漫画『海街diary』を歩く③鎌倉旅行(長谷界隈)
漫画『海街diary』を歩く②の続き
力餅と福面まんじゅう
こんにちは、たき子です。
鎌倉旅行2日目の続編です。
極楽寺の切通しを海に向かって歩いて行くと、左手に見えてきたのが「力餅家」。
ここで是非とも買いたかったのが力餅と福面まんじゅうです。
力餅家さんは、300年以上続く老舗の和菓子店で、名物の「権五郎力餅」は、つきたての餅をこし餡でくるんだ素朴な和菓子です。
海街diaryでは三女ちかの好物。
求肥タイプなら1個から買えるし3日間日持ちがするけど、ぜひ生餅のほうを食べてみたくて生餅を購入。
10個入りか~。
晩御飯の替わりにするしかないな。
消費期限は当日だし。
(伊勢名物赤福餅に似ているけど、赤福餅より餅の弾力が強い感じの味でした)
もう一つの「福面まんじゅう」は、人形焼きのような和菓子です。
力餅家のある場所は、坂ノ下御霊神社参道で、御霊神社では9月18日に「面掛行列」というお祭りがおこなわれるのだとか。
この面掛行列のお面にちなんだ形をしているお菓子が福面まんじゅう。
海街diaryでは、3巻『陽の当たる坂道』で、すずと風太が二人で食べていますし、6巻『肩越しの雨音』と、7巻『同じ月を見ている』でも、二人が海岸に並んで座って食べている様子がえがかれているお菓子です。
ミーハー精神は大切!
ここはやっぱり、すずと風太のように海岸で食べなければ♥
というわけで、力餅と福面まんじゅうを携えて海へ。
力餅家を出た道を、海へショートカットするため右折し路地に入ったところは、坂ノ下へと出る道で、海街diary5巻『彼岸会の客』の扉絵の場所です。
海へ続く路地って好き♥
ワクワクします。
由比ヶ浜で一休み
由比ヶ浜の海岸入口。
海街diary6巻『四月になれば彼女は』などで登場する場所です。写真の方向は逆ですが。
同じく、6巻表紙にも出てくる海岸入口。
この辺りで福面まんじゅうを食べることに。
11種類のお面のうち、選んだのはおかめと爺。
この後、長谷方面へ向かう前に休憩タイム。
いいかげん、喉の乾きもMaxです。
由比ヶ浜にちょうど入ってみたかったお店が。
海街diary2巻『真昼の月』で幸ねえと朋章のおば美佐子が食事をした夕陽の見えるレストランカフェ「麻心」です。
階段を上がり店内に入ると、思ったより小ぢんまりしています。窓からの景色が最高。
自家製だという梅ドリンクで水分チャージ。
また炎天下の外へ出て、長谷を散策する元気が出てきました。
探していた日本酒ゲット!
長谷を攻める前にまずは腹ごしらえ。
こんな猛暑の日中は冷たい麺が恋しい!
ということで、ざる蕎麦とミニしらす桜えび丼定食。
長谷には、行きたいポイントがたくさんあります。
大仏
パン屋
御霊神社
海街diaryの中でたびたび登場する尾崎酒店やコロッケの美味しい肉のナカムラも長谷にある設定ですが、これらは架空のお店。
尾崎酒店のモデルになったお店がないかと思いながら、大仏のある高徳院まで行く道のりでみつけた一軒の酒屋。
吉野家酒店。
尾崎酒店のモデルというわけではなさそうだけど、いかにも昔から営業していそうな飾らない店構え。
うん、ここで聞いてみよう。
「すみません。熊澤酒造のお酒
置いてませんか?」
「えっ?熊澤酒造なんてよく知って
るね。置いてるよー」
見つけた♥
湘南最後の蔵元であり、海街diaryの「またぎ酒造」のモデルではないかと推測している熊澤酒造のお酒が見つかりました。
日本酒党の私としては、ぜひとも飲んでみたいお酒でした。
荷物になるけど、そんなのへっちゃら!
純米吟醸「鎌倉栞」の4号瓶を買い求め、ホクホク気分で大仏へ向かいました。
鎌倉の大仏さんとドイツパン
大仏のある高徳院は、海街diary4巻『聖夜に星降る』ですずと風太がデートした場所。
大仏は4巻の裏表紙にも描かれています。
おっきなわらじ!
