、白いユニフォームを来た一人の選手が角を曲がってテレビの画面に映りました。
中央大学の選手です。
時計を気にしていた中央大学の次の走者は、仲間を見ると笑顔で両手をあげて出迎えます。
繰り上げスタートから38秒前に、最終10区の選手にたすきを繋ぐことができました!
繋げなかったあと一回のたすき
中央大学がたすきを繋いだ直後、中継所に映し出されたのが國學院大学の選手でした。
繰り上げスタートまで残り28秒のところで、たすきを繋ぐ可能性を信じて走って来たんです。
きた!
がんばれ!!
もう少しやー!
元々どこかの大学を応援していたわけではありませんが、こうなればそんなの関係ないですね。
一人でも多くたすきを繋がせてあげたい
そんな思いで見守っていました。
しかし、國學院大学の走者の消耗は激しく、ふらつきながらも必死でたすきを手に最後の力をふりしぼり…。
もう少し!
あとほんのちょっと
たすきは繋げませんでした。
わずか20メートル。
回りの人々の応援が悲鳴に変わります。
たった5秒間に合わず、10区のランナーが繰り上げスタートしたのです。
力つきて倒れ込む國學院大学の選手。
いや!
もう!
苛酷すぎるわ~
箱根駅伝
もう泣きそう~(泣いてないけど)
一斉スタートとなった大学は、自分たちの伝統のたすきではなく、主催者が用意したたすきをつけて走らなければなりません。
その屈辱を次の走者に与えてしまったという申し訳なさや、いろいろな想いがきっとあるだろうと思うと見ていて辛い…。
厳しいルールだからこそ
駅伝のために交通規制を敷いていることや、競技レベルを保つために繰り上げスタートは避けられないのだそうです。
見ていた息子がこんなことを言いました。
「(次の國學院の選手は)5秒ぐらい待ってあげたらいいのに」
うんうん。
私もそう思うよ!
でも、繰り上げスタートしろって言われてるのにしないと失格になるんだって~。
そう甘くないよね。
厳しいルール。
でも、多分だからこそ感動も生まれるんでしょうね。
でもやはり、ドラマチックと言うには見ていて辛すぎます。
箱根駅伝を走り抜けた210人の選手のみなさん。
本当にお疲れ様でした!
あと5秒届かなかった國學院大学の選手、
この、とびきり酸っぱいレモンで何とか、かんとか、レモネードを作って下さいね!
(この言い回しは現在放送さるているNHKの海外ドラマ「This is us 36歳、これから」のパクリです)
【『箱根駅伝2019 東海大の初優勝!新記録もラッシュ』の記事はこちら】
箱根駅伝を題材にした三浦しをんさんの小説の紹介記事はこちら
【三浦しをん『風が強く吹いている』は箱根駅伝が舞台のクレイジーなファンタジー小説】
おまけ 今日の日めくりカレンダー
1月5日(金)
『源清ければ流れ清し』
おおーっ、
なんか今日のブログのテーマにちょっと通じる格言ですね~。