『防災』&『防虫』大作戦!①【防災編】税別900円のプチリフォーム
マンションは上町断層の上
こんにちは、たき子です。
阪神淡路大震災から昨日で23年が経ちました。
私が住んでいるマンションは、阪神淡路大震災の起きるずっと前から建っている古~いマンションです。
もちろん、耐震構造などではありません。
なので、南海トラフとかで直撃されたら一貫の終わり、かもしれません。
しかも建っているのは、上町断層の上なんですよね。
マンションごと崩壊したらひとたまりもないけど、せめて家の中で家具に押し潰されたり、落ちてきた家具に頭をかち割られたりするのだけは避けたい。
そんな思いで始めたのが、今回のプチリフォームです。
絨毯ばりの部屋にわいてきた虫
リフォームした理由は、“防災”ともう一つ“防虫”です。
今のマンションに入居した時、フローリングに張り替えたのですが、1部屋だけは絨毯ばりのまま残っていました。
予算オーバーだったので、あまり使う予定のない部屋はいいか~って思っていたんです。
その時は。
でも、入居してから20年以上たち、絨毯ばりの部屋に現れだした怪しげな虫…。
2~3㎜の何かの幼虫。
実際の虫の写真をお見せします。
苦手な人はスルーして下さいね(汗)。
バルサンをたいたり、殺虫剤を撒いてみたりしたけど効果なし(泣)。
もうムリ!
こんな奴等とこれ以上同居するなんて。
やることは3点
そうして、プチリフォームを決行することにしたのですが、ポイントを整理すると、
①背の高い家具を処分する
②上に置いていた重い調理器具などを移動させる
③防虫対策をする
やるべきはこの3点です。
今日の前編では、
①背の高い家具の処分と、
②重い物の移動を、
明日の後編では
③防虫対策について書かせていただきます。
では、まず①と②を順番にどうぞ~♪
①背の高い家具を処分する
まず、倒れたら困る家具は置かないことにしました。
食器棚はもともと低い物を使っているので良しとして、問題は大きめ2つのタンスです。
まずは私が使っていたこのタンス。
中身をどこに収納しよう~。
ラックを1つ横に倒し、かごを並べようと考えました。
この工程にはいろいろ悩ましいこともあったのですが、詳しくはひと月ほど前の『年の暮れのカミングアウト・衣替えをしない』で書かせていただいたので、良ければご覧下さいね~♪
【年の暮れのカミングアウト『衣替えをしない』の記事はこちら】
そして、もうひとつの息子用タンス。
このタンスは画像を残していませんが、いわゆる洋服ダンスと呼ばれる、ハンガーをかけて洋服をつるすタイプのタンスでした。
多少ホコリをかぶろうが、家具の下敷きになるよりマシです。
処分して、部屋に直接り下げることにしました。

この作業、苦肉の策をひねり出して何とかつり下げたのですが、これも『年の暮れのカミングアウト・洗濯物をたたまない』で詳しく書かせていただいたので、良ければご覧下さいますようよろしくお願いしますm(__)m
【年の暮れのカミングアウト『洗濯物をたたまない』の記事はこちら】
②重い物は低いところに置く
タンスを処分した次に行ったのは、土鍋や圧力鍋などの、重い調理器具を移動させることでした。
今までは土鍋も重い圧力鍋も、キッチンの上にある戸棚にしまっていたんです。
地震で飛び出してきたら
間違いなく凶器に変わる~!
これらを下ろし、キッチンの上には、万が一、頭の上の落ちてきても危なくない、
ラップのストック
ごみ袋
使い捨てのビニール手袋
ザル
木の器
大きくて軽いアルミの鍋
などの、軽い物だけを置く事を徹底しました。
地震なんて考えても
いなかった頃の遺物
置き場所を無くした土鍋や圧力鍋などの重い物は、実家から運んできた、この↓物入れに収納。
この物入れ、何だと思いますか?
リビング用のサイドボードのようにも見えますが、取っ手が下にあって不自然ですよね~?