これも『聖夜に星降る』の扉絵に出てきます。
関西で大仏といえば言わずと知れた奈良の東大寺の大仏さん。
大阪では遠足の定番です。
あの大きさを見慣れているので、大きさには驚かないけど、東大寺と違って鎌倉の大仏さんは中に入れるのが面白いですね♪
そういえば手の形も違います。
奈良の大仏さんは片手を正面にむけ、もう片方の手は空に向けているのですが、鎌倉の大仏さんは、座禅を組む時の形なんですね。
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大仏を後にし、次の目的はパン屋さんです。
海街diary7巻『同じ月を見ている』で登場する幸ねえのお気に入りの「おっもい(重い)ドイツパン」を売っているのがドイツパンのお店ベルグフェルド。
お店はすぐ見つかりましたが、お目当てのおっもいドイツパン、どれかわかるかなあ。
これ!
一目でわかりました。
絶対これに違いない。
黒くてずっしりしたドイツパン。
プンパニッケルという、ライ麦70%のドイツパンです。
薄くスライスされています。
ハムやチーズなどの愛称抜群だそう。
2日目のラストは御霊神社
力餅、酒、おっもいパン。
買い出しのおばちゃんみたいに、ずっしりしてきました。
でもまだ長谷でぜひとも行っておかなければならない場所が残されています。
それが、御霊神社(権五郎神社)。
海街diaryで度々登場する神社です。
2巻『桜の花の満開の下』で、すずと風太と病気で片足を切断したサッカーチームの裕也が立ち寄っています。
御霊神社で9月18日に行われる面掛け行列の様子も3巻『止まった時計』、4巻『帰れない ふたり』で描かれています。
また、御霊神社は、ラヴァーズ・キス『好きやねん』で鷺沢と緒方が一番ゼミの鳴き声を聞いた場所でもあり、物語の要所要所で登場する神社なんです。
江の電のすぐ脇に神社の鳥居が。
踏み切り越しでないと撮影できないくらいの近さです。
境内は木々が生い茂り、濃い影を作っています。
少し陽も傾きはじめたばかりですが、猛暑の中あるきまわってぐったりだし、荷物は重いし、宿に戻ることに。
長谷駅から江の電へ乗り込み、長谷界隈を後にしました。
【④材木座~和田塚~佐助~鎌倉宮に続く】
この他の漫画『海街diary』を歩くはこちら
【①江ノ島~七里ヶ浜】
【②江の電~稲村ヶ崎~極楽寺】
【⑤鎌倉駅周辺】

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力餅と福面まんじゅう
こんにちは、たき子です。
鎌倉旅行2日目の続編です。
極楽寺の切通しを海に向かって歩いて行くと、左手に見えてきたのが「力餅家」。
ここで是非とも買いたかったのが力餅と福面まんじゅうです。
力餅家さんは、300年以上続く老舗の和菓子店で、名物の「権五郎力餅」は、つきたての餅をこし餡でくるんだ素朴な和菓子です。
海街diaryでは三女ちかの好物。
求肥タイプなら1個から買えるし3日間日持ちがするけど、ぜひ生餅のほうを食べてみたくて生餅を購入。
10個入りか~。
晩御飯の替わりにするしかないな。
消費期限は当日だし。
(伊勢名物赤福餅に似ているけど、赤福餅より餅の弾力が強い感じの味でした)
もう一つの「福面まんじゅう」は、人形焼きのような和菓子です。
力餅家のある場所は、坂ノ下御霊神社参道で、御霊神社では9月18日に「面掛行列」というお祭りがおこなわれるのだとか。
この面掛行列のお面にちなんだ形をしているお菓子が福面まんじゅう。
海街diaryでは、3巻『陽の当たる坂道』で、すずと風太が二人で食べていますし、6巻『肩越しの雨音』と、7巻『同じ月を見ている』でも、二人が海岸に並んで座って食べている様子がえがかれているお菓子です。
ミーハー精神は大切!
ここはやっぱり、すずと風太のように海岸で食べなければ♥
というわけで、力餅と福面まんじゅうを携えて海へ。
力餅家を出た道を、海へショートカットするため右折し路地に入ったところは、坂ノ下へと出る道で、海街diary5巻『彼岸会の客』の扉絵の場所です。
海へ続く路地って好き♥
ワクワクします。
由比ヶ浜で一休み
由比ヶ浜の海岸入口。
海街diary6巻『四月になれば彼女は』などで登場する場所です。写真の方向は逆ですが。
同じく、6巻表紙にも出てくる海岸入口。
この辺りで福面まんじゅうを食べることに。
11種類のお面のうち、選んだのはおかめと爺。
この後、長谷方面へ向かう前に休憩タイム。
いいかげん、喉の乾きもMaxです。
由比ヶ浜にちょうど入ってみたかったお店が。
海街diary2巻『真昼の月』で幸ねえと朋章のおば美佐子が食事をした夕陽の見えるレストランカフェ「麻心」です。
階段を上がり店内に入ると、思ったより小ぢんまりしています。窓からの景色が最高。
自家製だという梅ドリンクで水分チャージ。
また炎天下の外へ出て、長谷を散策する元気が出てきました。
探していた日本酒ゲット!
長谷を攻める前にまずは腹ごしらえ。
こんな猛暑の日中は冷たい麺が恋しい!
ということで、ざる蕎麦とミニしらす桜えび丼定食。
長谷には、行きたいポイントがたくさんあります。
大仏
パン屋
御霊神社
海街diaryの中でたびたび登場する尾崎酒店やコロッケの美味しい肉のナカムラも長谷にある設定ですが、これらは架空のお店。
尾崎酒店のモデルになったお店がないかと思いながら、大仏のある高徳院まで行く道のりでみつけた一軒の酒屋。
吉野家酒店。
尾崎酒店のモデルというわけではなさそうだけど、いかにも昔から営業していそうな飾らない店構え。
うん、ここで聞いてみよう。
「すみません。熊澤酒造のお酒
置いてませんか?」
「えっ?熊澤酒造なんてよく知って
るね。置いてるよー」
見つけた♥
湘南最後の蔵元であり、海街diaryの「またぎ酒造」のモデルではないかと推測している熊澤酒造のお酒が見つかりました。
日本酒党の私としては、ぜひとも飲んでみたいお酒でした。
荷物になるけど、そんなのへっちゃら!
純米吟醸「鎌倉栞」の4号瓶を買い求め、ホクホク気分で大仏へ向かいました。
鎌倉の大仏さんとドイツパン
大仏のある高徳院は、海街diary4巻『聖夜に星降る』ですずと風太がデートした場所。
大仏は4巻の裏表紙にも描かれています。
おっきなわらじ!
これも『聖夜に星降る』の扉絵に出てきます。
関西で大仏といえば言わずと知れた奈良の東大寺の大仏さん。
大阪では遠足の定番です。
あの大きさを見慣れているので、大きさには驚かないけど、東大寺と違って鎌倉の大仏さんは中に入れるのが面白いですね♪
そういえば手の形も違います。
奈良の大仏さんは片手を正面にむけ、もう片方の手は空に向けているのですが、鎌倉の大仏さんは、座禅を組む時の形なんですね。
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大仏を後にし、次の目的はパン屋さんです。
海街diary7巻『同じ月を見ている』で登場する幸ねえのお気に入りの「おっもい(重い)ドイツパン」を売っているのがドイツパンのお店ベルグフェルド。
お店はすぐ見つかりましたが、お目当てのおっもいドイツパン、どれかわかるかなあ。
これ!
一目でわかりました。
絶対これに違いない。
黒くてずっしりしたドイツパン。
プンパニッケルという、ライ麦70%のドイツパンです。
薄くスライスされています。
ハムやチーズなどの愛称抜群だそう。
2日目のラストは御霊神社
力餅、酒、おっもいパン。
買い出しのおばちゃんみたいに、ずっしりしてきました。
でもまだ長谷でぜひとも行っておかなければならない場所が残されています。
それが、御霊神社(権五郎神社)。
海街diaryで度々登場する神社です。
2巻『桜の花の満開の下』で、すずと風太と病気で片足を切断したサッカーチームの裕也が立ち寄っています。
御霊神社で9月18日に行われる面掛け行列の様子も3巻『止まった時計』、4巻『帰れない ふたり』で描かれています。
また、御霊神社は、ラヴァーズ・キス『好きやねん』で鷺沢と緒方が一番ゼミの鳴き声を聞いた場所でもあり、物語の要所要所で登場する神社なんです。
江の電のすぐ脇に神社の鳥居が。
踏み切り越しでないと撮影できないくらいの近さです。
境内は木々が生い茂り、濃い影を作っています。
少し陽も傾きはじめたばかりですが、猛暑の中あるきまわってぐったりだし、荷物は重いし、宿に戻ることに。
長谷駅から江の電へ乗り込み、長谷界隈を後にしました。
【④材木座~和田塚~佐助~鎌倉宮に続く】
この他の漫画『海街diary』を歩くはこちら
【①江ノ島~七里ヶ浜】
【②江の電~稲村ヶ崎~極楽寺】
【⑤鎌倉駅周辺】

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