実はこれは、食器棚やタンスの上に置く物入れです。
食器棚の上にさらに物入れを置くことにより、天井近くまで収納スペースを広げるためのものなんです。
本来は頭より上に置く収納ボードなので、手を伸ばして開けやすいよう取っ手が下についているんですね~。
これもそうです。
このタイプは取っ手部分は普通ですが、実は上部は塗装されていません。
上から見ることのない場所に置くもの。
つまり、天井近くに置く物入れなんです。
いや~。
もし落ちてきたら、なんていうことは全く考えずに置いていたんですね。
無理からぬことではあります。
なにしろ、阪神淡路大震災が起きるまで、関西で大きな地震が起きるなんて夢にも思わなかったんですから。
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関東ではよく小さい地震が起きていたので、関西の人間にとって、地震イコール関東でした。
関西はセーフだと誰もが思っていました。
地震なんて他人事だったんです。
当然、家の中の地震対策なんて考えもしませんこら、高いところに危ない物をジャンジャン置いていたんです。
この2つの収納ボードは、つい先日まで実家の食器棚と洋服ダンスの上にそれぞれ置いてあったものです。
ただでさえ背の高いタンスの上に、乗せてあるだけでした。
中に入っていたお皿ごと落ちてきたらと思うと、怖くて仕方がなかったこの収納ボード。
もらって帰って、息子の部屋のサイドボードとして使い、その中に重い物を入れることにしたんです。
台所とはちょっと離れますが、広い我が家(笑)。
3歩も歩けば台所から息子の部屋に移動できるので、使う頻度の少ない調理器具がリビングに置いてあっても不便はしていません。
費用は900円と粗大ゴミ処分代
以上がプチリフォーム『防災編』でした。
ちなみにここまでにかかった費用はというと、それが表題の、総額900円(+税)です。
ラックに置くカゴ代として、300円×3個分=900円。
でも、正確には、ダンスの処分代として、
粗大ゴミ料が1000円×2個分
かかっているので、2900円になりますね~。
そんなこんなで、『防災編』では多少費用がかかりましたが、明日の『防虫編』でかかった費用は、なんと0円です。
買い足さず、粗大ゴミ代も発生せず、純粋に私自身の工賃?だけです。
よければ明日また、その様子を覗きにきて下さいね~♪
【防虫・前編『絨毯ばりをコンクリートのうちっぱなしに』はこちら】
本日の日めくりカレンダー
1月18日(木)
『水積もりて川を成す』
昨日の阪神淡路大震災の翌日を意識した言葉でしょうか。
震災のあと、電車の窓から見る神戸はブルーシートだらけでした。
何年もかかって、徐々にブルーシートが減ってゆき、今ではこの街であんなに大きな災害があったとは信じられないまでに復興しています。
すごいです、皆の力が集まるって。
こんにちは、たき子です。
阪神淡路大震災から昨日で23年が経ちました。
私が住んでいるマンションは、阪神淡路大震災の起きるずっと前から建っている古~いマンションです。
もちろん、耐震構造などではありません。
なので、南海トラフとかで直撃されたら一貫の終わり、かもしれません。
しかも建っているのは、上町断層の上なんですよね。
マンションごと崩壊したらひとたまりもないけど、せめて家の中で家具に押し潰されたり、落ちてきた家具に頭をかち割られたりするのだけは避けたい。
そんな思いで始めたのが、今回のプチリフォームです。
絨毯ばりの部屋にわいてきた虫
リフォームした理由は、“防災”ともう一つ“防虫”です。
今のマンションに入居した時、フローリングに張り替えたのですが、1部屋だけは絨毯ばりのまま残っていました。
予算オーバーだったので、あまり使う予定のない部屋はいいか~って思っていたんです。
その時は。
でも、入居してから20年以上たち、絨毯ばりの部屋に現れだした怪しげな虫…。
2~3㎜の何かの幼虫。
実際の虫の写真をお見せします。
苦手な人はスルーして下さいね(汗)。
バルサンをたいたり、殺虫剤を撒いてみたりしたけど効果なし(泣)。
もうムリ!
こんな奴等とこれ以上同居するなんて。
やることは3点
そうして、プチリフォームを決行することにしたのですが、ポイントを整理すると、
①背の高い家具を処分する
②上に置いていた重い調理器具などを移動させる
③防虫対策をする
やるべきはこの3点です。
今日の前編では、
①背の高い家具の処分と、
②重い物の移動を、
明日の後編では
③防虫対策について書かせていただきます。
では、まず①と②を順番にどうぞ~♪
①背の高い家具を処分する
まず、倒れたら困る家具は置かないことにしました。
食器棚はもともと低い物を使っているので良しとして、問題は大きめ2つのタンスです。
まずは私が使っていたこのタンス。
中身をどこに収納しよう~。
ラックを1つ横に倒し、かごを並べようと考えました。
この工程にはいろいろ悩ましいこともあったのですが、詳しくはひと月ほど前の『年の暮れのカミングアウト・衣替えをしない』で書かせていただいたので、良ければご覧下さいね~♪
【年の暮れのカミングアウト『衣替えをしない』の記事はこちら】
そして、もうひとつの息子用タンス。
このタンスは画像を残していませんが、いわゆる洋服ダンスと呼ばれる、ハンガーをかけて洋服をつるすタイプのタンスでした。
多少ホコリをかぶろうが、家具の下敷きになるよりマシです。
処分して、部屋に直接り下げることにしました。
この作業、苦肉の策をひねり出して何とかつり下げたのですが、これも『年の暮れのカミングアウト・洗濯物をたたまない』で詳しく書かせていただいたので、良ければご覧下さいますようよろしくお願いしますm(__)m
【年の暮れのカミングアウト『洗濯物をたたまない』の記事はこちら】
②重い物は低いところに置く
タンスを処分した次に行ったのは、土鍋や圧力鍋などの、重い調理器具を移動させることでした。
今までは土鍋も重い圧力鍋も、キッチンの上にある戸棚にしまっていたんです。
地震で飛び出してきたら
間違いなく凶器に変わる~!
これらを下ろし、キッチンの上には、万が一、頭の上の落ちてきても危なくない、
ラップのストック
ごみ袋
使い捨てのビニール手袋
ザル
木の器
大きくて軽いアルミの鍋
などの、軽い物だけを置く事を徹底しました。
地震なんて考えても
いなかった頃の遺物
置き場所を無くした土鍋や圧力鍋などの重い物は、実家から運んできた、この↓物入れに収納。
この物入れ、何だと思いますか?
リビング用のサイドボードのようにも見えますが、取っ手が下にあって不自然ですよね~?
実はこれは、食器棚やタンスの上に置く物入れです。
食器棚の上にさらに物入れを置くことにより、天井近くまで収納スペースを広げるためのものなんです。
本来は頭より上に置く収納ボードなので、手を伸ばして開けやすいよう取っ手が下についているんですね~。
これもそうです。
このタイプは取っ手部分は普通ですが、実は上部は塗装されていません。
上から見ることのない場所に置くもの。
つまり、天井近くに置く物入れなんです。
いや~。
もし落ちてきたら、なんていうことは全く考えずに置いていたんですね。
無理からぬことではあります。
なにしろ、阪神淡路大震災が起きるまで、関西で大きな地震が起きるなんて夢にも思わなかったんですから。
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関東ではよく小さい地震が起きていたので、関西の人間にとって、地震イコール関東でした。
関西はセーフだと誰もが思っていました。
地震なんて他人事だったんです。
当然、家の中の地震対策なんて考えもしませんこら、高いところに危ない物をジャンジャン置いていたんです。
この2つの収納ボードは、つい先日まで実家の食器棚と洋服ダンスの上にそれぞれ置いてあったものです。
ただでさえ背の高いタンスの上に、乗せてあるだけでした。
中に入っていたお皿ごと落ちてきたらと思うと、怖くて仕方がなかったこの収納ボード。
もらって帰って、息子の部屋のサイドボードとして使い、その中に重い物を入れることにしたんです。
台所とはちょっと離れますが、広い我が家(笑)。
3歩も歩けば台所から息子の部屋に移動できるので、使う頻度の少ない調理器具がリビングに置いてあっても不便はしていません。
費用は900円と粗大ゴミ処分代
以上がプチリフォーム『防災編』でした。
ちなみにここまでにかかった費用はというと、それが表題の、総額900円(+税)です。
ラックに置くカゴ代として、300円×3個分=900円。
でも、正確には、ダンスの処分代として、
粗大ゴミ料が1000円×2個分
かかっているので、2900円になりますね~。
そんなこんなで、『防災編』では多少費用がかかりましたが、明日の『防虫編』でかかった費用は、なんと0円です。
買い足さず、粗大ゴミ代も発生せず、純粋に私自身の工賃?だけです。
よければ明日また、その様子を覗きにきて下さいね~♪
【防虫・前編『絨毯ばりをコンクリートのうちっぱなしに』はこちら】
本日の日めくりカレンダー
1月18日(木)
『水積もりて川を成す』
昨日の阪神淡路大震災の翌日を意識した言葉でしょうか。
震災のあと、電車の窓から見る神戸はブルーシートだらけでした。
何年もかかって、徐々にブルーシートが減ってゆき、今ではこの街であんなに大きな災害があったとは信じられないまでに復興しています。
すごいです、皆の力が集まるって。